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【自己啓発ポエム】アイデアは孤独から生まれない

ひらめかず
もう何時間も机と
にらめっこ

まるで
スマホから金縛りを
受けているように

そんな時は
手を動かそう

ラクに早く書くにはデジタルの方が便利ですが、紙に書き出すことは脳に創造・洞察の刺激を与える効果があるのです。

ここでは「大脳基底核」と「内臓感覚」という2つのキーワードから、手書きの効果を考えていきます。

脳科学者のマシュー・リーバーマンは、脳の「大脳基底核」という部分が潜在学習と直感の両方の神経基盤である証拠を見つけました。

また心理学者のダニエル・ゴールマンは、「大脳基底核は、私たちがやることなすことの一切を観察し、そこから決定の規則を引き出す。・・・・・どんなトピックに関するものであれ、私たちの人生の知恵は大脳基底核にしまわれている」と言っています。

これはつまり、直感や潜在学習(深い部分の無意識による学習)が「大脳基底核」で行われているということです。

脳科学的な解説は専門書に譲るとして、私たちが潜在能力や直感、気づき(洞察・着を引き出すための1つの鍵は、「大脳基底核」を刺激することだと言えるようです。

では、その「大脳基底核」から知恵を引き出すためには、どうすればいいのでしょうか?

結論からいうと、「手で書く」ことです

ダニエル・ゴールマンによれば、「大脳基底核」というのは言語を司る大脳皮質とつながっておらず、言葉で伝えることができないのだそうです。一方で、情動中枢や内臓とはつながっているので、気持ちという形で「これは正しい」「これは間違っている」ということを直感的な感覚として語りかけてくるのだと言います。

これは、逆に言うと頭の中だけで考えるより、手を動かしながら考えた方が「大脳基底核」を刺激できるということであり、インスピレーションも湧きやすいということです。

手で書きながら新しい気づきが生まれたり、連想的に発想したりしやすいのはこうした理由があるのです。

デジタルは一度決まった枠組みを整理していくのには向いていますが、自由に創造したり、深い気づきを得たりするためには手書きの方が効果的だといえそうです。

さらに、カール・ロジャーズは、自分で気づくには「内臓感覚」が大切だと強調します。

心理学者の諸富祥彦氏はそれを『カール・ロジャーズ カウンセリングの原点」で「内臓感覚は、論理的思考だけよりもはるかに精緻で、的確な判断を可能にする」「自分の内臓感覚から言葉を発し、この感覚にしたがって生きていくことは、人がより深く、賢明に生きることを可能にする」と解説しています。

深い内臓感覚を感じていくには、自分の中で「しっくりくる」とか「ピンとくる」という感覚、感情を大切にすることです。情動中枢につながるということです。

言ってみれば「腹に聴く」ようなもので、内臓感覚には多くの知恵が眠っていて、人生の方向感覚や洞察が生まれる源泉があります。

しかし、多くの人は論理的な考えだけに終始し、混迷していきます。

論理一辺倒から抜け出すためには、自分が何を感じて、何を求めているのか、内臓感覚を手掛かりに深く感じる習慣が必要です。

〜中略〜

大脳基底核をより刺激して、私たちの潜在的、直感的な脳の力を発揮し、感情・内臓感覚を鋭敏にして、新しい気づきを生み出すことを可能にするのが手書きなのです。

引用: 書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される/出版社: ダイヤモンド社/著者: 古川武士

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