子供の食事は何とかなる！

こんにちは！

今日も仕事と育児に奮闘中のパパセラです！

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さて、今日は『子供の食事』に関するお話。

育児中のママ＆パパなら、自分の子供の食事に関して悩みを抱えていると思う。食べ物の『好き嫌い』だ。特にママは子供の栄養を考えて食事を作るも、ほとんど食べずに特定のものしか食べてくれない、ということは多いはず。我が家でもそうだ。そんな子供の食事関して考えてみる。

〈子供の発達には食事のバランスは確かに必要〉

子供に限らずだが、食事は人の身体を作る大事なものだ。必須栄養素をはじめ、様々な栄養素が身体を作る。そして、活動するためにもエネルギーが必ず必要になる。そのため、様々な要素に着目した栄養学の分野が存在しており、我々理学療法士の中でも『分子栄養学』などを学ぶ者も少なくない。そして一般的にも『栄養学』自体の認知度は高まっており、『食生活アドバイザー』や『食育アドバイザー』などの民間資格があり一般の方の取り組みも増えてきている。食事は様々な分野で着目されているのだ。実は私自身も『食生活アドバイザー3級』を持っている。

〈食べ物を消化する消化管と自律神経〉

食べ物は体内の取り込まれる際には、言うまでもないが消化管という器官内で消化され細かく分解されてから主に腸管内で吸収される。その中で様々な消化酵素が分泌され食べ物を分解してくれている。ではこれらを行うために必要な働きなは何か。それは『自律神経』である。その中でも、消化吸収を行うためには副交感神経という主に身体をリラックスさせる神経の働きが必要になる。逆に身体を興奮させる神経は交感神経と呼ばれる。走ったり、行動してる時にお腹の中で食べ物が消化されているとは考え難い。また、精神的に緊張するとお腹を壊す人もいる。それは精神的な緊張がスムーズな消化吸収を妨げているからだ。つまり、食べたものを正常に消化吸収させるためにはリラックスしていることが必要になる。

〈イヤイヤ食べても意味がない？〉

ここで子供の食事場面を想像してみる。

『子供の発育には〇〇が良い』という情報を手に入れたとしよう。親はその情報をもとに子供にご飯を作るが、子供は〇〇が苦手だ。いざ目の前に出てくるとそっぽを向く。『身体に良いから食べてね』というも、子供は嫌いだから全く手につけようとしない。親もせっかく作ったからなんとか食べさせた。嫌がる子供。そんなやりとりをしているとお互いに不機嫌になりしまいに子供が駄々をこねて怒り始める。何とか説得して食べても嬉しそうな顔をしていない。

こんな場面があるかもしれない。

ここで一度考え直してみる。食べ物を食べた後に消化吸収するためには副交感神経の働きが必要ということは先に述べたとおりだ。上のような状況下で本当に消化吸収がスムーズにできるだろうか、と考えると『否』であるだろう。イヤイヤ食べてもきちんと食べ物が分解する状況が整っていないのだ。だからどんなに良い栄養素をもつ食べ物を食べても効果は半減する。（極論だが、）子供が喜んで食べなければ意味をなさないのだ。また、『食べなさい』という言葉をかけすぎると、子供に圧迫感を与えることにもなり、余計にストレスを抱えてしまう。ストレスは自律神経に影響を与えてしまうのでさらに悪影響だ。良かれと思った親の行動が子供にとっては辛い行動になっているかもしれない。

〈子供の食事は何とかなる〉

子供の食事に関していろんな悩みがあると思う。ある一定の物しか口にしなかったり、食わず嫌いがあったり。我が家の長男は納豆ご飯しか食べない時期があった。『納豆しか食べない説』は育児においてはあるあるだろう。ここで考えてみる。大人で納豆しか食べない人なんているだろうか。私は見たことがない。成長するにつれて勝手に食べるものは増えてくる。長い人生の限られた期間だけのこだわりかもしれない。

そして、もう一つ、『〇〇には■■といった栄養素が入っている』という話があるだろう。例えば『トマトにリコピン』などがそれだ。リコピンは抗酸化作用などがあり確かに人の身体の調整をしてくれる。しかし、リコピンを含む食べ物はトマトだけではない。柿やグレープフルーツ、マンゴーにも含まれる。こういったものを食べても摂取できるのだ。その中で子供の好き嫌いにマッチするものを選んであげれば良いだけの話だ。いろんな選択肢を増やすことで食べてくれるものが見つかるかもしれない。

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今回は『子供の食事』に関する話を書いてみた私自身好き嫌いはある。そして、少なからず誰でも好き嫌いや得手不得手はあると思う。できるだけ食事に関して、親子ともにストレスのないイベントにできればと思う。

ではまた！！

いま、栄養学が変わる