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2023/11/23
「私が1番ダメなんだから、当たり前だ。」
私の自己否定はリストカットと同じだった。心に無理矢理傷をつけて、そこから血が流れるのを見て、「ああ、生きてる」と生の実感を覚えた。まだ自分は感情を失っていないと、確認する方法だった。傷ついた自分は何よりも美しくて、血まみれになった心は何よりも自分の愚を象徴していた。
その美しさに取り憑かれた私は、自己否定をやめられなくなった。いくら辛い状況に置かれ
高校を辞めた私が学生生活でやりたかった50のこと
はじめに
高校を辞めています。
中高一貫校でそれなりの成績でしたが、中学3年生の時重い精神疾患を宣告され、学校に行くことができなくなり、いじめに遭ってそのまま自主退学しました。通信制高校で高校の卒業単位をとった後、浪人をしています。通信制高校で友達と深く関わり、今でもとても仲良くしている、なんて人はいません。高校の時、私はずっとひとりぼっちでした。
これは、私がもし病気にならなくて、かつての健康
学生お笑いを見ると決めた日
きっかけは友人がお笑いサークルに入ったという話だった。元々お笑いが好きなのもあったし、その友人が舞台に立っているところを見たいという思いから、気づけば下北沢の小さな劇場の下手側3列目に座っていた。
正直、ずっとプロのお笑いを応援したり生で見てきたから、そんなに期待はしてなかった。本当にただ、友人の姿が見たいというだけで行った。しかし、私はそこで「面白さ」では包括できない大きな感情に飲まれそう