宣伝に 使わぬ幕は 謎に満ち あえて描くは 地域の夢か
今までなかった横断幕を縦にした懸垂幕。無い時と比べて華やかだ。ここはスーパーマーケットである。スーパーマーケットの懸垂幕であれば、普通は宣伝に使う。例えば〇曜日は1割引きだとか、スーパーと一緒に入居しているテナントのことを記載するもの。だがそのような記載はなく、ただ緑を主体とした複雑なデザインの文様が並んでいるだけだ。一体どういうことか?謎である。首をかしげてその日はスーパーの買い物を済ませた。
後日どうしても気になったので、スーパーの懸垂幕について調べてみる。するとようやく情報が出てきた。なるほど、地域の人がみんなで描いた絵だという。つまり地域の夢が詰まったものだったのだ。スーパーのある地域に住んでおらず、少し離れた所に住んでいたから気づかなかったが、そんな懸垂幕を垂らすスーパーはなんと粋な計らいかと思った。
宣伝に 使わぬ幕は 謎に満ち あえて描くは 地域の夢か
(せんでんに つかわぬまくは なぞにみち あえてえがくは ちいきのゆめか)
今日の記事「イズミヤ河内長野店の懸垂幕」を参考にしました。