
冬の夜に 列車からも 輝いて 企業イルミ 今年もキレイ
すっかり暗くなったが、時計をみてもまだ午後6時になっていない。数か月前の夏の暑さで疲弊していた時には午後7時を過ぎても明るいのに、対照的に寒さにおびえる冬になるとこうも暗くなるのが早くなるのかと、車窓を見てため息をつく。なぜならば都会の真ん中であれば夜になっても深夜になるまでネオン輝く明るさがある。だがここは違う。間近に山が迫った田舎の入り口である。山の形も目の前の刈取りも終わった田んぼも暗闇と同化したら暗闇しか見えないのだ。

「あ。」思わず口に出しそうで口をつぐむ。駅に入る直前に輝く光、建物の照明とは違う、イルミネーションだ。一瞬だがイルミが見えると降りるべき駅がすぐそばである。まあ、冬の楽しみと言えばこれがあった。企業の敷地内で行われるイルミネーション。今度はその現場を見に行こうと思った。

冬の夜に 列車からも 輝いて 企業イルミ 今年もキレイ
(ふゆのよに れっしゃからも かがやいて きぎょういるみ ことしもきれい)
本日の記事「河内長野東尾メックのイルミネーション」を参考にしました。
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