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【凄まじい行動力】言い訳はいらない

どうも、読書研究家のゆうです。

今回ご紹介する本は上岡正明さんが贈る
「年収1億円になる人は、『これ』しかやらない」です。

簡単な要約


約1000人の経営者やアスリートの行動を分析し、気づいた正しい成功法則を語る上岡氏。生まれ持った才能や能力より、お金を稼ぐには、行動の差によって大きく結果が変わっていくと主張。特段、能力が高かったわけではない筆者は、「能力がない自分が成功するなんて絶対に無理だ」と卑屈で中学生の頃には家出を繰り返していました。そんな彼が多くの成功者に出会い、「圧倒的な行動力」によって人生が一変するのでした。


根源、すべては「行動」にある


著者は生まれてすぐに母親を失くし、大学受験では失敗し、人生に対してどこか冷めたような人間でした。しかし、年収1億円以上を稼ぐ経営者との出会いの中で、学歴がなかったり、家庭は貧しくとも、そのハンデや逆境を乗り越えて成功した人が大勢いることに気づくのでした。

では、大きな成果を上げる人とくすぶっている人との差は、一体どこにあるのでしょうか。上岡氏は大学院で神経脳科学を専門として、学会等で研究を行いながら、その答えを探し続けました。

脳と成功の法則について色々と調べた結果、わかったことがあります。すべては「行動」にあると。

「年収1億円になる人は、『これ』しかやらない」

具体的には、行動の源となる「知識と習慣」そして、その「仕組み作り」が何よりも大事だということです。

凄まじいまでの行動力


行動すること。そんなの当たり前じゃないかと思うかもしれません。しかし、思い返してみてください。会社の先輩に教えてもらったこと、セミナーでの学び、何十冊と読んできた書籍から知識やノウハウを吸収して、それは実際の生活に活かせているでしょうか。行動に繋げられているでしょうか。インプットばかりでやったつもりになっていることはないでしょうか。

行動しなければ、インプットが正しいか、自分に合っているか検証もできません。

「年収1億円になる人は、『これ』しかやらない」

上岡氏が出会って成功した経営者やアスリートには共通する点があることに気づきました。それは「凄まじいまでの行動力」です。知識を取り入れ、実践して、検証して、変化を加えて、その行動を繰り返すのです。筆者は「インプット地獄」に陥って行動した気になっている人があまりに多いと言っています。

また、上岡氏は行動の大切さを教えてくれる著書として、「カリスマ体育教師の常勝教育」を紹介しています。本書では、大阪の荒れた公立中学から7年間で13回もの陸上日本一を生んだカリスマ体育教師・原田隆史が登場し、「ち密な目標設定」「マジメを教える態度 教育」「できることの継続」の3つの教育を解説しています。

原田先生は「本気で教育すれば、どんな子供でも必ず変われる」と言っています。

「年収1億円になる人は、『これ』しかやらない」

貧しい境遇や障害、病気と闘い苦しい環境で育った人でも、それで人生が全て決まってしまうわけではありません。行動の一歩で可能性は無限大。それは子供でも大人でも関係ないのです。

成功者をとことんマネるだけ!


成功者は小さな行動を大切にします

よく最初の一歩が大事と言われますが、億を稼ぐ人たちはその一歩は大きな一歩、大きな行動である必要はないと言います。宝くじや詐欺は一発逆転の発想で、1日で大きな報酬を得ますが、収入を着実に上げていくには日々のコツコツとした地道な努力が求められるのです。

できないことではなく、できることを続ける

成功する力を強化するには、困難に打ち勝つのではなく、今できることを継続して強くなります。

「年収1億円になる人は、『これ』しかやらない」

筆者は難しいことを成し遂げろと言っているわけではありません。東大に行け、1ヶ月に10キロ痩せろ、将来は医者になれなど無理難題を押し付けているわけでもありません。

できること、例えば英語が好きなら毎日10分英会話の練習をする、走ることが得意なら毎朝30分ジョギングする、朝が強いなら6時に起きて資格の勉強をするなど、あなたのできることはいくつもあると思います。そんな、できることを続けていくことで大きな自信に繋がるはずです。

セミナーに行く時間があれば「動け」

書籍やセミナーからは沢山の知識はもちろん、やる気も貰えます。しかし、翌日になるとやる気を忘れ、いつもの生活に戻っているという経験があるのではないでしょうか。

著者がオススメするのは、思考停止するということです。思考停止、何も考えずに教えてもらったら即座に実行してみる。やった後から考えればいいのです。友達からノートの取り方を教えてもらったら実際にその日に蛍光ペンを塗ってみるのです、上司からマネージメントの本を紹介してもらったら、その場で買う、それぐらいの勢いでいいと思います。

成功も失敗も行動からしか生まれません。失敗も間違いではありません、あなたの立派な財産です。成功や失敗から経験値を積みましょう。

プランを省き行動したら、人気Youtuberになれた

計画を立てずに、著者が開発した次のメゾットを実践することで登録者20万人のユーチューバーになれたと言います。長くなるので、この記事では簡潔にそのメゾットを説明しますが、具体的にどのように人気Youtuberに戦略的になれたのかは本書から確認できます。このメゾットのことを「着手点スピードサイクル・メソッド」と呼んでいます。

▶︎スピードサイクル・メソッドの概要
🍔ハンバーガーショップ出店のケース
ステップ1 ライバル調査
(他店の価格、メニューを分析)
ステップ2 最初の着手点を決める
(他店を参考に低価格帯メニューを展開)
ステップ3 模範行動
(他店のやり方を真似る)
ステップ4 検証のための行動
(売上データを検証・比較)
ステップ5 次の着手点を決める
(高価格帯路線にシフト)
ステップ6 オリジナル行動
(高級バーガーを開発)

「年収1億円になる人は、『これ』しかやらない」

「ゆっくり改善」では生き残れない


厳しい世界かもしれませんが、年収1億円を超える人は行動したら、やりっぱなしにはせず、トライ&エラーの改善を繰り返します。また行動した瞬間から改善策を考えると言うのです。行動と改善を同時に行うなんて、ちょっと意味がわからないかもしれません。

しかし、成功している経営者は、実際に行動してから、ゆっくりと改善するというプロセスを踏まないのです。

それほど、ゆるい世界ではないのです。ですが、わたしの尊敬する松下幸之助氏はこう言います「焦らず、あわてず、諦めず」と。目標に向かって粘り強く努力し続けることで目的を達成できるのです。何事も、雲の上の人の話を聞くと、気持ちが引き締まりますが、焦らないことが大切です。

行動して、改善する。シンプルなことです。これを繰り返していけば、嫌でも頭の中でいつしか改善策が思い浮かぶようになる気がします。間違っているかもしれませんが、それほど、続けていけば、特化し周りができないことができるようになってくるものなのです。まずは難しいことではなく、できることから始めていきましょう。

まとめと感想


いかがだったでしょうか。嫌というほど、「行動」の重要性について説いていたと思います。わたしが思うには、著者である上岡氏は、幼い頃に母親を亡くし、若い頃には苦しい学生代を過ごしています。そんな境遇から、ひとりでも多くの人に豊かな人生、成功してもらいたいと願って、本書を上梓したのだと思います。

脳科学的に成功するには行動が最重要、できる人は凄まじく行動している、できないことより「できること」から始める、行動しながら改善策を考えるなどの内容がまとめられていました。1つでも今日から取り入れて行動したいと思えたことはあったでしょうか。

本書は8章から成る構成で執筆されているのですが、今記事では2つの章から気になる節を抜き出して、まとめてみました。

気になった章とタイトル


今回は紹介できなかったのですが、第1章の「9割アウトプット」、第4章の「意識の1点集中」、同じく第4章の「死ぬまで勉強と気づくと、人生は好転する」、第5章の「大金持ち=1点集中で、最初の勝ちにとことんこだわる」が有益で面白かったです。

「年収1億円になる人は、『これ』しかやらない」(参考までに)


最後は参考までに、本書の章を紹介しておきます。

第1章 成功者をとことんマネるだけ!
第2章 お金持ちは、時間に好かれている!
第3章 年収1億円プレイヤーはいつもご機嫌!
第4章 お金持ちは、何度倒れても立ち上がるメンタルおばけ!
第5章 年収2000万円の壁を越えろ!
第6章 お金持ちは、なぜ仕事が速いのか?
第7章 お金持ちは、自分を疲弊させずに稼ぐプロ
第8章 トップ1%のお金持ちが実践する「神ルール20」

「年収1億円になる人は、『これ』しかやらない」



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ゆう@広島から知識を届ける
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