強くなったよ、あたし。〜性欲を向けさせない身体〜
過去のことを急に思い出して取り乱すことは今もあるけど、わたしはたぶんこの人生では二度と性犯罪には遭わないし、性暴力には晒されない。
今日の勤務場所は解体現場で、
すでに廃墟になったビルを
4人の屈強な男たちが破壊している。
全員、外国人で、
言葉はカタコトでしか交わせない。
わたしはそこの入口に立って
見守ってるのがきょうの仕事。
身長はさすがに大きな差は出ないけど、
体格なんか、
こいつら、
あたしの軽く2倍くらいはあるよ!?
体重も、そのくらいの差はありそう。
以前だったら、
デカくて凶暴そうで言葉も通じないオトコが
4人も揃っていたら、
それだけですごく怖かった。
わたしに何の関係もなくても関係なく。
それが今では、
いっしょに勤務してても
ぜんぜん怖くない。
いや、
腕力では勝てないのは
変わってないだろうよ。
それに、
いくらなんでも
(お互い身元を会社に届けてしまっているので)
仕事中に襲ってくる馬鹿はいないのも
まぁ事実だろう。
でもさ、
そういう問題じゃなくて。
なんていうか、
『こいつら、あたしの人生には関係ない』
って、はっきりわかる。
って、言ったらいいかな??
個別の人間関係でいえば、
男性特有のイライラを見た時に、
いたたまれなくなって媚びてしまうのは、
危険。
良い事をしたつもりでも、
その『媚びる』動作によって、
不必要な『絆』ができてしまい、
相手が異常なほど怒りだしたら、
こちらも異常なほど媚びるしかなくなって、
その状態で
性欲を向けられたら、
けっきょく応えるしかなくなってしまう。
そうしたカラクリが、
いまでは、はっきりと、わかるのだ。
うーん。
あんまり言いたくないが、父親が怒り出すと母親が怯えてしまって慌てだして。なぜかわたしに意味不明な謝罪をさせて、罰を受けるように仕向け、わたしを『売り飛ばす』ことによって自分の身を守る、ということを母親は平気でやっていた。
わたしからすれば、母親は勝手にわたしを所有していて勝手に売り飛ばす身勝手な存在。父親はそもそもコミュニケーション不能な赤の他人。そんな認識しか持ったことがないので。まぁ両親と縁を切るのは必然だったと思う。
社会的客観的なものよりも、
主観的で感情的な絆のほうが、
人間関係に影響する。
ふつうに考えたら、
単にいっしょに仕事するだけの相手でもね。
相手の感情に自分が反応する、
ということを繰り返していると、
いつのまにか、
害にしかならない、
まちがった『絆』ができてしまい、
その状態で
性欲を向けられてしまうと、
断わるのが難しい。
というか、
まるで操られるように、
応じさせられてしまう。
そこらへんの人間の感情の仕組みについて、
いまでは、かなりはっきりと。
まるで『目に見えている』かのように、
理解できている。
つまりね、
わかりやすく要約すると、
男性がイライラや怒りをあらわにしたときに
それに反応して、
媚びたり怯えたりしていると、
そこに『絆』ができてしまって、
性欲を向けられる可能性も増えるし、
断わるのも難しくなるよ、
ということです。
そうしたカラクリを知ってしまった今では
わたしは絶対に、
他人の感情には、
歩調を合わせない。
ああ、
これは
逆バージョンもあるね。
誰かと仲良くなりたいなら、
相手の感情パターンに
自分もぴったり寄り添えばよいのだ。
そうすれば
親密度はあがる。
これって、
恋愛の極意かもね💕💕
次にね。
見ず知らずの他人からいきなり襲われる可能性について言えば。
なんていうのかな、
世界そのものが
自分に向けてなだれ込んで来る感覚。
しかも、そのことを恐れている感じ。
そーゆーのって、無いですか??
その感覚が無くなれば、
赤の他人が自分に向けて
『なだれ込んでくる』
可能性も、無くなります。
こーゆーのって、
自分の人生が終わるまでは、
可能性じたいはゼロにはならないけど。
実際のわたしは、
道を歩いているときは、
すぐに背後を振り返る人で、
かかとの高い靴は絶対に履かないタイプ
ですけど。
なので、警戒心ありまくり、といえば、
そのとおりなんですけど。
でも、
感覚的な実感として。
『世界が自分に向けてなだれ込んでくる』
ということの恐怖感が無くなってから、
なんか、
安全と安心を
信じられるようになりました。
あえて、理屈をいうなら、
加害者だって逮捕リスクを背負っていて、
そのことを恐れているはずだから。
そいつ自身が、
『正しく恐怖心を発動する』
ように仕向ければ、
それだけで、撃退できるよ!?
って思います。
(※見ず知らずの他人からの性暴力は、わたし自身は体験したことがないので、怖がらないのは実体験がないから、と言われればそのとおりですが)
屈強な、
あたしのことなど片腕で持ち上げてしまいそうな
男たち4人と
1日いっしょに勤務して。
まったく恐れることもなければ、
彼らの感情に合わせようともしない
自分自身を見て。
きょうは、
こんなことを考えて
すごしました。
セクハラ被害にも、
たぶん二度と遭わないと
思います💕
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