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Good Luck/アレックス・ロビラ、フェルナンド・トリアス・デ・ベス、田内志文 訳



積読本📚の中から、 #アレックスロビラ さんと #フェルナンドトリアスデベス さんの共著、
#GoodLuck  を拝読📖しました。







以前から気になってはいた1冊なのですが、先に読んだ「吸血鬼ドラキュラ」と「ジキル博士とハイド氏」と同じく、 #田内志文 さんが翻訳されていたので購入にすることにしました。


https://note.com/mblaq0825/n/n155fb9d4493a






本書は、ビジネス界で名を馳せたお2人の共著ということで、ビジネス書と位置付けされる為、敬遠される方も多いのかもしれません。
ですが、いざ拝読📖してみると読み手によって、ビジネス書ともなるし、自己啓発ともなるし、哲学書ともなるし、童話ともなり得るのではないかと感じました。



54年振りに再会した2人。
1人は幸福と思える人生、1人は幸福とは思えない人生。
幸福と思える人生を送っているマックスが、幸福とは思えない人生を送っているジムを見るに見かね、
「運と幸運は、まったくべつのものなんだ。
運は確かにそうそう巡ってくるものじゃないし、巡ってきてもすぐに離れていってしまう。
宝くじを当てた人の9割は、10年以内にすっかり元の暮らしに戻ってしまうのを知ってるかい?
でも、幸運は誰でも自分の手で作り出すことができるんだ。
そして、手にした人に必ず幸せを運んでくれる。
本物の幸せをね。
だから幸運と呼ばれているんだよ。」
と言葉をかけ、自分が幸運を作り出す教えとなった、祖父から聞かされた「魅惑の森」という物語をかたり始めます。


物語の節目には、幸運を作り出すために必要なポイントが要約されて書かれているので、とても読みやすく理解しやすかったです。



ここ最近の私は、何かが引っかかってずっとモヤモヤしていたのですが、本書を拝読📖してそのモヤモヤが少し晴れ☀︎*.。たような気がします。
そして、自分は幸運を手にしたがるくせに自分の手でつかむ努力はしていなかったことにも気付かされました。


今回は、2020年に重版されたものを購入したのですが、表紙が二重になっていたり、リバーシブルになっていたり、本書の中にある重要な言葉や、偉人たちの名言をまとめたカードが付いていたりと、読書への思い遣りが溢れていたことにも感動しました。
カードは、いつでもサッと見られるように手帳に入れて持ち歩くことにします。






2004年に初版が発行されてから、77刷りも重版され、ロングセラーになっていることが納得できる良書でした。



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