漫画レビュー25 異世界召喚グルメ マジカルテーブルクロス
読むとスーパーとかコンビニに行きたくなる異色グルメ漫画。
こんにちはメルカです。
今回の漫画レビューはこちら
「異世界召喚グルメ マジカルテーブルクロス」です。
原作:下村トモヒロ 作画:月島さと
今回も異世界転生なのですが、いつもと毛並みが違います。
転生はされます!
…されるのですが、される対象が
こういうのだったりします。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
男2人・女2人、合わせて4人の冒険者パーティがいました。
彼らの目的はこの世界のどこかにあるという”叡智の冠”(えいちのかんむり)を探し出すこと。
あらゆる知識や願いを叶えてくれるドラえもん的なDB的なアイテムです。
冒頭、4人は砂漠にいました。
水や食料が尽きてしまい暑さでフラフラです。
先ほど探索した遺跡でも結局”叡智の冠”は見つからず、宝箱からは古いテーブルクロスが見つかっただけでした。
岩陰に休んでテーブルクロスをよく観察してみると、文献で見たことがあることに気が付きます。
それは食べたい物が一日一回だけ願えば出てくるという代物でした。
色めき立つ一同。
砂漠のど真ん中。
この喉が渇いてしょうがない状況を打破する水分を摂れる飲み物や「氷」を所望します。
願う一同。
出ました。
冒頭のこれです。
見たことがない物が出てきて困惑する一同。
側面に「ラクトアイス」と書かれていますが、見たこともない文字です。
考察が始まります。
そもそも見たこともない材質や触り心地。
そこから湯気のようなものが出てきます。
「キャアアアアアア! 爆発する!?」
そりゃ(アイスですから)そうなります。
灼熱の砂漠のど真ん中ですから。
悲鳴を上げるパーティ…
中身から冷気を発していることに気づきます。
これは?大丈夫かも?と疑いつつも食べ物のはずと考えを改めます。
そしてフタを開けられることに気づき、爆発物処理をするかの如く開けてみることにしました。
めちゃくちゃ体力を使いながらスーパーカップと戦う一同。
まだ中蓋という中ボスが残っています。
もうこれ以上はやっていられず、さっさと開けてクリア。
4人はスプーンを片手にラスボス(食べること)に挑みます。
もう喉もカラカラでスーパーカップを開ける為に膨大な体力を消耗していた彼らは一斉にスプーンですくって口に運びます。
美味しかったようです。
でも4人で1つのスーパーカップを食べたのですぐになくなってしまいました。
異世界の食べ物を召喚してくれるテーブルクロスであることは理解しましたが、毎回こんな感じで開け方や食べ方を模索していくことになります。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
ここまでが1話です。
いかがでしたでしょうか。
ちょっとネタバレになってしまいますが、2話以降の食べ物も少し紹介してみたいと思います。
※どうしてもネタバレが嫌な方はここまでにしておいてください。
この漫画の場合、出てきたものそのものよりも登場人物のリアクションに重きをおかれている様子ですのでブツだけ見てもそんなに問題ないと判断しました。
むしろ出てきた食べ物をどう処理するのか気になって続きを読みたくなってしまうかもしれません(悪い顔)
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2話:ドラゴンを倒したパーティは焼肉をしていました。
そして出たアイテムがこれです。
大丈夫です。最後にはちゃんと活用できます。
3話:探索中、部族に捕まった一同。パーティはロープでぐるぐる巻きにされ放っとかれます。
宴会をしていた部族にパーティは取引を持ち掛けます。
「もっと美味しいものを食べたくないか?」
ここからどう乗り切るのかを推測してもあまり意味ありません。
多分読んでも「こんなん想像できるか!?」となると思います。
4話:今回パーティは怪しい魔女に会いました。
頭に浮かんだ連想から出てきた物がこちら
ちゃんとテーレッテレーの展開まで持っていけます。
作り方は読めなくても後ろに作っている絵が書いてありますからね。
5話:洞窟探索中に2人が崖から落ちて二手に分かれてしまいました。そして出てきたのがこちら
おかげで合流することができました。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
結構なネタバレでしたが、先ほども書いた通り途中経過のリアクションが全ての漫画だと思っています。
ちなみにここまでで1巻の内容です。
もし興味を持って頂けたら嬉しいのです…が、この漫画は3巻で終了しています。
そう…恐らく…打ち切………発想自体はすごく良かったんですけどね。
やり方や売れ方によっては「だがしかし」(昔懐かしい駄菓子をひたすら紹介していく漫画)くらい売れていた可能性というかポテンシャルがあっただけに残念ですが仕方ありません。
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では今回はこんなところでノシ
メルカ