もし「自由権」を喪失したら?②
こんにちは、Medです!
前回「自由権の喪失」について記事を書かせて頂きましたが、とてつもなく長くなってしまったため、2つに分けたいと思います。
前回①の記事で省いた「自由権喪失」による「精神的苦痛」の部分を中心に記載します。
当ブログ執筆にあたり、参考にさせて頂いた各種参考サイト様、画像サイト様には心より感謝の意を表します。
また、当ブログ閲覧によるいかなるトラブルも一切責任は負いません。
当方は「診察業務」「相談業務」は一切行っておりません。お問い合わせは「法律関連」の場合は「弁護士事務所」など、「精神医学関連」の場合は「心療内科」や「精神科」などお尋ねください。
当方の記事の中で「診る」という言葉を使用する場合があります。これは、当方が「診察する・治療する」という意味ではなく、読者の方が「鑑別すべき・判断すべき」という意味です。
※当ブログ内容、構成、コンセプト等の盗用、窃用、応用、無断転載等は一切許可しません。
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<前回記事>
①基本的人権としての「自由権」
基本的人権の一部として、この「自由権」は誰もが生まれながらにして持ち、誰からの侵害も受けない「永久の権利」として、最高法規である「憲法」にて規定がなされています。
したがって、どんな権力者であろうとどんな独裁者であろうと一切侵してはならない「権利」が「基本的人権」に内包されている「自由権」です。
<関連記事>
②「知られたくないもの」を「知られたくない人」に知られる
人には誰でも記憶の貯蔵庫に様々な情報があります。その中でも他者との関係の中で次のような3種類に分けられると思われます。
また「人」といっても、それは「家族」なのか、「友人」なのか、「波長の合う誰か」なのか…?と様々です。
では上記のうち、Aはよいとして、BやCに該当するものは何でしょう。
B.今は誰にも知らせたくないもの
普段は他人に伏せておくものですね。
例えば、「住所」「氏名」「年齢」などの個人情報や
「知識」「経験」「学習内容」「今後の方向性」など知的財産や人生設計に関与するもの
「知識」や「経験」の中でも「成功体験」や「失敗体験」など様々なジャンルがありますが、これはその「過程」を勝手に把握されないことが条件です。
よくTwitterなどで色々なものを過程も含めてアップしている方はそれは個人の選択で行っているものであり、その個人以外が勝手にその情報や未公開情報を勝手に取得しているものではないため、トラブルには発展しません。
C.誰にも知られたくないもの
まず「思考」や「個人に関する漏えいしてはならない秘密事項」ですね。
「思考」内容は、通常「口外」や「表現」しない限り、他者に知られたいものではありません。
例えば、ちょっとアホなことや、ちょっと性的なことを想起しただけで、その人の社会的評価まで下がりかねません。
もっと言えば、「公開」するはずのない「現在持っている知識量」を勝手に把握されることで、勝手に「市場価値」の値をつけられてしまう危険性まであります。
次に「カード情報」「暗証番号」「パスワード」「ID」など、通常他人に取得を許可し得ないものがあります。
つまり、悪用されると大変な損害を被る危険性のある情報のことです。
最後に秘匿性の高いプライバシーやパソコンやスマホ、各種アカウント情報などの内部情報でしょう。
秘匿性の高いプライバシー情報とは、各種係争事や自身の性的な悩みなど、その手の専門家にしか開示しないようなことです。
電子端末系であれば、ウイルス感染でファイルを勝手に外部転送されたり、最悪執拗なストーカーによる追跡装置として悪用される危険性まであります。特に執拗なのは「自己愛性」や「反社会性」の要素が濃厚な人間である可能性は極めて高いです。
<参考記事>
③24時間365日が不特定多数による「対人ストレス」
◆軽微な「対人ストレス」の膨大かつ累積的蓄積
人と接することにはある程度の緊張があります。
例えば、「悪い印象を抱かれたくない」という心理が初対面や同僚、友人の間でも発生するはずです。
したがって、人と接していないときの自分をそのまま出せる人はそういないはずです。
もちろん、自ら意図して生活の「一部分」を切り出して動画配信している人物は違います。またドキュメンタリーなど、マスコミ側との「同意の上」での「取材」も異なります。
ちょっと下品な例えになるかもしれませんが、自宅で「裸族」だったり、人は誰でも「おなら」をしますが、どんな人とでも接するときにできる人ってそういないと思います。
公共の場で「裸族」になったら「わいせつ物陳列罪」で捕まりますし、満員電車などで「おなら」や「げっぷ」をして、周囲の人に嫌悪感を抱かれるのは当然です。
上記のような、人から「嫌悪感を抱かれたくない」という心理は誰にでもあるものであり、「したくてもある程度我慢する」という緊張感が少なからず発生します。
こうした「素の自分でいられない」ストレスが、例え自宅でも、トイレでも、風呂でも、ずっとつきまとい続けることになります。
特に女性であれば、自分の「裸を見られたくない」という心理が働き、トイレや風呂もかなりの抵抗感を感じる可能性が極めて高いです。これは別に女性でなくても男性でも強い抵抗感を感じるはずです。
通常、自宅の「壁」はこうした「羞恥心」を覆い隠すために存在しますが、この「壁」が意味を成さなくなります。
「自己愛者」や「悪性ナルシスト」はこうしたとんでもない屈辱感を他人に与えても、むしろ「リアクション芸」として愉しむだけです。しかし、逆に自分がこうした立ち位置に立たされると、凄まじい剣幕で大激怒します。それぐらい「身勝手」なのが、「自己愛者」などの「クラスターB群パーソナリティ障害者」です。
こうした卑劣極まりない人種は、「一見文句を言わなそうな人」をターゲットとする傾向が強いようです。
◆「シェアしたいもの」と「シェアしたくないもの」
「楽しいこと」は勝手に他人から把握されないから初めて「楽しい」のです。
その「楽しいこと」は自らの意思決定で、次のようなものを決められる自由があるのです。
例えば、「親しい友人Aといつ、どこで、何をして楽しんだ」
という情報はその情報の持ち主が「公開/非公開」を決める権限があります。
逆にそうした権限を無視して、他人がそうした情報を勝手に取得していたらどうでしょう?
さきほどの「親しい友人Aといつ、どこで、何をして楽しんだ」という情報を公開したこともないのに、不特定多数が勝手に把握している or できている。
そんな状況があったとすれば、「楽しいこと」はその瞬間のみに変わり、あとはひたすら気味が悪いはずです。
毎日がそんな状況になってしまったとすれば、これほどストレスフルで腹立たしく、屈辱的で身の毛もよだつ状況はありません。
とても「人間らしい生活」とは程遠い生活を強いられることと同じです。
<参考記事>
④安静・休養への害
◆精神的安息の著しい妨害
健全者が健全な休養と仕事/学校というサイクルを刻むためには、こうした他人との関係から一旦完全に開放される時間があるから「芯から休める」のであり、仕事や学校、家を出ても不特定多数の他者との関係性を常に強要されるようであれば、「常に監視されているようなストレス」つまり「窒息感」の中を生活するようになります。
次第に常に「精神的な摩耗」によって、精神的に疲れやすくなり、異常な睡魔に襲われたり、何をするでも非常にパフォーマンスが下がりやすくなります。また実際に睡眠をとっても「監視下」での睡眠は質が著しく悪く、熟睡とはほど遠いものであり、いくら寝ても疲れがあまり取れません。
早い話が、精神的疲労を延々とキャリーオーバーすることになります。
ここでも分かりやすいのが、「動物園の檻の中で寝る」ことを考えれば非常に分かりやすいです。誰かも分からない人々が「あ~、あんなところで人が寝てるよ」とか色んなことを言いながら、その檻を覗き込んだりしてくる状況下で、安眠や熟睡なんてできる訳がありません。
「質の悪い睡眠」は「質の悪い仕事」しか生みませんし、わざわざ「質の悪い仕事」をしたい人なんていません。
◆プライバシーの喪失
人は誰でも「学校」や「職場」へ行ったり、「自宅」で休養を取ったりします。この健やかな過程は互いに「隔離」されているから「平静を保てる」のです。
例えば、「いつ」「どこで」「誰と」「何をして」も、次のような状況を望む人間は通常いません。
自分がもしこんな状況だったらと思っただけで居ても立っても居られません。四六時中、気分が落ち着かなくなります。
暴力的な精神科医はそれを違憲的に観察しては「ADHD (注意欠陥多動性障害)」と誤診するかもしれませんが、それではプロ失格です。
それどころか例え近隣であっても関わりたくなくなります。
恐らく仕事も休養も休みの日も常にこのストレスという著しく不快なホルマリンの中を漂うこととなります。
<参考記事>
⑤勝負事で劣勢に立たされ続ける
他人との勝負では、相手に「自分の策」は見せないのが鉄則です。
勝負事では、相手の「手札」が見えないからこそ、「読み」が必要になります。
自由権喪失によって「思い描いたもの」が何でもかんでも拡散してしまっては、勝負事では相手に常に「対策され放題」で常に「劣勢」に立たされることになります。
つまり「卑劣な手を使わないと勝てないゲス」にいつまでも苦汁を飲まされることになります。
もしも「係争事」でこうした事態が起きれば、これほど卑劣で怒りに満ち溢れた事態はあり得ません。
⑥恋愛関係は高確率で失敗する
恋愛関係は通常2者間での関係性構築の過程です。
こうした関係性を「第3者的立ち位置」で観察できる人物がいれば、紛れもなく極めて悪趣味な変質者の類です。
特に男性であれば、意中の女性から「嫌われないように」「好感を抱いてもらう」必要性があります。
この印象づけは、あくまで「直接会うとき」「メール」「電話」「SNS上」などにおけるやり取りのみに現局されるのが普通です。
しかし「思考拡散」という状況があったとき、意中の女性に対して「見せたくない自分」まで把握されることになります。
前項でもありました、嫌われないようにする「対人ストレス」を直接関わっていないときでも抱え続けることになるのです。
また次項で触れる各種「生理」現象にも著しい悪影響をきたします。
同時に、その意中の女性とのやり取りの中で、全く関係のない第3者から逐一その様子を勝手に監視や監督され、逐一求めるはずのないアドバイスや干渉を受ける可能性まであります。
例えば次のようなものです。
まず恋愛関係で、逐一そんなフィードバックを求める人なんて普通絶対にいません。「大きなお世話」とかいう次元ではありません。
恋愛関係に限らず、常時いかなる一挙手一投足も、いかなる他人にも、いかなるフィードバックも普通は絶対に求めません。求めるはずがありません。
それ以前にそれらを勝手に他人に把握されているだけで、これほど気味の悪い毎日はありません。
そうでなくても、仮に交際へと至った場合にもリスクがはらみます。
関係性が習熟し、その女性と「性交渉」したくなった場合にも、「想起」の段階で相手に伝わってしまい、先に相手から「嫌悪感」を抱かれてしまう危険性が高まります。
また仮に交際や結婚に至ったとしても、「性生活」に異常な抵抗感が残るなど、2者の関係性にも暗い影を落とすことになります。
まず「思考拡散」による大衆の面前で「性交」をしたい人などいるはずがありません。
それを見て愉しむような極めて異常性の高い変質者がいれば、即刻処刑した方がよいです。
追伸:
私自身は、交際相手に対して常に「性的関係」を迫る人間ではありません。あくまでお相手の年齢 (未成年者の場合) や2人の関係性に応じるものです。
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⑦誰にでもある「生理」現象
女性に「生理」があるように、男性にも「生理」があります。
男性の場合、これを怠ると「夢精」といって夜間に漏れ出てしまうことがあり、定期的に「排出」しなければなりません。
その際に「性的想起」を必要としますが、この「性的想起」によって、意中の女性から「嫌悪感」を抱かれてしまう危険性が高くなります。ひらたく言えば、ドン引かれる危険性があります。
必然と「男性機能」も低下を来し、実際の性交においても著しい支障をきたすこととなります。
更に最悪なことに「性的想起」を愉しむ同性の変質者にまとわりつかれたり、「欲求不満」なオバサンにストーカーまがいのつきまといをされる危険性が高まります。
女性で言えば、生理による「経血」を見せるはずもない他人から勝手に「観賞」された上で、勝手に面白がられたり、勝手にドン引きされたりすることと全く同じです。
または家にいても出先でも常に不特定多数の変質者から行動を把握されるような著しい苦痛を伴うことになります。最悪全く歓迎するはずのないストーカーが不特定多数にわたって出現する危険性があります。
男性にしろ、女性にしろ、これほど屈辱的で怒りを伴い、苦痛にまみれることなどありません。
また排泄したものの形状や性状まで逐一把握されたい人物などいるはずがありません。逆にこうしたストレスがその形状や性状を著しく悪くします。
プライドの高い自己愛者はこうした状況を第3者的に「愉しむ」ことで、自身の病的異常な嫉妬心や劣等意識の埋め合わせをしたり、相手に著しい屈辱感を与えることで、相対的に高位にプライドを保とうとします。
当然、「自己愛者」や「サイコパス」自身にも上記のような生理現象がありますが、こうしたことが外部に漏れた場合、彼らは尋常ではない怒りを呈することは目に見えています。
または勝手に「理不尽」と感じることに対して、違憲行為や違法行為を正当化する「合理化」という、とんでもない心理規制で解決しようとします。
これほど表現しようのない「全くとんでもないこと」などありません。
むしろ「憲法」上もこうした人物の存在は許容されていません。
逆にその存在が「野放し」状態となっているのであれば、それは常に「違憲状態」の非難されるべき異常大国の証です。
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⑧リアクション芸の功罪
昨今の日本のバラエティ番組では、大衆の笑いを取るために、「リアクション芸」というものがあります。
実際、こうしたものはバラエティ番組として多く見られるだけでなく、動画配信サイトでも、そこそこの再生回数を出していたり、大衆の関心を引きやすい傾向にあるようです。
「お笑い芸人」は、大衆を沸かせるために、常軌を逸脱したものを強要され、それに対するリアクションをもって大衆を沸かせます。
学校や会社の中でも「笑い担当」みたいな人物がこうしたものを要求されるところをよく見かけますが、これの度が過ぎると甚大な人権侵害やパワハラ、いじめ問題に発展します。
毎度「リアクション芸」を強いるような「いじり」がエスカレートすると、「いじめ」へと発展しやすくなります。
問題はその環境において、「リアクション芸人」として定着してしまい、修正ができなくなってしまうところです。
ひどいものでは身体的暴力を伴ったり、過剰な「個の侵害」で対象を怒らせ、そのリアクションを見て沸くような「非人道的」な構造をとったりすることもあります。
会社であれば重大な「パワーハラスメント」であり、これが起点で「適応障害」や「うつ病」を発症した場合には損害賠償請求とすることができます。
「パワーハラスメント」の本質は、成績が下がったり、上司の気に食わない人物を「追い詰めすぎる」ところにあります。特に相手の立場に立てない「自己愛性パーソナリティ障害」罹患者が役職に就いている場合には、こうした相手の「限界」を推し量れず、最悪な場合自殺へと追い込まれてしまう危険性があります。
<関連記事> ※パワハラについては以下の記事をご参照ください。
⑨大道芸を強いられる「動物」化
この「精神常時開放」状態はまるで、24時間365日を大衆の面前で「大道芸」を強要される「動物」のようです。とても「人間らしい生活」からは、ほど遠い状態です。
「動物」は観客を沸かせることを強要され、その身体的疲労や精神的疲労まで観客は把握しようとはせず、むしろ「元気ないぞー!」とヤジを飛ばすことすらあるでしょう。
「動物」は観客をうまく沸かせることができれば「褒美」が、うまく沸かせられないと「罰」が下ります。
この「動物」の立ち位置に「人間」が立たされた場合、どんな人でも怒りや苦痛、屈辱感にまみれ、涼しい顏して笑っているだけの観客にどれほどの憎悪を募らせるでしょう。
人が「人らしく」生きるために定めた「生存権」ですら、根幹から揺るがす全くとんでもないことであり、絶対にあってはならないことです。
この場合、「飼い主」や全く配慮のない「ヤジ」を飛ばす観客の立ち位置こそ「自己愛者」や「悪性ナルシスト」などの「クラスターB群パーソナリティ障害者」の立ち位置です。
仕事をする以上、自己研鑚は欠かせませんが、このホルマリン漬けでひたすら集中力を欠き、ろくに勉強もできずに仕事も不発になります。
必然と生計力にも直結し、致命的な生活を送ることになります。
24時間365日すべてが「死活問題」の日々を送ることになります。
つまり、「不可侵の領域」をほぼ喪失することになります。
<参考記事>
⑩「自由権」奪還後も残る課題
まず「不可侵の領域」が侵されてしまったため、「自由権」が奪還された後も、次のような課題が残ります。
<参考記事>
⑪まとめ
前回が「自由権喪失」時の「経済的損失」「対人トラブル」「クラスターB者」の影響を書きましたが、今回は「精神的苦痛」についてまとめました。
誰でも「不可侵の領域」はありますが、「極限まで喪失」すると様々な領域に渡って甚大な損害を被る危険性が高まります。
のちに「クラスターB群パーソナリティ障害」について記事を記載予定ですが、人格形成上健全な「関係性」とは互いの「不可侵の領域」に「触れない」「侵さない」関係と言えます。
「あいつは何を考えているのか分からない」「便利な情報がタイムリーに入ってきて便利」「多くの社会問題解決に有益」などという極めて身勝手な難癖の下、絶対保護の「思想の自由」が脅かされることなど、絶対にあってはならないのです。
皆さんも互いに「侵さない」「侵されない」良好な関係性を保ち、皆が安心して暮らせる環境づくりに励みましょう。
最後まで閲覧して頂き、ありがとうございました。
健全な方が少しでも安心して暮らせるようなブログ執筆を目指してまた頑張ります。
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⑫参考・引用など
・政治ドットコム
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