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中堅ライターにありがちな悩みと解決策を考えてみた

自分のことを「中堅」と呼ぶのは烏滸がましいかもしれません。

ただ、ライターを何年も続けていると、どんな人であれ「初心者」とは呼べなくなります。

というか、私の場合はライター始めた時点で「初心者」と呼べない環境に身を置いていました。

私がライターを始めた頃、取引先だった社長から「一度でも仕事をする時点で、その人はプロ。僕らは全員、プロなんだ」と、サラッと言われたことがありまして。

「初心者と名乗るな」という言い方はしなかったものの、暗黙の了解で「初心者とは言わせないよ!」ってところ。

長年自営業の社長を続けてこられた彼なりの配慮かなと、今は思っています。

あの出来事以来、私は一度も初心者と名乗ったことはありません。

ただ、経験がないジャンルに関しては「そのジャンルに経験がないので、少しでも『このクォリティだと厳しい』と感じたら、遠慮なく切ってください」と伝えるようになりました。

今は自分がどう名乗るかよりも、相手に負担をかけない(「切りたいけど、どうしよう……」って時に、遠慮なく切ってもらった方がいいと思ってる)よう、コミュニケーションを取ることを心がけてます。

さて、私の話はいいとして。話を続けますね。

初心者を経て、次に呼ばれることが想定されるのは、大体この辺りなのでは。

(経験別 ※人によって基準は異なる)
・ベテラン
・中堅


(売れてる)
・売れっ子

(ジャンル)
取材、SEO、webライター、IT、不動産、FP、金融、エンタメ、婚活など

(ライターではないけど、書く仕事の種類別)
・コラムニスト
・作家
・エッセイスト

※他にも色々ありそうですが、この辺りしか思い浮かびませんでした。

おそらく私は、この中だと「副業時代も合わせて7年くらい?ライターを続けている」ということで「中堅」なのかなと思います。(違ったらごめん)

今の私で、悩みがちな部分は以下のとおり。

・簡単な悩みを人に伝えづらい
・応募の仕方がわからなくなる(今の流れがわからない)
・次の一歩を出すのが億劫
・駆け出しの頃より、小さなことで満足できなくなってくる

中堅になると、ちょうど同じくらいの年数経験を持つ人としか、関わらなくなります。

ただ、中堅クラスの人が抱えがちな悩みは、悩む内容自体もレベルが高め。SNSに流れる「駆け出しの方の悩み」とは、ちょっと毛色が異なります。

そうなってくると「仕事探す時、みんなどうやって探してるの?」とか、聞きにくかったりもしてて。

実は私、ここ数年同じクライアントさんとの取引ばかりで、ほとんど仕事を探しておらず……。

今はいいのですが、これから仕事を探そうと思った時に、浦島太郎状態になるのではないかと。

クラウドソーシングからも、何度か「最近ご無沙汰しておりますが、その後いかがでしょうか?」って連絡を頂いていますが。

「クラウドソーシングも、数年はスカウトしか受けてなかったしなぁ……。どうやって応募するんだろう」という気持ち。

だからといって、今からノウハウコレクターになる気もなければ、セミナーやサロンに入るのも面倒くさい。というか、子育てと仕事でいっぱいいっぱい。

こんな風に、ちょっと年数が経つと、小さな一歩が踏み出しにくくなるんです。

そもそも今の縁で満足しているので、新しい人との縁を増やそうとかもう思えなくて。

しかし、このままだと自分は化石となり、何も成長できないままになるんじゃないかと不安になったり。

今の私は仕事に困ってる訳でもなく、むしろ年々順調に売上自体は上げている状態。

やりたい仕事も出来ていて、可愛い子にも恵まれた。可愛い娘と共に、幸せなライター生活を送っているじゃないか。

なにが。なにが不満なんだっ!

いや、不満がある訳じゃない。漠然とした、単なる不安だっ!

漠然とした不安に、ちょっと暇ができると定期的に襲われる……。

それが、中堅フリーランスが永遠に抱え続ける悩みなのではっっ!!

では、それを克服するにはどうすればいいか。
そこで、私なりに解決策を考えてみました。

・小さな一歩を踏み出したら「自分凄いじゃん?」と褒める
・小さなプライドに気づいたら、その都度置いていく。なぜなら無駄なプライドは、君の道を狭める材料に過ぎないからだ
・小さい悩みでも、別に話せばいいんじゃね?多分「へー、そんなことで悩んでるんだ。わかるー」としか、相手は思わんぞ!
・人と会う・話す機会を作り、素直に思ってることを話す

多分、今の私は「ある程度、年数経ってるのに、しょーもない不安、悩みを吐露できない」という変なプライドが育っているのでは。

そして、それが自分で自分の首を絞めているのではないかと。

これからの私は、「素直」をテーマに生きよう!

また、自分の不安や悩みをnoteへ正直に書き綴り、解決策を自分なりに考えることも、次の一歩に繋がる気がします。

今度、名古屋ライター交流会に参加するので「素直な自分」を忘れずに、色んな話を共有できたらと思います。






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