機械は既にヒトのスペックを超えている〜個性がより明るみになる時代へ・・・?〜
遺伝によって決まること
私たちの考える力、
環境に対応する能力、
多くの要素は遺伝によって決められているといっていいでしょう。
特に算数の成績、人間の見た目は、
特に遺伝の要素が大きいようです。
そして、遺伝によって決められていることは、
なかなか自分の力で変えるということは難しいです。
ただ、
人生は全て遺伝で決まるわけではありません。
それを決めるのものとして"環境"は重要な要素だと考えています。
遺伝や環境だけのせいにはできない時代
とは言え、後天的に発揮されるものは、
今の時代、環境のせいにできない
スマートフォンの機能を100%使うことができている人はほとんどいないと思っています。
そして一昔前は環境に制約を受ける部分は今よりも多かったと思うんです。
なにせ巷で使われていたモノの機能自体が、
今に比べて優れてはいなかったでしょうから。
電話、テレビ、ワープロ
例えば、
離れた相手と会話ができる"電話"という機械がありますよね。
電話という機械が発明された当所は、非常に画期的だったようですが、通話機能以上のことはできませんでした。そして通話以上のことができるとも思われていませんでした。
エンターテイメントを楽しむことができるテレビという機械があります。
画面から流れる映像を、家にいながら楽しむことができます。
この機械が発明された当初は、チャンネル争いがもとで犯罪が起きるほどだったそうです。
キーボードを押すことで文字をワープロという機械がありました。今では"ワード"というアプリの一部分を担うほどのその機械でさえ、それ以上のことはできないと思われていました。
なので、一昔前は用途ごとに使う機械を選ぶ必要があった。
電話、テレビ、ワープロ、カメラ=スマホ
でも今はどうでしょうか。
例えば、スマホ1台さえあれば、
通話、メール、決済、エンタメ、買い物、TV、
日常に必要なアクションは、
ほぼ全て事足りてしまいますよね。
それは、逆に言えば、何をするかはその人次第になってしまったということです。
これは、現代の技術がもたらした恩恵と受け取るかべきか、不便を便利にするために考えることをしなくなったことを憂うべきかは解釈次第だと思いますが、今回は少し後者のテイストを若干多めにしてみようと思います。
今では、
機械のスペック次第で作るものが決まる時代から、機械のスペックを使う人のスペックで作るものが決まる時代になったと考えるのは、つまり機械が人の創造力を超えた状態だと言えるんじゃないかと思っているからです。
なぜiPhone14が欲しいのか
私たちは兎角新しいものに惹かれがち。
iPhone14にいち早く飛びつきます。
身につけたものはアップデートされるでしょう。が、"何をするか"はアップデートされるのだろうか。
iPhone12やiPhone13の時とやる事は変わったでしょうか。
何が言いたいかというと、
そのツールを使う目的があるのだろうか・・・ということです。
おそらく"それを身につける"と言うことが目的だと、そのような状態に陥るんじゃないかなぁと思っています。
これは何にでも当てはまる。
ダイエットの方法を変える。
通う塾を変える。
読む本を変える。
環境を変えることで何かは変わるかもしれない。
気分が。
実は多くの人には個性はない・・・か?
しかし、それを変える目的がなければ、結果が出なかったときに、ツールを変えるという一択しか残されなくなってしまう可能性がある。
これは個性が明るみになる時代…
と、見せかけて、
実は多くの人は似ているという、
個性とは全く逆の真実を明るみになる時代という風にも受け取れるんじゃないかなぁと…
思うのが正直なところです。
今回は『機械は既にヒトのスペックを超えている〜個性がより明るみになる時代へ・・・?〜』について書かせていただきました^ ^
また、あしたね☆