適応障害を垣間見たあとの展開
被害は未だ拡大中
今はこの職場から離れた私ですが、実は引き続き働いておられる方が、数人いらっしゃいます。
私はその内の2人と仲良くなり、今も良い付き合いが続いています。
以前、心療内科へ行った時の話を書いたのですが、実はこの職場では、契約を終えることなく辞めていった方がたくさんおられ、その人数は、入社してたった数か月で半分以上が入れ替わる程でした。
結果的には40~50名でスタートして、最後まで (当初の契約満了まで) いたのは私を含めて、たったの5~6名です。
メンタルを壊して退職された方や、それに準ずる理由で辞められた方も少なくありません。
私が心療内科へ行きながら、最後まで残れたのは、今も仲良くさせてもらっている2人が後から入って来てくれたからだと思います。
そして仲良くしている2人が今まさに
昨日そのうちの1人から
『私も睡眠薬を処方してもらったんだ』
と聞いて大変驚きました。
もしかしたらもう1人も、その際にいるのかもしれません。
心を壊してまで、行く必要なんてない。
人の事なら分かるのに、自分が渦中にいる時は、何故だかそれが分からない。
途中で投げ出すのはダメ。
周りに迷惑かけちゃいけない。
本当にそうだろうか。
その状態で良い仕事できるのかな。
できたとしても、それで心壊すと長引くよ?。
長引くよ? あれ?
私は単なる寝不足だったはず。
【適応障害です】って、医者に呪いの言葉なげられただけだったもんね。
だから寝不足を解消したら治ったんだよね。
でも・・・
人の事となると、心の問題をちゃんと心の問題として受け入れるんだ。
なるほど。
こうやってnoteを始めて、文字を起こして読むことで、見えなかったものが見えてきた。
人の事は心配するのに、自分の事は心配しないのか。
もっと自分に親身になっていたら
睡眠不足なんだから、とりあえず薬さえもらえればいいわ。
心療内科の医者なんて信用してないし。
と、それで終わらせることなく、ちゃんと顔をみて話してくれるお医者さんを探すとか、それより先に、さっさと職場を去ったかもしれない。
良くも悪くも皆、真面目なんでしょうけれど、真面目が悪い面として働くのは本望ではありません。
心身ともに健康でいられる時間は、誰にとっても限りがある。
人の事なら分かるのに、自分の事は分からない、でも人の事を介して自分を知ることになった、ややこしい話でした。