いっしょに食卓を囲んでくれる男性
昨日、風邪ひいて寝ていたらね、
あたし、そーゆーときは断食が基本なんだけど。
『ミミィ!肉じゃが作ったぞ!食え!!』
彼が食事を作ってくれた。
きょう起きてみたら、
なぜか朝食ができていて、
ご飯とお味噌汁と目玉焼き
一汁一菜ってこれか??!?
食べ終わったら、
彼が駅まで送ってくれて、
あたしは予定どおり東京へ。
帰ってきたら、
彼が駅まで迎えに来てくれて、
この時間はもぅバスが無いので、
タクシー代を考えれば、
ちょっとお高いレストランで
おふたり様でもじゅうぶん釣り合う。
と、思ったら、
家に食事用意してあるっていうのよ?!
1月3日に買ってきたお餅の残りでお雑煮、昨日の食材の残りで野菜炒め、デザートはいちご(福岡のあまおう)で、飲み物はコカコーラ。
わたしたちの寮に台所はあるけど、
ちょっと狭くてテーブルが無い。
それで2階の部屋で食べようってことになって、
あたしの部屋はベッドと執務机しかないので、彼の部屋にお邪魔してふたりでお食事。
2日間で3回、
彼の部屋のちいさなテーブルを囲んで、
ちいさな団欒。
飲食店は別にして、
家で手料理を作って食卓を囲むことじたい、あたしには初めての体験なのです。
ひとり暮らしだった頃、
食事は自炊といえば自炊だったけど、
調理する手間さえ面倒で、
食材をそのまま食べていた。
(↑どんだけ食事キライなんだ??)
豆腐とか納豆とかタマゴとか
食材のまま食べれる食品はけっこうあるからね。
だから、
正真正銘
『家で手料理を食べる』
ということじたい初めての体験で、
まーちょっとどぅかしてる人生を歩んできたと自分でも思うけど。
身近な男性に手料理を振る舞ってもらって、いたく感激した。
本音をいえば、
飲食店に出入りするより、
自宅で食べられるなら、
そちらのほうがよほど良いのです。
単純に、外出時間を減らして
睡眠時間に充てられる、
ということだけでも。
不思議なことに、
あたしは鍋や食器を洗うのを
まったく苦にしない性質なので。
彼が手料理を作ってくれて、
あたしが後片付け。
というパターンが
いつのまにか確立されてしまって、
ますます夫婦生活か父娘生活みたくなってきましたね。
♡♡
♡♡
同じ家に住んでいると、
睡眠中、
彼の想念をあたしは拾う。
贖罪、
という声がいつも聴こえてくるので、
あーいつかの恩返しなんだろうな、
と思っていた。
あたしが彼の生活費を何の疑問もなく負担しているのは、きっといつかの恩返しなのだろうと。
けど、
きょう食卓を囲んだときに聞いた話からすると、むしろこういうことらしい。
彼が若い頃、女の子たちにやらかしてきたことへの贖罪──────。
出会ったその日から
『ミミィ!』って呼び捨てで、
え?なにげに下の名前呼び捨てにされるの初めてなんだけど💦
それを平然と受け入れさせちゃうくらい
女の扱いに慣れている印象。
やっぱり、
若い頃から、ずっとずっとモテまくりだったんだね?!
きょうは彼が、
若い頃の思い出をポツポツと語ってくれて、
そこからしみじみと滲み出てくる感情が
後悔だったりして。
あぁ、そうなのか。
若気の至りの苦い思い出があるから、
いま、若い女の子に会ったら優しくしようって心に決めてるんだ。
お金のことは、
彼にとっては不可抗力。
でも、
それ以外のところでは、
UFOキャッチャーでぬいぐるみ獲ってきてプレゼントしてくれたり、
ダイソーで折り紙を買って、
何をするのかと思ったら、
折り紙で花を作ってプレゼントしてくれたり。
きのう、きょうは、
手料理を作って振る舞ってくれて。
あたしの生い立ちからすると、
高価なプレゼントよりも、
手料理つくって食卓を囲むほうが
はるかに強いしあわせ感。
雰囲気からも人柄からも分かるとおり
彼には強烈な女性遍歴があって。
“現役時代”に付き合っていた女性たちの
ほとんど娘のような年代のあたしが、
もしかすると、
彼の生涯さいごの女。
“娘のように”大事にされて、
最後まであたしには
手を出してこない可能性─────。
縁ってなんなんだろうね?
巡り合わせって、
なんなんだろうね??
🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤
#人生ってなんだろう
#生きるってなんだろう
#女性遍歴
#夫婦生活
#父娘生活
#贖罪
#ミミィたんの身の上話
#ミミィたんの打ち明け話