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[月イチ九州]#127 三大祭の放生会はホウセイカイではない(福岡の旅)

博多3大祭りは春の博多どんたく・夏の博多祇園山笠・そして9月の放生会。ずっとホウセイカイと信じて疑わなかった私(ぶぶー)。正解は「ホウジョウヤ」。ホウジョウエでもない。福岡の常識は難しい。500もの露店が参道を埋め尽くす様子を見たくて出かけてみました、ホウジョウヤ。

会場は筥崎宮(はこざきぐう)

地下鉄箱崎宮前駅から徒歩。

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筥崎宮には、骨董市を見に以前来たことがありました。(この時、骨董市は毎月あるけど9月だけはホウジョウヤがあるからお休み、とお店の人に言われ何のことかわからなかったのでした。)

ホウジョウヤのお祭りの由来

放生会はホウジョウヤ、インプットできるよう毎回カタカナで書きます!

もともと放生会とは、捕獲した魚や鳥などの生きものを池や野に放してやる宗教儀式のこと。

だそうで、筥崎宮のHPでは↓となっていました。

「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」お祭りです。

https://www.hakozakigu.or.jp/omatsuri/houjoya/

ホウジョウヤおはじき

ホウジョウヤと言えば、コレクターも存在する「おはじき」が有名なんだそうです。素朴な絵柄がほのぼの。

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調べてみると

災いを「はじく」→おはじきが縁起物に。(なるほど!)

おはじきのテーマは毎年変わり、博多人形師らが作っている。(伝統工芸がここにも活かされている!)

ガラス細工「チャンポン」(ビードロとかぽっぴんなどと呼ばれている、極薄のガラスに息を吹き込み音を鳴らすおもちゃ)もホウジョウヤの名物だそうです。

見えない位遠くまで続く500もの屋台

お祭りの定番ストリートフードから、その年のはやりものまで(この年はチーズハットック(from韓国)が多かった)、様々な屋台が軒を連ねていました。どこの何がおいしそうだったか覚えきれないので、気になるたびに購入が良いと思います。

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ホウジョウヤらしい屋台-1 新しょうが

このお祭りの名物、新しょうが。しかももれなく葉っぱ付き。

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なぜ新しょうが?(福岡TOUCHより引用↓)

黒田官兵衛とその恩人である加藤重徳という武将が関係しており、二人が久しぶりに再会したのが放生会で、そのとき重徳がせめてもの手土産に渡した物が、土がついたままの新生姜だった」そうだ。また、昔この辺りには生姜畑が広がっていて、放生会のときに季節物の新生姜を販売していたという話も。

ホウジョウヤらしい屋台-2 社日餅(やきもち)

筥崎宮名物の社日餅(やきもち)。読めないよ。

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太宰府天満宮の梅が枝餅と同じコンセプト、あんこの入ったお餅を焼いた素朴なスイーツ。白とヨモギ餅の2種類があります。

どちらも買う!焼きたては持てない位熱くて、外はかりっと中はとろーりな食感に(もう1個いっちゃおうかな…)と悩むのでした。

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*2019年の旅の記録です。現在は状況が変わっていることがありますのでご了承ください。

前の記事  小倉の昭和度満点な立飲/ぬか炊きおでんで日本酒/かしわうどんでシメ(福岡県小倉の旅)  を読んでみる →こちらからどうぞ

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