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8月のヨガ やさしさを持っていたわる

過酷な気候が続く毎日。
ただ普通に生活しているだけで、頑張ってるね、と心から思う。

生きていくことがそれだけで大変だなと感じるから、
自分にも自分以外にも、ほんのり温かくやさしい気分で接したくなる季節。

心身を解放し、ふ~っと力を抜いて芯からゆるめていく時間が必要だなと切実に思う。


私事であるが、約2週間前に親不知の抜歯手術を総合病院の口腔外科で受けた。歯茎を切開し、中に入っている歯を真っ二つに割り、周りの骨も削り取るという方法で。(生々しくてすみません)

術後の時期に、血餅(かさぶたのようなもの)が取れてしまったようで、中の骨が丸見えな状態に(ドライソケット)。(さらに生々しくてすみません)

しばらく(今も・・・)固い物が食べられず、お豆腐やスープのような、歯がなくても食べられそうなものばかり食べる生活。(意外と飽きないが)

色んな不安や痛みから、時々症状の出る不眠症が悪化し、それがさまざまな不調となって出てしまった今年の7月。

8月にもう1本の抜歯が決まっているけれど、その時はこんなに揺らがずにサクッと回復できたら良いなと思う。

そんな脆い自身への自戒もこめて、アーユルヴェーダから学んだ夏の過ごし方を少しシェアしていきたい。


もちろん、もともとの体質や住んでいる地域にもよるが、
夏はアーユルヴェーダ的にも熱いPITTAのエネルギーが上がることで、
消化力が低下し、胃腸が弱りやすい時期。

気温は暑いけれど、身体を冷やしすぎないよう、氷たっぷりな冷たい飲み物には気を付けて、白湯や、ミント、フェンネル、コリアンダーなどハーブのお茶から水分補給すると解毒作用もありバランスが取れてくる。


PITTAが増悪してしまう夏に、摂りすぎを避けたい味
(ゼロにする必要はない)

辛味・・・灼熱感、めまい、体力の減退
 (唐辛子、黒胡椒、ドライジンジャーなど)
塩味・・・むくみ、老化を早める
 (塩漬け、醤油など。岩塩は例外でok。) 
酸味・・・皮膚炎や胃腸の不調を悪化
 (酢、酸っぱい果物、梅干し、ヨーグルトなど。ライムは例外でok。)

むしろ、夏に積極的に摂りたいもの
(こればかりに偏らない範囲で)

甘味・・・身体の組織を滋養
 (はちみつ、米、小麦、味噌、甘く熟れた果物、バターなど)
苦味・・・味覚を鋭くする、むくみ対策にも
 (キャベツ、セロリ、茄子、ゴーヤなど)
渋味・・・体内の脂肪や水分を除去する作用
 (豆類、葉物野菜、りんご、コーヒー、緑茶、紅茶など)

どちらにしろ食べすぎに注意して、蒸す調理法がより良いそうだ。


PITTAの季節、メンタル的にはイライラと怒りっぽくなり、
完璧主義にはしったり、見栄っ張りになる傾向に。

普段よりさらに意識的に心身の休息を取り、刺激や競争を避けること、
月光浴や自然に触れて癒されること、感情を溜めすぎないことで、
穏やかだけれど楽しく過ごせるように工夫していきたい。


また、夏は皮膚の湿疹や蕁麻疹、赤みが出やすい時期。

ローズウォーター(肌の赤みやアレルギー性の肌荒れ、湿疹を鎮める)
ラベンダーウォーター(火傷や日焼けなどの炎症による熱を鎮める)
ペパーミントウォーター(冷却効果でかゆみや日焼けのケアに)

ホホバオイル(皮膚の酸性度の改善、抗菌活性、ニキビや湿疹のケア)
オレイン酸のサンフラワーオイル(活性酸素を除去し、肌の水分蒸発を防ぐ)

を使って沈静化させてみるのも良い。
私はローズウォーターを冷蔵庫に入れて常備しているが、香りも良くゴージャスな気分になるので、お風呂上りによく顔にシューっとしている。


【ワークショップのお知らせ】
内面に意識を向ける
~夏の養生のためのリラックスヨガ~
(英語対応可、オンライン参加可)

8/4(日)10:30~12:00
8/24(土)14:00~15:30

心身をゆるめ、呼吸を深めることで、夏の暑さと空調による冷えで乱れた自律神経を整えます。

瞑想効果が高く、キープ時間を静的に長く保つ陰ヨガのスタイルなので、脳疲労が気になる方にも。

持ち物:動きやすい服装、ヨガマット、大きめのバスタオルかブランケット2枚、飲み物

参加費:1回3,000円

お問い合わせ:講師 Mi(みい)

申し込みは、
Instagram、Mi Yoga YinsideのDM
またはinfo@miyogayinside.com


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