狛犬と キツネの違い 首傾げ 深い意味など 無いというかな
散歩の途中に近所の神社に立ち寄ると、首をかしげている人がいる。それは神社の中にある小さな社の前だ。「不思議だなぁ。なぜだろう」明らかに声に出して呟くから、気になって仕方がない。
「あ、あのう」気が付いたら見知らぬ人なのに声をかけてしまった。相手はそれを聞いて少々驚きの表情をする。「え?は、はあ?」
「あ、あのう、不思議というのは」正直な疑問を声を出した。でなければ意味がない。
すると、相手は嬉しそうな表情になる。結局は聞いてほしかったのだろう。その人が言うには、稲荷神社の社殿の左右にいるのは普通はキツネなのに狛犬がいることが不思議だというのだ。そんなことを言われてもわからなかった。そもそも考えてもいなかったからだ。
もちろん知らないから答えなど出せない。ただ「さあ、何か意味があるんでしょうかねえ」とだけ答えた。
その人は、もう一度首をかしげながら、「うーん」とうなっている。果たして答えが出るものかどうか、それもわからない。
狛犬と キツネの違い 首傾げ 深い意味など 無いというかな
(こまいぬと きつねのちがい くびかしげ ふかいいみなど ないというかな)
本日の記事「河内長野市の西代神社の狛犬」を参考にしました。
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