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2024年を振り返って
いよいよ2024年が終わろうとしています。
多くの御高覧、御厚情ありがとうございました。
今年を振り返って
2024年は元日の震災から、もうどうなることかと思っていました。
南海トラフ臨時情報もありましたからね。
震災は常に備えるものですが、それでもやはり、気を引き締めなければと思いました。
辰年の辰は十二支唯一の架空の生物です。
辰は水への畏れから生じたとされています。
そんな辰年の元日に津波があるなんて。
私はそんなことを思っていました。
思っていただけ。
被災者の人々の心情を鑑みて書けませんでした。
今回書いているのは、もうそんな辰年も終わり、巳年になるからです。
来年に向けて
来年は巳年です。しかも乙巳(いっし)。
乙巳の変(大化の改新)の乙巳です。
激動の一年になるかもしれません。
それが今年のような天災、自然災害であるのか。
或いは、なんらかの人災であるのか。
それは私にはわかりません。私だけでなく誰にもわからないことです。
しかしながら、確かなことがあります。
「人間がつくったものは、人間が変えられる。」
それだけは確かです。
人間がつくったもの
人間がつくっていないものは無理です。
海岸線や浸水域はどうにもなりません。
どれだけ堤防が強靭化しようと限度があります。
私が言いたいのはそういうことではありません。
制度や慣習は、かつて人間がつくったものです。
その時の科学技術レベルに応じて。
ゆえに、今の人間が変えても良いものなんです。
かつて誰かがつくったものは現在の人間が変えることが出来るのです。
変えて良いかというのは別の話。
変えることが出来るということが大事。
慣習で「そうなっている」とゴリ押しするのではなく、慣習を改めてみること。これが大事です。
もし、必要に応じて慣習を変えられなくなったら「老害」なんです。
それは年齢を問わず、若年性の老害でもそう。
「人間がつくったものは、人間が変えられる。」
大事なことなので、強調しておきます。