スタンプを スマホに忍ばせ 歩く日の スポット周り 秋の兆しか
バスを降りた。今日は市内にあるデジタルスタンプを集める日に費やした。中世の縁がありそうなスポットを回るが、歩いてはとても無理だ。9月に入っても残暑は侮れない。
だからバスを使う。幸いにも1日乗り放題のバスのチケットがある。それをうまく利用してバスを使う。バス会社が青ざめるかもしれないほどの回数のバスを乗る。乗り放題とはそういう契約なのだ。
とはいえ、ルート上では山道のようなところを歩くともある。それはわかっていたし、そのルートは未知の場所ではない。だがこの時期の山の中、メマトイいと呼ばれる小さな虫が襲ってくる。彼らは目を狙う。別に人への攻撃というつもりではない。おそらく目の中に水が溜まっているからそれを狙うらしい。
メマトイはうっとうしいが、ハンカチを振り回しながら避けて山道を歩く。それ以外の問題以外は楽勝だ。歩いているのは勾配のほとんどないハイキング道。そのうえ山の中では残暑の日差しも遮ってくれる。
こうして無事に目的地に到着した。まだまだ夏の新緑に覆われているが、間もなく秋が深まれば、この緑は紅葉に染まった美しい様子に様変わりする。何しろここは紅葉の名所だ。そしたら、スタンプが反応したデジタルスタンプは電波でスマホに忍ばせた電子カードにまたひとつスタンプを押してくれた。
スタンプを スマホに忍ばせ 歩く日の スポット周り 秋の兆しか
(いてんごも はしるすがたに かんどうが しんてんちにて あいされるぞう)
今日の記事「河内長野のデジタルスタンプラリー」を参考にしました。
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