こんにちは!
楽を手に入れる食事と運動を指導する
伊藤芽衣です!
あぶらについて、皆さんは考えたことありますか?
あぶらは身体に良くないものだから摂らない方がいい。
ダイエットには天敵になるからカットしよう。
そんな風に思っていませんか?
あぶらの選び方を知っていれば
身体にいい、悪いというのが本当の意味で利害できるはずです!
ご興味があれば読んでみてください✨
脂質とは
脂質は身体の材料になるとても大切な栄養素の一つです。
おもに
・脂肪の貯蓄
・生体膜の構成
・脂溶性ビタミンの供給
・胃滞留時間の延長
・生活活性物質の材料
などとして身体に作用しています。
生体膜の構成を担っている脂質は
細胞やホルモンの材料にもなるため、とても重要なのです。
むやみに脂質を落すと、老いを感じる容姿になってしまったりします・・・😨
脂質とは英語でLipidといいます。
ん?Fatじゃないの?と思われる方も多いかと思います。
Lipidというは体内に存在する「体脂肪」と食物中に存在する「食物脂質」のうち、後者のことを言います。
Fatとは中性脂肪(Triglyceride)と同じ意味を持ち、Fatは総脂質のうちのサブカテゴリ―的存在です。
中性脂肪の分類として、10%が脂質、残りの90%が脂肪です。
脂質と脂肪の区別を厳密に言うとこんな感じになるんですよね~
あぶらの見分け方
脂質には「常温で液体の油」と「常温で固体の脂」があり、これらをまとめて油脂と呼んでいます。
常温で液体の油は融点が‐10℃~-15℃
=植物性の油「oil」
常温で固体の脂は融点が35℃~50℃
=動物性の脂「Fat」
全く別物なのです!!!
唯一動物性で例外なのが魚油。融点が-50℃~-70℃なのです。
つまり、融点以上の温度でないと、液体になれないということ!!!
※ここ大事!!
人間の身体で考えてみましょう💡
人間の体内温度は約37℃といわれています。
牛や豚の体温は人間よりも高い38.5~40℃といわれています。
これよりも高い温度でないと、あぶらは溶けないということ。
人の体内に入っても、溶けないのです。
溶けないままでは身体の中があぶらギトギトドロドロになりますよね(;^ω^)何がどうこうではなく、想像しただけでのなんか身体に悪そう💦
いいあぶらを賢く摂る!
一つ前でもご紹介したように、人の体温よりも低い動物の脂を摂ることをお勧めしています!
なかでもお勧めの食べ物は
【魚類】
・いわし
・大トロ
・しめさば
・さんま
【野菜類】
・アボカド
・えだまめ
・とうもろこし
【ナッツ類】
・マカダミアナッツ
・アーモンド
ナッツ類や野菜にもいいあぶらは含まれています。
こうしたものを積極的に摂るようにしてみましょう!
これらに共通するメリットとしては
オメガ3という脂肪酸が多く含まれていることです。
このオメガ3の作用は
・血液が固まりにくい
・血圧の低下
・脂肪の蓄積減少
・炎症作用の予防、緩和
・LDLコレステロールの低下
などなど、身体に良いことたくさんなんです。
ダイエットをしたい人や健康を大事にしたい方、病気の予防をしたい方にも
オメガ3は必要になります!
まとめ
油をしっかりと摂って、元気な身体を作りましょう✨
そのために、魚類、野菜類、ナッツ類を積極的に摂りいれることが大切になります。
普段の食生活でも摂り入れてみてくださいね!!