小林まみ | 地学の研究者

一人でも多くの子どもたちに地学の楽しさを伝えるために、社会人大学院で博士号を取得。 親子で学ぶ「おやこぼうさい」を広めたい。 記事ではAmazonアソシエイトを利用しおすすめの本や物も紹介しています。

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  • 小林まみの雑感

    子どもと学び以外のことも記事にしています。

  • 子どもの学び

    研究者であり母でもある目線で、子どもと体験したことを中心にまとめています。

  • 研究者への道

    博士号取得後、研究を本業にするまでの試行錯誤を伝えます。

  • おやこぼうさい

    災害の経験と、研究と実務の経歴をベースに、大人と子供の命を守る「防災」について伝えます。災害の裏側にある、自然の恵みやその成り立ちと、現象のメカニズムについても伝えたい。

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いつか来る地震の前に「これやっておこう!」リスト

1995年1月17日朝5時46分発生「阪神・淡路大震災」 記憶が薄れている方や物心つく前の方もいると思いますので、最初に「阪神・淡路大震災」の概要を紹介します。  震源は淡路島北部の深さ16km(浅い地震と言われます)。地震のエネルギー(規模)を示すマグニチュードは7.3(気象庁により2001年にマグニチュード7.2から改訂)。気象庁の事後現地調査により、設定後初めて震度7を適用した地震です。この地震の後(1996年以降)、震度5および震度6をそれぞれ弱・強の2階級に分割し

    • 2023年パラレルキャリア(発信)ふり返り

      2023/12/26更新  こんにちは。私は研究職ワーママの小林まみです。  矢島美穂さんによる「書くチャレアドベント企画2023」に参加させて頂いたことをきっかけに、私のパラレルキャリア(小林まみとしての発信活動)のふり返り事を書いています。発信に力を入れている皆さんの参考になったら嬉しいです。  まずnoteについて、2023年は3つの記事をアップしました。決して多くはない数です。しかし、うち2本は編集者さんに編集や添削をお願いしたこともあり、2023年4月から7月まで

      • 小学生親子向け「夏休み、ランチタイム、サクッと科学」オンラインイベントレポート(2023.8.24開催)

         こんにちは。研究職ワーママの小林まみです。  所属しているオンラインコミュニティで、メンバー限定のオンラインイベントを年に1、2回開催しています。  限定公開イベントゆえに、コミュニティメンバー以外には私が何をしているのか伝わっていないと思い、今回レポートにまとめました。  今後、対象を広げてのイベント開催も計画していますので、以下本文が私の活動の参考になればと思います。 (最終更新日:2023/10/13) 1.概要 日時:2023年8月24日(木)12:05~12:

        • 研究職ワーママがつかんだコツをシェア。楽しく取り組む夏休みの自由研究(小学校低学年向け)

           もうすぐ夏休み!  小学生はワクワク楽しみ、親たちはため息ですね。  とくに親を悩ませるのが、小学生の自由研究。まだまだ幼い子どもの自発的な取り組みは期待できず、親が何をすべきか戦々恐々としているという声をよく聞きます。  何に取り組ませたらよいか分からない、それでも、できるなら理科を好きになるきっかけにしてほしい、そんなささやかな親の願い。  日頃は自分の研究に取り組む私も、「小学生の『研究』ってどうやるの?」と悩みながら、毎年の夏を過ごしてきました。  それでも、子

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          一児の母、博士号取得後、1年目の試行錯誤 [2022-2023]

          1. はじめに ~企業所属のワーママは博士号取得後、どうキャリアを築く?~  私は社会人大学院生として博士号を取得した、アラフォーのワーキングマザー(子供は小学生)です。  2022年3月末、無事に博士号を授与された後、学生の肩書きが外れ、再び"専業"会社員の生活が再開しました。  この記事では、博士号取得後1年目のワーキングマザーが「研究者として生きていくにはどうしたらいいんだろう」と悩み迷いながら行った、1年間の試行錯誤を紹介します。  社会人大学院生の経験談に比べて

          一児の母、博士号取得後、1年目の試行錯誤 [2022-2023]

          一児の母、社会人大学院生、博士号授与までの奮闘記

          はじめに  こんにちは。私はmarmy(マーミー)というペンネームで発信している会社員です。そして、2022年春に博士号を授与され、長い社会人大学院生活を終えたばかりの新米博士でもあります。  私は、現役学生時代から博士課程進学に憧れがあったものの、その憧れを封印して就職。その後に取得した産育休のブランクもあり、技術職を続けられるかどうかの瀬戸際で「働きながら大学院」という道に飛び込みました。この記事では、その道のりを記したいと思います。  大学院入試の難易度、在学中の生活

          一児の母、社会人大学院生、博士号授与までの奮闘記

          電力会社・都市ガス会社の子供向け実験教室・料理教室紹介

           こんにちは。社会人大学院生のmarmyです。  子供向けの科学系実験教室は全国各地にあり、単発のイベントから継続教室まであふれています。たくさんの教室の中から、敷居が低くて参加しやすく、講師や施設の質も担保されていると感じている、全国の生活インフラ(電力・ガス)企業による実験教室や、都市ガス企業の料理教室を紹介します。  首都圏等の限られた場所だけでなく、全国各地、様々な場所に住む子供達に科学と触れ合うきっかけとなってほしいとの思いでこの記事を書きました。私が直接体験し

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          少食小学生の学童弁当、試行錯誤の記録

           子供が保育園児の時は、年に数回、遠足などの時にしか作っていなかった子供用の弁当を、小学校入学後、長期休みは毎日作るようになりました。それまでも自分用の弁当は作っていたのですが、子供用を日常的に作るということに、小学校入学前は不安を抱いていたことを思い出します。  子供はどちらかというと少食で、弁当を残すことも多く、かなりの試行錯誤をしてきました。そんな私の小さな工夫が参考になればと思い、noteにまとめました。 ご飯にこだわりのある子供への対応 いちばんの壁が「ご飯」で

          少食小学生の学童弁当、試行錯誤の記録

          誰もが知っておきたい、津波からいのちを守る方法

           一つ前のおやこぼうさいマガジンnote記事では、直下型地震への備えや備蓄品について書きました(末尾で引用)。note編集部「今日の注目記事」マガジンで紹介されたこともあり、多くの反響を頂きました。内容が伝わって嬉しい反面、ポイントを絞ったため、プレート境界型地震が引き起こすことの多い「津波」に関する話が出来なかったことが引っかかっていました。  津波からいのちを守るためには「物を備蓄する」とは対極にあるかもしれない、時に何もかもを捨てて「逃げる」という行動をとる必要がある

          誰もが知っておきたい、津波からいのちを守る方法

          民間学童保育の経験シェア

           この記事は、これからお子さんが入学される方や、お子さんの学童保育を検討中の方に向けて、いち経験談をシェアするものです。この記事のうち、民間学童保育の実体験に基づく箇所は有料です。  多くのバスの初乗り運賃と同じ値段で、近所の散歩にいつもと違う道を通っているような、ちょっとした視点の変化を与えることが出来たらと考えて値段を設定しました。 知っているようで曖昧な理解、「学童保育」って何? 難しく感じてしまうかもしれませんが、そもそもの理念や由来を頭に入れてから、お子さんの学

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          民間学童保育の経験シェア

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          子供が小学1年生になったら、国語辞典を買おう

          オンラインで情報が得られる時代に、紙の辞典にこだわる理由 中学生・高校生も電子辞書全盛期、スマホやタブレットのアプリでも辞書が引ける時代。「辞書を引く」ということを意識しなくても、検索エンジンに言葉を入れるだけで、言葉の意味や英訳が出てくる便利さは、私も享受しています。  それでも子供の小学校入学と同時に、私は本屋さんで子供の使う『国語辞典』を買いました。理由の一つは、分からない言葉があった時に子供に自分で調べてほしい(分からないことがあった時に調べることを習慣にしてほしい

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          2020年買ってよかったもの 3選+α

           こんにちは。技術職WM/社会人大学院生のmarmyです。2020年の始まりはオリンピックイヤーへの期待感でワクワクしていたことを思い出すと、この年末は離世の感がします。  子供の長期休校対応や、長期にわたる在宅勤務など、これを読んでくれている皆さん同様に、2020年はこれまでにない経験をたくさんした年でした。通販での買い物やクラウドファンディングへの参加も増えた年でした。そんな1年を振り返って買ってよかったものを紹介します。 3位:MOFT Z 折りたたみノートPCスタ

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          オンラインイベント主催という観点の【ZOOM】Tips

           こんにちは。技術職WM/社会人大学院生のmarmyです。  2020年に入って、本業もプライベートも急激にオンラインイベントを主催する機会が増えました。  研究で関わっている学生たちは、春からずっとオンラインで講義を受けたり、ゼミ発表をしたりしていたので、Web会議システムでのやり取りを急速に身に付けていました。そんな姿を見て、社会人の私が「慣れてない」なんて恥ずかしすぎる!と、本業でもプライベートでもオンラインイベントの「主催」の練習を積んでいました。  その経験か

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