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人生

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#瞑想

好奇心が擦り減ったら「全て苦痛」と認めるところから始める

好奇心というか,自然な心の欲求みたいなものが,完全に摩耗しきる時がある.
摩耗,というかそもそもどこ行ったんだ?みたいな.
忽然と姿を消してしまう時.

そういう時は心の中で「無意識的義務感」が多くを占めていることが多い.
つまり自分自身によって気付かぬうちに,「やりたくないけどやらなくちゃ」と命令して何かしているということ.
気付かないから厄介だ.

だから,まずは「全てを義務だと感じていて,全

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楽しい感情を追い求めると,それは逃げていく

何をしていても楽しくないし,何も楽しくなさそうに見える,ということがよくある.
ここのところそれがあまりに長く続いていたので,色々と考えていたんだけど,ようやく答えらしきものが見つかった.

それは,「楽しい感情を追い求めているから」だった.

楽しい感情を追い求めている時,心ここにあらずの状態になる.
対象と心が接していない,触れていない.
心は「今ここ」にフォーカスしていない.
楽しい感情を得

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「瞑想がもたらす快感」のデメリット

瞑想は中立的な行為である.
しかし深まっていくにつれて快感のようなものを感じることがある.
これは悪いことではない.
瞑想によって心地よさ・快感を感じるのは想定できることだ.
しかし,これが当然のものであると思ってはいけない.
なぜならそれは執着を生み,次回以降の瞑想の際に苦しんでしまうから.
「前回はあんなに心地よさが現れたのに,今回はなぜそうならない?」と.
執着し期待すると,それが得られない

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「死にたい」気持ちと向き合う瞑想の実感 ー1ヶ月瞑想を続けてみたー

「死にたい」気持ちと向き合う瞑想の実感 ー1ヶ月瞑想を続けてみたー

この記事はただ一言、「瞑想は死にたがる自分の気持ちと向き合うのに良いぞ」ということを自分のために言い残しておきたいがために書いている。
おかげでただひたすらに文を垂れ流すことになっていることはご容赦いただきたい。
内容も何かのエビデンスに頼ることもなく、自分が感じたことを書いているだけであり、全員がそんな感覚を受けられるなどということを保証するものでもない。

瞑想やマインドフルネスが昨今流行って

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