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地車の 彫を楽しむ 冬日和 歴史のことを 立体で示し

秋祭りでは豪快に町中を練り歩く地車。多くの人はその動きを楽しんでいるが、中にはそこに施されている彫り物に魅せられた者もいる。「動く芸術作品」と言っていい地車の彫物。そこには彫師がいて時間をかけてひとつの板を立体的に彫り上げていく。指一本折れても台無しになる精巧な造形美。そしてモチーフとなった歴史的人物もそして跨っている馬も表情が鋭い。本当ににらみつけているように、どうやって彫れるのか不思議なのだ。まだ寒い冬だから秋祭りまでは半年以上先である。だが、次の秋祭りを見るときには、また違った目で地車を眺めることになるだろう。

地車の 彫を楽しむ 冬日和 歴史のことを 立体で示し
(だんじりの ほりをたのしむ ふゆびより れきしのことを りったいでしめし)

本日の記事「南河内唯一の地車彫師」を参考にしました。

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