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書きたいことを、書き続けよう。誰かの笑顔も忘れずに【感想紹介】
「note毎日続けていて、凄いです」
毎日続けていると、このように褒められることも少なくありません。
実は、何度か「休もうかな」と思うことはあって。
書き続けるの疲れたなぁ。創作大賞シーズンも終わったし。あとは、「えっ、批○コメ?」とかそんな感じの理由なんですけど。
結局辞められなかったのは、書く習慣がすでに出来上がっており、止められなくなっていたこと。
そして創作大賞の頃よりPVが伸びるようになり、辞めるのがもったいなくなっていたからこそ。
↑k-bataさまからは、「noteを続けていた」ことに対し、めちゃくちゃ嬉しい感想も貰いました。ありがとうございます〜!
そんな私ですが、これでも模索しつつ。悩みながら書き続けています。理由は、書くことに悩んでいる人がnoteにはたくさんいる。迷いがないと語る人であれ、さまざまな葛藤を抱えている。
いろんな人のnoteを読んで、そう思ったから。なら、自分の悩みや葛藤も曝け出せばいいのではと。そうは言っても、私は既にベテランのライター。
契約している会社も多く、自然と「忖度」の二文字が脳裏を掠めます。「あっ、この人。自分を守ってて狡い」と思うこともあるかもしれませんが、それも私であるとご了承ください。
私が、自分を守り始めた理由。これまで多くのメディアで記事を執筆してきて、ヤフコメから個人メールまで、いろんな方面から「あの言葉は傷つきました」と注意されたりしてきて。
その都度頭を下げることもあれば、スルーすることもありました。必要以上に噛み付いてしまい、SNSで炎上して筆を折った仲間の姿も見てきました。
ぶっちゃけ、その中に私より才能もあった人は、たくさんいましたよ……。
いつか追い越されるだろうと思う人はいっぱいいたけど、私だけがズルズル続けてて、今に至るというだけです。
書くって、本当に難しいものです。色々考えさせられます。
普段から色々悩みがちな私は、パーソナル編集者のセトさんにある赤裸々な悩みをぶちまけることにしました。
↑応募した質問募集はこちら
書く人の悩みに寄り添う仕事|パーソナル編集者をしています|元教員7年(特別支援)|妻はがんサバイバー|#noteの書き方|書く人のあと一歩を後押しできたら|本・映画紹介ブログ http://setobooks.com|やよい軒のしまほっけ定食が好き
【質問】
セトさん、おはようございます。早速「noteの書き方」というか、書き方そのものの質問です。
私は今、noteでいろんな記事を書いてます。冒頭から一気に引き込む系の記事もあれば、淡々と感情が動いていく感じの記事を書いてみたり……色々試しています。
毎日更新してるので、割となんでも読まれるようになりました(笑)私はnoteの人気者ではありますが、「書ける人」ではないと思っていて。ただ面白く書いて、人を集めているだけのような気もしており、このままでいいのだろうかと検討中です。
何が正解かわからない世界ですが、セトさんからみた「本当に書ける人」とは、どんな人でしょうか。そして、セトさんが惹かれる作品とは。教えて頂けると嬉しいです〜!
私は確かに「毎日書く」はできる人かと。でも、書ける人かどうかはわからなかった。noteに限らず、ライターの仕事にも私より書ける人はたくさんいます。
そんな中でふと、プロの編集者に「書ける人ってどんな人なのだろう」と聞いてみたくなったのです。
できれば、あまり思考に偏りがなさそうな方にこの質問はしてみたかったので。セトさんが質問を募集されてて「これだ!」と思いました。
(※WEBの世界で目立つ人には珍しく、セトさんは「平行線の世界」で考えられる人かなぁという印象がありました)
大切なのは、まず、打席に立ち続けることですよね。どんな超大作の裏にも、地道に打席に立ち続けた日々があるはず。
書くことが日々の習慣に根付いている人にリスペクトがあります。
なるほど。
打席に立つ。それだけで、確かに書く練習はできるし、人の目にも触れることができます。書き続けるって大切なんだなぁと思いました。
その他には「実は私、面白いネタで人を集めてるだけなのでは……」という葛藤もあり。その点についても、セトさんから優しいフォローがありました。
なんでも読まれる、noteの人気者って、すばらしいことじゃないですか。面白く書いて人を集めることに、なんの後ろめたさも感じる必要はないと思いますよ。
セトさんのメッセージを読んで、そうか。面白くていいんだ……!
これからも、どんどん面白くなるぞ!!!!
書く勇気をもらえるメッセージが書ける人って、凄いなぁと。セトさんの回答をもらい、改めて実感しました。
この度は、質問に丁寧なお返事をくださり、ありがとうございました。
今回の記事では、もう1人紹介したい感想を書いてくれた方がいます。
おすぬさんからは、私が先日書いた「受賞と落選のあいだ」の感想記事をいただきました。
↑感想をもらった記事はこちら
おすぬさんは冷静に自分を俯瞰した上で、これからを見据えている所がすごいなぁと思いました。
おすぬさんの振り返りでは「構成の練り方や文脈が通っているのかなど、まだまだ見直すところがたくさんあったと自覚してます」という一文があって。
私はその部分、欠けていたなぁと反省です。
冷静に俯瞰して、文脈とか構成の練り方など。その辺りを自分なりに振り返ることも大事ですよね。
おすぬさんの記事で、とくに刺さったのがこの部分です。
応募者はまな板の上の鯉。生殺与奪は奪われてる。コンテストってそういうものなんだという実感。落選の事実。重いつづらに入ったお土産。
少なくとも私は主催者様の土俵で、まな板で、さばかれることを了承しています。
このタイミングで、賛否両論あるかもしれませんが。私も、コンテストや公募へのスタンスはこんな感じです。
コンテストを開催・運営するというのは、それなりに主催者側の覚悟もあってのことではないかと。
それに作品を選ぶのも、感想を伝えるのも。めちゃくちゃ大変ですし。
そう思ったのは、最近「エモ1グランプリ」で審査員長を任命されたからかも。(イベントは終了済み)
写真をあげる緩いイベントではありましたけど、それでも作品を選んだり感想を伝えるって責任ありますから。
いい加減なことは言えませんよ。感想ひとつで、その方が筆を折ってしまう可能性だってあるかもしれない。
だからこそ、めちゃくちゃ言葉選びに気を使いました。
本来なら「エモ1グランプリ」という名前なので、誰かグランプリ決めないといけなかったと思います。
でも私はグランプリを決めずに、あえて「○○賞」として紹介しました。
その理由は、私に写真と「エモさ」の良し悪しに関して、選ぶ自信がなかったからです。写真に関しては専門外ですし。
2人ほど「いいな」と思う人をスカウトしたので、その時点で忖度もでてしまうかもしれないし。
私は最初から、「仲がいいから」という理由で選ぶ気はありませんでした。でも、スカウトするってことは「良い」と思っているからこそ。そうすると、コンテストではなくなってしまうんですよ。公平に選べないなら、いっそ○○賞にしようと思いました。
エモさに関しては、すーこさんやここさん、武智さんなどなど。
↑エモいについて、改めて考えるきっかけになりました。ありがとう、ここさん!
↑すーこさん。しっかり調べてくれてて、素晴らしいです。ありがとう!
↑エモいの哲学がすごい!
他の方々が、しっかり考え、悩んでいました。
私はぶっちゃけ、ここまで考えていなかったので。ハッと気付かされたものです。適当な理由で「エモさ」について選んだり、語れないなぁと。
でも任命されたからには、ちゃんと作品を選んで感想を書かなきゃいけない。いい加減なことはできないから、できる範囲でやろう。その点も、主催者の日々木さんには交渉済です。
私は結局選べずに、「○○賞」という形で紹介しました。選ぶって、本当に大変ですから……。
アルロンさんがコンテストで懸命に悩みながら作品を選んでいる姿をツイートで見てて、凄いなぁと思っていましたし。
↑かわいい写真がたくさんで癒されます🎵
そのような理由もあって、コンテストで作品を選ぶ側の苦労もわかっていたので審査員側の気持ちも、参加する側の気持ちも。
中立の立場で、見ることができたのかなぁと思います。逆に経験していなかったら、どう思っていたのかは知りません。
企画側からすると、応募してもらった以上、ある程度は任せて欲しいという部分もあります。
けど、だからこそ言葉は慎重に紡いでいけないと思いました。それが、作品を預かるということですから。
この度は、感想をありがとうございます。公募への取り組みへの姿勢などなど、ハッとする内容でした。