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千年の 続く歴史を 体感し 縄の力で 神が渡りし

科学的には証明できないことがあるのが、新年かもしれない。冷静に考えれば初詣だってそうなのだ。今年も山で囲まれた町の更に山奥の奥で、1000年続く恒例行事が始まろうとしていた。

稲わらを編んで作られる縄。朝から数時間かけて作られる縄は蛇がとぐろを巻いているようである。今年は巳年だ。だから余計にそう感じる。この後神社での儀式を得て、縄が谷筋にかけられるのだ。

谷に決められた大木があり、それに縄が括り付けられる。こうして谷に作ったばかりの縄がかけられた。1000年前に谷の先に神の御魂を渡らせる時からの習わしは今もなお、続けられる。誰ひとりとしてこの行為が、科学的には証明されていないから非現実的で無意味などとは思っていない。

千年の 続く歴史を 体感し 縄の力で 神が渡りし
(せんねんの つづくれきしを たいかんし なわのちからで かみがわたりし)

本日の記事「河内長野市の天野山金剛寺が映画のロケ地に」を参考にしました。

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