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果報は運試し。公募の結果待ちは、宝くじ感覚で待つことにした
公募の結果待ちは、期待するほどハラハラドキドキする。自信作ほど、選ばれなかった時の落胆が激しい。
今年の私は、かなりの数の公募、コンテストに応募した。それなりに自信がある作品も数点あるとはいえ、応募者数を見ては悲鳴をあげる日々が続く。
なんと応募者数がハワイ旅行、人気家電といった豪華懸賞より多いのである。
いくら応募者数が多いとはいえ、自信作が落ちたらそれなりに辛い。では、落ち込まないようにするには、どうすればいいのか。
そこで私は、数年前から公募に応募したら「私は今、宝くじを購入したんだ」と頭を切り替え、一旦忘れるようにし始めたのである。
宝くじが当たる確率を、私は知らない。ただ、株で儲けるより難しいと風の便りで聞いたことがある。
それにしても、結果を「運」のせいにするのはご都合主義だろうか。そうは言っても、運も実力のうちという言葉もある。
それに、人間には実力がなくても能力以上に評価されるタイミングが来る時もしばしば。それを私は、運と呼ぶ。
いい波を引き寄せるには、運やタイミングも大事で。それは自分だけではどうにもならないので、ある程度は祈るしかない。
そもそも公募やコンテストで選ぶのは、審査員。自分ではない。
どんなに自分が「いい」と思っていても、それが審査員の目に留まる訳ではないのである。
でも、自分が「面白い」「自信作」と思ったのであれば、私は価値があると思う。人の評価云々となると話は変わるけど。
そもそも自信を持って作品をひとつ仕上げるというのは、なかなか難しいものなので。
それにコンテストは、審査員の好みもある。落ちたからといって、その作品が悪い訳でもない。
そう捉えると、少しは楽になる。気休め程度のものではあるけど、どうせ待つなら不安になるより楽しみたいものだ。