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フィンランドのバスにスマホを置き忘れた話
やってしまった置き忘れ
トゥルクに移動して3ヶ月目、昨年の12月に私はトゥルクの路線バス内にスマホを置き忘れた。
バス停に降り立った瞬間にやってしまった!と思ったもののバスは猛スピードで遠ざかっていった。郵便局も設置されているスーパーで大きめの荷物を受け取り、片手に荷物、片手に食料品、夕方だったが既にまっくらで雪はつもり気温はマイナス10度ほどだったと思う。
頼みの綱「iphoneを探せ」が
トゥルク大学とEU共同出資ポスドクプログラムSYS-LIFEと2つの民間財団助成金に採択された
私のポスドク期間が3年間延長された話。
私の海外ポスドク生活の扉を開いていただいた上原生命科学財団の奨学金の期間は1年であった。ポスドク生活を続けたければ1年以内に新たな奨学金/ グラントを獲得する必要がある。
フィンランドでも研究者は競争的研究費を獲得する必要があることは日本と変わりなかった。大学が毎月送ってくる助成金情報をにらみながら、助成金申請を続けた。フィンランドが福岡県と同程度の人口
フィンランド母子研究留学 滞在許可証の取得
留学が決まった。不安である。単独でも大変そうな留学準備を、仕事をしながら、娘を育てながらできるだろうか。
フィンランド母子留学の準備について、インターネット上に体験談があまりなかったため、ここに記してみたい。
フィンランド滞在許可証
フィンランドにはマイナンバー制度がある。フィンランドへ3ヶ月以上滞在する場合、滞在許可証を得てそれに付与される個人番号を得る必要があることを知る。この個人番号が
フィンランド母子研究留学 助成金応募編
留学するために必要なこと。それは情報である。身近に経験者がいればいるほどよいと感じる。一口に留学といっても、方法は様々だ。語学留学、大学の正規生、交換留学、修士課程、博士課程等がネット上に情報としては多い。
博士号を取得していれば、博士研究員として働くことができる。博士研究員として海外の研究室で働く方法は大まかに
①受け入れ先に雇われる
②奨学金を得る
③私費で行く
④日本の職場から給料を受け
フィンランド母子研究留学 決意編
私が留学に漠然としたあこがれを抱いたのはいつからだっただろうか。
私の通った中学には、希望者が夏季休暇中にニュージーランドに短期留学できるというシステムがあった。小心者だった私は、とても希望なんかできなかったが、いいなあという本音が隠れていたと思う。
大学在籍中は、当たり前のように語学留学に行く同級生に刺激されて、ロンドンの語学学校に1ヶ月ほど通った。国際色豊かなクラスで、イタリア、アルゼンチ