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もしもウェディングに『孫子の兵法』を加えたら?

この度は、数ある中からご覧頂き、誠にありがとうございます。


【まえがき】
この記事の内容

『もしも〇〇にこの自己啓発を加えたら』どうなるのか?

※あくまでも『自己啓発ソムリエ 言葉で動く』個人の意見です。
想像を膨らませてお楽しみください。


【ウェディングのご紹介】

たくさんの人に祝福され、2人の幸せを誓い合うウェディング。

今回は、この自己啓発を加えてみましょう。


【加える自己啓発はこちら】

【よりリアルに、より綿密な計画を立てる】

孫子の兵法とは?

「孫子」は当時だけでなく、後世にも大きな影響を与え、その教えは語り継がれています。

中国では三国時代に魏の曹操が愛読していたといわれ、日本にもすでに奈良時代には伝来しています。その影響を受け、実戦で役立てた武将も数多くいます。日本では源義家、武田信玄などが有名です。

源義家は前九年後三年の役で、「鳥の飛び立つところに敵の伏兵あり」をもとに敵の動きを察知し勝利しています。

また、武田信玄軍の旗印には「孫子」の一節、「風林火山」の文字が使われています。

引用: もし孫子が現代のビジネスマンだったら/出版社: ‎フォレスト出版/著者: 安恒理


加える教えはこちら。
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之を経むるに五事を以てし、之を校するに計を以てして、其の情を索む。

どうやって自分の望む人生を手に入れるか。情報を集めてよくよく準備し、よくよく考え抜いて、子細かつリアルな計画を立てなさい。

引用: 超訳 孫子の兵法 「最後に勝つ人」の絶対ルール (単行本)/出版社: 三笠書房/著者: 田口 佳史

【恐らくこうなる】

私は、何も書かれていないピンクのキャンパスノートの前で、えんぴつを鼻と口の間に挟みながら、窓の外のクロワッサンのような雲を眺めていた。

私は、結婚式を挙げることになった。
まったく、プロポーズされるのに7年も掛かったんだから。

だから、感動溢れる結婚式にしたいと思うんだけど、昔から計画を立てるのが苦手…ふいにグレーの半ズボンから出ている右足のホクロをポリポリと掻いた。

眺めていた雲が何処かに流れていき、机の上のキャンパスを開いた。鉛筆を握り、走らせる。

まず、チャペルだ。
昔から憧れていたのは、大きな鐘があって、庭に噴水があるところ。それに、素敵なパイプ・オルガンの音に包まれた後に指輪交換出来ればベスト!

みんなをもてなす料理はフレンチ一択!担当は有名シェフがいいな!

AラインのBrilliantayu (ブリリアンターユ)の純白のドレスで投げるブーケは、白と黄色の花を多く使ったものにして、投げる私も受け取った人も幸せになれるものがいい!

サラサラと書き進めていった。
気付いたら、キャンパスの1ページは余白より私の字のほうが多くなっていった。消しゴムはいらなかった。

再び鉛筆が走り出す。

披露宴の入場曲は安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE?」。
赤いドレスにお色直しをしてからの再入場曲はAIの「ハピネス」。
そして、披露宴を締めくくる退場曲は大好きなONE OK ROCKの「Wherever You Are」にしよう!

友人代表挨拶は由紀子に頼もう。あの子は美人だし、話が上手だから!それに「結婚式の参列者でいい人いたら紹介してっ!」って言ってたし(笑)

余興はいとこのおじさんに頼もう。ロン毛のカツラを被って猿のモノマネをしながらジャグリングするネタでいつも笑わせてくれたから。

私は、走らせていた鉛筆を置いて窓の外を眺めた。そしたら、夕陽でこんがり焼き上がったクロワッサンのような雲が浮かんでいた。

肩の力を抜いた。一息つく。目を閉じた。
そして、目を開けて置いていた鉛筆を握りしめ、再び走らせた。

最後は、両親への手紙。お父さんとお母さんには、本当に感謝している。この2人がいたから私は今、ここにいる。その想いを伝えたい。

私が小さい頃、カブトムシが好きで、お父さんと朝6時からバイクでカブトムシを捕まえにいったこと。

お母さんとは喧嘩ばかりだけど、初恋が終わった時、親友のように朝まで慰めてくれたこと。

家族3人でディズニーランドに行って、ミッキーアイスバーを食べて、お父さんはスプラッシュマウンテンが怖すぎて号泣したっけ。

全部全部、私の宝物。
キャンパスの残りのページは宝物でいっぱいになった。

手紙を読みながら涙している私を愛する旦那様がハンカチで拭いてくれて、両親も涙しながら聞いてくれている姿が目に浮かんだ。

「出来た。」

キャンパスのノートは、私の頭の中を全て書き写されて満ち足りていた。

私も、幸せで満ち足りていた。
そして、キャンパスの表紙は、涙で色が変わっていった。

私は、今まで「過去」→「現在」→「未来」の順番で、時間は流れていると思った。

でも、違った。
「未来」に決めたことを「現在」に引き寄せ、経験して「過去」にするんだ。

理想の結婚式会場とウェディングプランナーに出会い、結婚式会場で撮った笑顔溢れる集合写真を見ながら、私はそう思った。

🅿️計画を立てると、「何をすればいいか?」が明確になります。

それに、気持ちも前向きになり、今やるべき事を未来から引き寄せ、現在にして、過去にすることが出来ます。

幸せになるために計画する。よりリアルに、より綿密に。そうすれば、私達は泣いたり笑ったりしながら、幸せへと向かう。

もしもウェディングに『孫子の兵法』を加えたら、恐らくこうなる。

参考文献
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