[シンガポール旅]チャンギ空港深夜着→昼出発の乗継時間、どう過ごす?
シンガポール経由でブルネイを旅して来ました。シンガポールのチャンギ空港到着は深夜01:15。ブルネイに向けて出発するのはお昼の12:45でした。どこで仮眠する? 朝のシンガポールでどう過ごす? の参考になれば幸いです。旅をしたのは2024年7月です。
空港ホテル泊は早々に諦める→空港の24時間営業ラウンジで仮眠
空港近くのホテルを調べたのですが、値段の高さに手が出ません。ホテル泊は諦め、空港内のプライオリティ・パスが使えるラウンジを検索すると、24時間営業のラウンジがいくつかヒットしました。プライオリティ・パスが無くても、ラウンジで直接支払ったり、KLOOKやKKdayなどの現地ツアー会社のサイトでラウンジ利用料を払って利用することも可能です。
私はターミナル3に着いたので、まずはアンバサダートランジットラウンジへ。滞在は3時間までと言われ、胸に退出時刻を書いたシールを貼ります。眠さがピークの時にラウンジを出なければいけません(涙)
このラウンジにはnap roomという横になって眠れる個室があるのですが、6時間で120シンガポールドルとお値段もよろしいのでやめました(4時間でいいから割引して、も不可)。
眠くて何かを食べる気力も無く、広めのソファーが空いていたので、横にはなれないものの仮眠。3時間経ったので移動です。
次に向かったラウンジは、ターミナル3のMarhaba Loungeです。こちらのリクライニングチェアのほうが眠れました(先にこちらに来ればよかったです)。
早朝の広々としたラウンジに、いたのは私ともう1人だけでした。少し寝て、シャワーを浴びてさっぱり。ラウンジの果物を少し食べて、市内に出かけました。
シンガポール入国→タッチ決済でMRT乗車
シンガポールに入国するには、事前にオンラインでアライバルカードを提出しておく必要があります。朝7時の入国審査は待ち無し、あっという間に入国できました。
まずは、MRTに乗って市内に出かけます。VISA, MASTERのタッチ決済のできるカードなら改札にピッと当てるだけで簡単に乗車できます。若干割高になりますが、券売機でチケッをト購入するのは面倒だったのでまいっかということにしました。車内で飲食禁止(罰金)なのでうっかり飲物を飲んだりしないように気をつけました。地下鉄改札のドリアン禁止の案内を見ると、東南アジアに来たなあって思います。地下鉄車内の寒い位の冷房も、来たなあって思います(嬉)。
市内のミッションは朝ご飯2回(どちらも食べたくて絞れなかったんです)。
朝食その1:シンガポールで食べたかったバクテー(肉骨茶)【華記肉骨茶Hwa Ji Bak Kut Teh】
柔らかーーく煮込まれた豚のスペアリブ、このお店は白胡椒仕立てなので白いスープです。
スープが少なくなると注ぎ足してもらえます(やかんで来るところがまた良いんです)。骨周りの肉はどうしてこうおいしいんだろ、と丸ごとニンニクともども夢中で食べました。朝食その2を控えていたので白米は無しにしてもらいました。
朝食その2:唯一80年前の炭火焼スタイルを守る本店へ【ヤクンカヤトーストYa Kun Kaya Toast】
向かったのはシンガポールに多くの支店があるカヤトーストのお店のChina streetにある本店【ヤクンカヤトーストYa Kun Kaya Toast】。数ある店舗の中で唯一、炭火を使ってトーストする、80年前の創業当時のスタイルを守っています。調理場を覗くと、炭の位置を時々ずらしながらパンをひっくり返す様子を見ることができました。トーストに挟まれたカヤジャムはココナッツミルクと卵と砂糖から作られるジャムで、メニューはカヤジャム+バター、又は、カヤジャム+ピーナッツバターの2択でどちらもカロリー爆弾(ピーナッツバターにしました)。
甘いものを温泉卵に絡めながら食べるので最初はちょっと抵抗ありでしたが、やってみるとなかなかおいしい! そこはかとなく卵かけご飯気分でした。練乳入りの濃厚なミルクティー「テ・タリッ」もシンガポールに来た感が高まる飲物です。この看板はテ・タリッを作っているところ。容器Aから容器Bに高いところから注ぐのを繰り返すことでコンデンスミルクを混ぜ合わせます。
お店に着いた時、数十人の行列でした(おっと想定外)。20分くらい待って注文の順番が来ました。
お店の周りは昔ながらのカラフルな2階建てが並ぶエリア(好き好き)。高層ビルが林立する市内でこの辺りだけ異空間です。
チャンギ空港 ジュエルの巨大な滝を見に行く
空港に戻りまして、見に行ってみたかったスポットへ。JEWELの建物の中にある「でっかい滝」←正式にはレイン・ボルテックス。落差40メートル、すごいスケールです。
落ちた水が下に吸い込まれていくのを見ているとなんだか怖いくらい。
色々な高さから滝を眺めることができます。これは上の階から見下ろしています。
滝のある建物JEWELの中には沢山のお店やレストランもあって、滝を眺めながら食事するのも気持ちよさそうだなと思いました。
制限区域内で(シンガポール出国後)、ターミナル間を移動するスカイトレインで滝を横から見るのは時間が足りずこの旅では未遂でした。
「でっかい滝」には営業時間があるので、事前に確認してからお出かけください。
慌ただしくもシンガポールを楽しめました!
乗継時間をずっと空港で過ごすという選択肢は無く、街に出て歩いてみたいいう思いから「常に速歩き」の慌ただしい移動でしたが、朝のシンガポールを楽しむことができました。深夜着だからこそ、空港で仮眠して早朝から行動できるというメリットもありました。朝食1軒+マーライオン、といった組み合わせも楽しそうです。
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