めざせ!白湯系女子!!
現在私がはまっているもの。それは白湯である。長めに沸騰させて、冷ましたものを毎日飲んでいる。熱いというまででもなく、ぬるいというまでもないちょうどいい温度のそれを喉が渇いた時にちょくちょく飲む。冷たいものを飲むより体を冷やさずに水分補給できるということで、今けっこう広まっているらしい。
麦茶に氷をからんころんと浮かべたものを飲みたい気分になることもある。だけどあえて白湯を選んでいるのは最近ふとした時にいわゆる内臓が集まっている場所が冷たいと気付いたからだ。飲み始めた今も続いているが、それでもおなかの調子が良くなったりと効果は出ているようだ。
むしろ効果があると思ったのは精神的に安定するというか、リラックスできるような時間がちょっと増えたような気がすることだ。本来ならばいれたての紅茶などを優雅に飲みたいけど、ずっと飲み続けていては高価となってしまう。だけどそれを白湯にすることで気にせず何杯も飲むことができるようになるのだ。こう考えると経済効果もある。
白湯と同時に鉄分だったりカルシウムを含んだウエハースを摂取したりもする。栄養補助食品は一緒に口にして影響を及ぼす可能性のあるものではいけない。ティータイムに紅茶がわりに頂いていると「なんだか私、今すごく体にいいことをしている!」という謎の達成感を感じる。
人にやさしく、自分にもやさしく。以前は「人にやさしく、自分には厳しく」が主流だったが、最近では自己愛の大切さの方が広まってきている。現代では自分を大切にできない人の方が増えてきているのだろう。私もどちらかというと「自分にやさしく」の方が苦手だ。
無理をしてしまって体を壊してしまう人がいる。誰かのためにと頑張りすぎてしまう人がいる。自分にとって必要な休息時間すら取れないでいる人がいる。そんな人たちにとっては自分のリラックスできる時間を持ったり、好きなことをしたり、好きなものを食べたりすることがとても大切になる。
だとしたら、私の今している白湯を飲むという行動はれっきとした「自分にやさしく」の時間なのだろう。これがさっきの「なんだか私、今すごく体にいいことをしている!」という謎の達成感の正体なのかもしれない。自分の体を気遣うようなことをする習慣がもっとできたらいい。そうしたらもっと他の人にもやさしくできるようになったりして。
たとえば、白湯のような私になれたら。なんてね。