グルグル負の悩みループに陥る理由とは
こんにちは、めげないやつ子です。
\心を整えただけなのに/
どうして人生が変化していくのか!
7月~8月のnoteは『悩み方の教室』として、少しずつまとめていきます。初めて読まれる方は、コチラのマガジンをご覧下さい。
今日のテーマは
『グルグル負の悩みループ』について
新しい悩み方について具体的に解説する前に、そもそもどうして私たちはグルグルの悩みループに陥ってしまうのでしょうか。
理由は様々にありますが、大きく分けて3つあると私は考えています。
今日は少し耳が痛い内容も出てくるかもしれませんが、私もここを乗り越えたからこそ心の整理が加速していったので、ぜひ読んでいただきたいと思います。
1. 『相手は変わらないから自分が変わる』の落とし穴
私たちが普段やっている悩み方には罠があるのをご存知でしょうか。
その罠にはまると抜け出すのが難しくなるので、そこにいる間ずっと “グルグルループが回る…” という悪循環にもなってしまいます。
何か問題が起きた時やイライラしたりストレスを感じた時、私たちはまずその事に目を向けていますよね。
例えば、
子どもが宿題もせずにゲームばかりしている時
家事を手伝ってくれない夫
ママ友が毎回マウンティングをしてくる事
不登校を理解してくれない義理の親や親戚
休暇を申し出ると嫌みを言う職場の同僚
等々、悩みやストレスは人それぞれですが、その時は相手や相手の言動に目を向けていると思います。
もっとこうすればいいのに
何でそんなこと言うんだろう
私ならこうする
普通はこうするはず
そんな風に思って相手の事を『何で?』と考えていても、人の事はコントロールできないんですよね。
いやもうそんな事はあなたもご存知だと思います。
そこで多くの人がどうするかというと、自分が変わろうとします。とても賢明な判断…なんですが、ここで罠に引っ掛かる人が多いんです。
自分が変わる=自分が頑張る
になっていませんか?
変わるとは頑張ることではありません。
{ 頑張る 我慢する 無理をする 苦労する }
自分が変わるしかないと決意した時に、何故か多くの人は このような頑張る道に進みます。もちろん私も自分を頑張らせる道を歩いてきました。
それは決してダメな事ではないのですが、物事の見え方がどうなっているかによって思考の偏りが発生してしまう事があります。
それはどういう事かというと、
『頑張るのは自分』
『望みを叶えてくれるのは相手』
という構図になっているからです。
いくら自分が頑張っても宿題をするかどうかは子ども次第だし、家事をしてくれるかどうかは夫次第なんですよね。
自分の望んだ未来をゆだねてしまう状態になっています。
自分を頑張らせる事が解決の手段として使われているので、繰り返し続ける内に自分のキャパを越えてしまいます。
疲弊しているのに無理をして頑張っていると、自分だけが頑張ることに不満が出てきます。
相手が変わらない事や自分が頑張った結果によって一喜一憂してしまい、ますます心が疲弊してしまう…という感じです。
相手を変えるのではなく自分が変わろうと頑張ったのに うまくいかなかったり、その結果イライラして家族に当たってしまったり、そんな自分が嫌になる事もありますよね。
そしてそんなストレスを抱えたままだと、家族や周りの人の言動が気になってついつい目を向けてしまう…
っていう感じで、グルグル悩みループが回り出しています。
じゃあどうすればいいかというと、自分が変わる=自分が頑張るにしない事です。
頑張るのではなく、悩み方を変えましょう。
相手は変えられません。だから自分を変えるのはとても大事な考え方です。
でも自分を変える必要はありません。
そのままのあなたが一番ステキだからです。
自分は変えず、悩み方を新しく変えていきましょう。
2. 責任の所在を決めて決着をつけたい気持ち
生きていると色んな事が起こります。
それは良い事ばかりではなく、嫌な事やモヤモヤする事もありますよね。
望んでいない現実を直視したくない気持ちや、自分の中にあるネガティブな感覚に思わず蓋をしてしまう事は、誰もが経験していると思います。
その時、心の中にある思いは恐怖に近い感覚です。
心に恐怖を抱えたままでいるのは怖いので、どうにかしたい…手放したい…と思った時に手っ取り早く決着をつける方法が責任という言葉です。
この場合の責任というのは、改善のための責任というより “犯人探し” に似ています。
○○が悪い…
○○のせい…
○○がダメだったから…
このように思う事で、誰かや何かに責任を押し付けて とりあえず恐怖を感じなくするために決着をつける。
こうすると その時は安心したような気持ちになるのですが、それは本当の安心感ではないので、本当の解決にもなりません。
なので また同じような事が起こり、同じように悩んで責任を押し付ける…この繰り返しがグルグル悩みループです。
○○には、他人や自分や時代、環境、政治など、色々なものが入ります。
他責思考という言い方もよく聞きますよね。
グルグル思考のたどり着く出口は、他責か自己犠牲になりがちです。極端…ですよね。
私は今でも100-0思考の癖があります。
責任の所在を考えることも問題解決には必要なプロセスですが、その目的が大事になります。
問題自体だったりネガティブ感情を認める事になってしまうという恐れを回避するためだとしたら、グルグルループの道に進むことになります。
問題解決や改善のためという目的で悩み考えることで、グルグルではなく自分の答えが見つかる道に進めます。
3. 問題の大きさ
悩みや物事や状況を一括りにしてしまうと、その悩みの出口が狭くなりがちなので、『ひとくくりにしない』という事を意識してみて下さい。
心のモヤモヤを絡まった糸で例える事はよくありますよね。
悩み事やモヤモヤストレスを糸が絡まったように繋げてしまうと、「どうせ私が悪いんでしょ!」とか「私が頑張ればいいんでしょ!」のような、投げやりな気持ちになってしまいます。
2でお伝えした、責任で決着をつける事とも重なる部分です。
一括りにしてしまうと、それが大きな問題のようになっていきます。
1つ1つは対応できる事だったはずが、まるでラスボスの最終形態のように変形した強大な敵のように見えてきます。
太刀打ちできない…
もう無理…
どうせ…
このような諦めのような気持ちが生まれてくるぐらい難問に見えてしまうんですよね。
ではどのように捉えたらいいかというと、悩みやモヤモヤも含めて自分の思い全部を分解して、1つ1つ取り出してみるのがいいと思います。
この時に悩みの糸を1本1本ほどいて並べていく…というイメージより、もう少し丁寧にその糸を特別扱いして大切に並べるイメージで向き合ってみて下さい。
もう少し具体的に言うと、
でも…
だって…
どうせ…
しょうがないから…
考え事を頭の中だけで このような言葉で繋げず、1つ1つの思いを『 。』で終えるという感じです。
不登校の悩みで例えるなら、
子どもが何を考えてるのかわからないから話を聞きたいけど、いつもケンカになってしまう。
夫に相談したいけど全然理解してくれないし、まるで私が全て悪いように言われるのが腹が立つから、協力も頼みたくない。
このような感じだと、もう迷宮入りした感じしますよね。
これを
子どもが何を考えているのかわからない。
(状況‥本当にわからない?)
話を聞きたい。
(自分の望み‥なぜそう思う?)
いつもケンカになってしまう。
(状況‥その裏にある望みは?)
夫に相談したい。
(自分の望み‥素直に言えない理由は?)
こんな感じで、一つ一つを『。』で終えると、それぞれが対応できそうな事に思えてきませんか?
悩みというより、自分の大切な気持ちだったり今 向き合うべき課題に変わると、向き合い方も変わります。
これは今の悩み事だけじゃなく、あなたの人間関係やお仕事など今後の人生でも使える悩み方なので、よかったらぜひ試してみてもらえたらと思います。
続きはまた明日。
もっともっとめげない力を高めて、読んで下さる方に少しでも貢献できるような記事を書いていこうと思います🍀\恩送り/いただいたサポートは、私も誰かの応援に使います🌈