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ゼロからはじめるマインドフルネス瞑想記 その1
この記事では、マインドフル瞑想を生活に取り入れてみた体験をまとめています。「瞑想はすごい!」ということではなく、感じたことを率直に伝えていきたいと思います。
経験ゼロ、信用ゼロ、準備ゼロ
生まれてこの方、瞑想とは無縁だった。
物理学を専攻していたことが理由かはわからないが、理論的に説明しにくいものには近づかないようするきらいがある。
なので、瞑想の効果についても疑いを持っている。
体験したことがないので当然ではある。
ただ、ネットやSNSでよく目にするようになり、少しずつ興味が大きくなってきていた。
そんなある日、ふと思い立って、実行に移した。
実践するなら書籍を読んで準備しようと思っていたが、それよりも「まずやってみるか」という気分になった。
テレワークや職責拡大など、働き方の変化でモヤモヤが増えたことが、要因のひとつだったのではと考えている。
まず「瞑想とは?」をググってみた
始めるにあたって、瞑想の定義が気になった。
定番のWikipediaである。
心を静めて神に祈ったり、何かに心を集中させること、心を静めて無心になること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすことである。
大きな収穫がないので、もう少し読み進める。
瞑想と呼ばれるものは非常に多様であり、静かに座って行うものや、一部のヨーガのように様々な体位を取るもの、集団で母音を低い声で続けて発する倍音声明のように声を用いるものもある。太極拳やスーフィーの旋回舞踊ダーヴィッシュ・ダンスのように動きながら行うものを含むという見解もあり…
胡座をかくイメージしかなかったが、スタイルは色々とあることがわかった。
そんなところで、ひとまずお腹がいっぱいになった。
ついでに瞑想を行う有名人も調べてみた
そうそうたる顔ぶれだ。
海外のセレブはもちろん、
レディー・ガガ
テイラー・スイフト
アンジェリーナ・ジョリー
大企業の経営者から、
スティーブ・ジョブズ
ビル・ゲイツ
松下幸之助
トップアスリートまで。
ノバク・ジョコビッチ
イチロー
本田圭佑
彼らに憧れているわけではないが、瞑想は我々のような一般人でも、受け入れてくれるはずだ。
瞑想アプリをインストール
いきなり瞑想といっても、なにをどうしていいか見当もつかないので、スマホアプリに頼ることにした。
子どもを寝かしつけたあと、iPhoneのアプリストアで「瞑想」と検索。トップに表示された「Meditopia」。口コミが悪くなかったので、そのままインストール。
パープルを基調としたデザインは、神秘的であり、自分の瞑想のイメージとよく合っていた。
このアプリでは、「マインドフルネス瞑想」を行うことができ、ストレス軽減や集中力強化などの効果が期待できるようだ。
初回の感想は…当然イマイチ。でもこれは続けられそうだ。
15分ほどのプログラムが用意されており、流れる音声の指示にしたがって瞑想を進めた。
わかったことや感じたことは以下の通りだ。
・決まりはほぼない
座り方はこうだとか、呼吸はこうしなさいなど、難しいことは一切ない。ただただ、呼吸に意識を集中させるだけ。途中で意識がそれてしまったとしても、許してくれる。とても寛容だ。
・ノイキャンがピッタリ
瞑想の途中で感じた。「呼吸と向き合うには、外部の音を遮断してくれる、このノイキャン付イヤホンが最適だ」しかしこの瞬間、呼吸から意識がそれている。元も子もない。
・効果はイマイチわからず
それもそのはず、効果を感じるには、それなりの継続が必要なようだ。
だけど、
・流れる女性の声にうっとり
ガイドしてくれる女性の声が、しっとりとしていて優しかった。ずっと聴いていたくなる感覚に。これは続けられると確信した。
一週間続けてみると…ある小さな変化が。
・鼻呼吸ができている!
これが唯一の変化。日常でも鼻でゆったりと呼吸する機会が増えた。もしかしたら、いびきをかかなくなったのではないか?妻に訊いてみよう。
・しかし…やはり効果は感じられず
一般に言われるようなメリットは教授できていない。まぁ一週間なので無理もないだろう。焦らずじっくり続けよう。
・注意!
ひとつ分かったことは、通勤電車での瞑想は危ない。寝過ごしそうになる。
最後に
今回は一週間と短い期間だったので、期待する効果は感じられませんでした。
しかし、瞑想への関心はより高まったので、知識もインプットしつつ、続けていこうと考えています。
知識や心境に変化があったとき、「その2」を書く予定でいますので、また読んでいただければと思います。
お付き合いいただき、ありがとうございました。