HUNTER×HUNTER式で漫画創造力を再定義してみた。
漫画家の「六系統」を再定義してみた。
HUNTER×HUNTERが小学生のころから大好きなので、漫画創造力をタイプ別に再定義してみた。この記事は完全に自己満足の記事です。
📍自分がどの系統なのかを自覚し、自分に合った努力を伸ばす。
📍もしくはバランスを重視し他系統の努力をする道しるべとなる。
1. 強化系(基本画力・基礎力の向上)
定義: 漫画制作の基本的なスキルを高める力。絵の基盤(人体デッサン、構図、線の安定感など)や、コマの安定したクオリティが含まれる。
原作力・漫画表現力の関連性:
原作力: 堅実な物語の構成力(キャラ設定や物語一貫性)を支える。
漫画表現力: コマやページ全体を構築する際の基盤となる描写力。
具体例:
安定した線画と構図で、ストーリーの内容を正確に読者に伝える。
感情を引き出すキャラクターの描写力。
2. 変化系(画風の柔軟性・スタイルの変化)
定義: ジャンルやトーンに応じて、画風やタッチを柔軟に変更する能力。異なる作品やテーマに対応する表現力。
原作力・漫画表現力の関連性:
原作力: 多様なジャンルや読者層に合わせたストーリー展開の柔軟性。
漫画表現力: シーンごとのトーンやテンポに合わせたコマ割りや動きの描き分け。
具体例:
日常系からダークファンタジーまで、多彩なジャンルを描き分ける。
怖いシーンでは影や線のタッチを変えるなど、感情に応じた表現。
3. 放出系(SNSや発信力の強化)
定義: 漫画や作品を広く発信し、読者とつながる力。SNSやウェブでのプロモーションが中心。
原作力・漫画表現力の関連性:
原作力: 読者が感情移入しやすい物語やキャラクターの企画力。
漫画表現力: SNSや短編形式に適したテンポの良いコマ割りや構成。
具体例:
バズりやすい短編ストーリーやワンシーンを制作して投稿。
読者の興味を引く、魅力的なキャラクターデザイン。
4. 操作系(デジタルツールや効率化の技術)
定義: Clip Studio PaintやPhotoshop、AIツールなどのデジタル技術を駆使して、効率的に制作する力。
原作力・漫画表現力の関連性:
原作力: シナリオのアウトラインやプロットの整理をデジタルで効率化。
漫画表現力: 動きや視覚効果を強化する特殊なデジタル技術。
具体例:
デジタルブラシでダイナミックな流線を描き、動きを強調。
AI生成で背景を補完し、ストーリーの没入感を高める。
5. 具現化系(アイデアや概念の具体化)
定義: アイデアや抽象的な発想を実際の作品として具現化する力。AIツールや素材の活用も含む。
原作力・漫画表現力の関連性:
原作力: アイデアや設定を分かりやすく視覚化し、読者に伝える。
漫画表現力: コンセプトを体現したビジュアル表現(独特な世界観やキャラクターデザイン)。
具体例:
AIを使ったスケッチで、キャラクターや背景を具現化。
世界観や設定をビジュアルで伝えるポスター的なイメージイラスト。
6. 特質系(独自の世界観・独創性)
定義: 他にない独自のテーマやキャラクター、物語の構築。世界観全体をデザインする力。
原作力・漫画表現力の関連性:
原作力: 物語全体の一貫性やテーマを通じて、独特の感覚を読者に届ける。
漫画表現力: 世界観に合わせたコマ割りや演出をデザイン。
具体例:
独特なキャラクターの動きやデザインで、物語を象徴するシンボルを作る。
見開きや特殊なコマ割りで、世界観のスケールを視覚的に表現。
再定義のポイント
原作力は、物語やキャラクターに関連する要素を扱うため、強化系、変化系、特質系に密接に関係。
漫画表現力は、視覚的な工夫やテンポ感を重視するため、強化系、変化系、具現化系に深く関係。
【自分がもし変化形だと思った場合の、戦略】
・変化系を極める: トレンドや読者ニーズに即応する多ジャンル対応型。
変化系 + 強化系: 安定感のある長編作品で信頼を得るプロフェッショナル型。
変化系 + 具現化系: 独自の世界観とデジタル活用で新ジャンルを切り開くイノベーター型。
変化系 + 強化系 + 具現化系: 多才さを武器に、漫画だけでなく幅広いクリエイティブ領域で活躍するオールラウンダー型。