君と死にまつわる話がしたい。
君は今まで死にたいと思ったことはありますか。
僕は時々夢を見ます。
あの時、あの教室の、あの席で、あの子から言われた、あの言葉です。
もう数年経っているのに、やけに鮮明に耳に響きます。
今でも心臓にズンと大きく響きます。
その夢を見た朝は、一瞬セーラー服のリボンの結び方が頭を掠めます。
私は今でも、君にその子の影を重ねます。
君がいつ、その笑顔を剥がすかに怯えています。
君がいつか、私に同じセリフを吐くことを、
心のどこかで、なぜか期待をしています。
そうなることが世界の理で