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読んでみたい本

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いつか必ず読んでみたい本です。
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記事一覧

青空文庫で読む谷崎潤一郎

重厚な百科事典や文学全集をお部屋のインテリアにする時代は終わった。 我が家の古い日本文学…

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辻村深月著「傲慢と善良」/他人軸を捨てた時人生は変わるかもしれない。

noteのお友達 しんちゃんさんの記事を読んで、私も読んでみました。 ネタバレを含みますので、…

まゆ♪
12日前
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読書記録R6-122『ちび竜』

文・工藤直子 絵・あべ弘士 童心社2019年12月第1刷 先日に引き継ぎ工藤直子氏の文 あべ弘士…

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[読書]児童書だって本格ミステリ『【無料お試し版】放課後ミステリクラブ 4 密室の…

電子書籍の無料お試し版をダウンロードして読みました。 読者への挑戦状のところまで無料で読…

はーぼ
11日前
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『院長選挙』久坂部 羊

巷では自民党総裁選挙の話題で持ち切り。 加えて、母が今大学病院に入院していることもあり、…

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『九十歳。何がめでたい』 佐藤愛子

わたしが初めて佐藤愛子作品と出会ったのは、遥か昔の学生時代のこと。 直木賞受賞作『戦いす…

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読書記録R6-114『死ぬまでに行きたい海』

岸本佐知子著 スイッチ・パブリッシング2020年12月第1刷 初出『MONKEY』vol.1(2013年10月)〜vol.22(2020年10月)(連載「死ぬまでに行きたい海」第1回〜第22回) 岸本佐知子 翻訳家。訳書にルシア・ベルリン著『掃除婦のための手引書』ほか多数。 2007年『ねにもつタイプ』で第23回講談社エッセイ賞を受賞。 図書館で閉架の本を出して来てもらうのを待つ間、エッセイの棚を眺めていて出会った一冊。 『ねにもつタイプ』と並んであった。それは読んだ。面

日本人作家のおすすめ短編小説 10選

短編小説と長編小説、どちらが優れているかなどという議論はナンセンスです。 そこには切り口…

バラクーダ
3週間前
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読書記録R6-111『美貌の女帝』

永井路子著 文春文庫2012年12月新装版第1刷 (昭和63(1988)年8月文春文庫発行) 永井路子 大正1…

おうみのひと
4週間前
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ボツ原稿。

今日読んでいた穂村弘さんの『あの人と短歌』という対談集。シンガーソングライターの吉澤嘉代…

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読書記録R6-110『ともだちは緑のにおい』

作 工藤直子 絵 長 新太 理論社1988年12月第1刷 工藤直子 1935年、台湾に生まれる。詩人。…

おうみのひと
1か月前
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読書記録R6-107『風が強く吹いている』

三浦しをん著 新潮文庫平成21年7月発行 (2006年9月新潮社より刊行) 三浦しをん 1976(昭和51)…

おうみのひと
1か月前
70

『檀流クッキング』。

知人に頼まれた400字読書感想文。 まだちょっと書きかけで、まだちょっと読みかけだけど。

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再読『わたしの台所』 沢村貞子

沢村貞子さんといえば俳優一家に生まれ育った名脇役として記憶に残る女優さんである。 和服姿の老け役、姑役などが多かった。 兄は歌舞伎役者の四代目澤村國太郎、弟は加東大介。 甥は長門裕之、津川雅彦。 日本女子大に学んだインテリ女優でもある。 1978年のNHK朝の連続テレビ小説「おていちゃん」のモデルにもなった。 『わたしの台所』は、1981年に暮しの手帖社より刊行された。 以前(何十年前?)、図書館で文庫を借りて読んだはずだが、内容はすっかり忘れていて今回再読した。 沢