舞妓さんと記念撮影でドキドキ。感動と驚きの宿泊体験を【リッチモンドホテル紹介】
——愛知から京都は、遠いようで近いらしい。
そう語るのは、我が夫である。ロマンチストみたいな発言だが、おそらく人一倍フットワークが軽いのだと思う。
「そうだ、京都へ行こうと思って」
まるでスーパーに買い忘れた大根を買いに行くようなノリで、いつも夫から京都観光に誘われる。京都に宿泊する時は、基本的に夫が思いついたタイミング(思いつき)による。
京都旅行は、夫が行きたいと感じるタイミングで決まるので、準備は直前に行うことが多い。
もはや我が家にとって、京都は近所みたいだ。
そんな私たちはここ最近、京都に行く際に必ず利用しているホテルがある。それは、リッチモンドホテルグループのホテルだ。
京都にあるリッチモンドのホテルは、以下の2カ所である。
・リッチモンドホテルプレミア京都駅前
・リッチモンドホテルプレミア京都四条
いずれのホテルも宿泊したことがあるが、まず驚くのがエントランスやロビーの豪華さ。
煌びやかというより、デザイン性が高く、クールでモダンといったところだろうか。どこを切り取っても、絵になりそう。特別な技術がなくても(もちろん、技術があるに越したことはないが)、インスタなどのSNSで映える写真を撮影できる気がする。
たとえば、京都駅前にある「リッチモンドホテルプレミア京都駅前には、和傘などが飾られた赴きのある中庭がある。
私が訪れた時は夏場だったこともあり、風鈴が飾られていた。夜に撮影すると、ライトに照らされた風鈴がキラキラと瞬いて、まるで宝石みたい。お昼、夜で違った景色を感じられるのも魅力だと感じた。
リッチモンドホテルプレミア京都四条は、公式サイトによると「京都の奥行き」をイメージしてロビーのデザインを行なっているらしい。
京都四条のホテルにも中庭があり、そこから光が差し込む設計になっている。奥行きが感じられるので、ロビーの広さ以上に「広い」と感じる気がした。
「リッチモンドホテルプレミア京都四条」では、チェックイン時に、宇治玉露と呼ばれる「京都宇治玉露 玉兎」か、日本酒のいずれかをロビーで飲むことができる。
ホテルに着いた瞬間、広々とした空間でまったりお茶(日本酒)を口に含み、中庭を覗く。細く伸びた木々に「都会の中にあるオアシス」を感じ、ほっと安らぐ。
ホテルの魅力は、それだけではない。なんといずれのホテルも、ラウンジでは「ビール・飲み物のフリードリンクサービス(おつまみ食べ放題)」などのサービスを利用できる。
ホテルによって提供されるビール、飲み物に違いがあるが、おつまみの種類やアルコール以外の飲み物は「リッチモンドホテルプレミア京都四条」の方が充実している印象を受けた。
アルコール以外の飲み物や、おつまみも充実していたので、子連れの場合は「京都四条」の方が安心かも。八坂神社、清水寺などの神社にもバスで行きやすいので、観光地を回りたい方にもぴったり。
アルコールの種類は、「リッチモンドホテルプレミア京都駅前」の方が充実していた気がする。
おつまみはイカの塩辛など、おつまみの種類もやや渋め。その分、お酒に合いそうだ。
私が宿泊した時は、おつまみにアルコールが含まれたものもあった。(時期によって内容は異なるかも)
そのような理由から、お酒の種類を色々試し飲みしたい方や、京都駅に近いホテルを希望している方は、「京都駅前」のホテルがおすすめだ。
◇
リッチモンドホテルは、2004年(平成16年)にアールエヌティーホテルズ株式会社が設立したホテルグループであり、全国各地に展開している。
公式サイトの説明によると、同グループではホテルに求められる快適性を見直した上で、広い客室・充実した設備など「お客様のために、進化するホテル」を目指しているそうだ。
リッチモンドホテルグループのホテルに泊まったところ、確かに「他のホテルにはない体験型のイベント・サービスが充実している」と感じる。
たとえば昨年夏に宿泊した「京都駅前」では、ウェルカムドリンクの「抹茶」を立てる体験や、旅の手帳を作成するサービスも利用できた。
手帳は、その場に設置されている紐、和紙、スタンプなどを使って自由に作成できる。
娘はオリジナルの手帳を作って、ほくほくと嬉しそうな表情を見せる。家族で助け合いながら工作を楽しむと、より絆も深まりそうだ。
京都四条のホテルでは、舞妓さんと記念撮影もできた。
こちらのホテルでは現在(2025年1月時点。サービスが開催される日については、公式サイトかホテルに確認願います)、祇園東お茶屋富菊から訪れた芸・妓さんによる、トークタイム参加・舞の観覧・記念撮影などを楽しめる「交流体験サービス」を利用できる。
※トークタイムに参加の場合は、事前予約が必要。
実は私たちも本当は観覧する予定だったが、神社のお参りをしていたら時間が過ぎてしまったため、残念ながら舞妓さんの演舞を拝めず……。そう伝えると、スタッフの方の粋な計らいで舞妓さんと記念撮影だけさせてもらえた。
娘は真っ白な顔の舞妓さんにびっくりして、思わず後退り。確かに普通に過ごしていて、顔を真っ白に塗った女性と会うことはそうそうないので、驚いたのかも。
その後、ドキドキした様子で舞妓さんをうっとりと眺めていた。初めての、舞妓さんとの対面。娘にとって、いい経験になっただろうか。
◇
リッチモンドホテルでは、ただ泊まって終わりではなく、観光地ならではの体験を味わえるよう、さまざまな企画やイベントが展開されているので、いつ泊まっても飽きることがない。
むしろ、宿泊するたびにいろんな表情が感じられるのも「リッチモンド」ならでは。
リッチモンドグループのホテルは、京都のみならず全国に展開しているので、旅や出張の際にはぜひ利用してみて欲しい。
【完】
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