吊り橋の 名が侍と 知る前に スリル味わい 絶景楽し
周りが山に囲まれた谷、そこには吊り橋がかかっていた。車はもちろんバイクなども通れそうになく、歩行者専用の橋のようである。吊り橋なので途中に橋げたがない。渡り始めると橋が揺れる。しっかりとしたワイヤーと金属製の新しい橋だから万一という事はないだろう。けれどわずかなタイミングで横揺れがあれば、若干のスリルが味わえるのだ。
だが、スリルだけではない。橋の中央付近からは絶景が見られる。他の橋と違い、谷底との距離もある吊り橋だからこそ楽しめるのだ。暫く絶景を眺めていた。だがやはり揺れを感じるので、対岸まで急いだ。
対岸に到着する。ここで橋の名前を知った。「侍橋」と書いてある。侍の橋の意味はわからないが、スリルと絶景が楽しめたから橋の名前はどうでもよかった。
吊り橋の 名が侍と 知る前に スリル味わい 絶景楽し
(つりばしの ながさむらいと しるまえに すりるあじわい ぜっけいたのし)
今日の記事「河内長野滝畑の新侍橋」を参考にしました。