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正しい1on1が私は部下の立場でもできていなかった:【学びと気づき:シリコンバレー式 最強の育て方】

日曜のZoom勉強会、今日で3回目の参加です。
毎週日曜日のマレーシア時間朝8:00からの勉強会は早起きもできるし、月曜からの仕事や日常生活を充実させてくれる活力になりますね。

今回は2冊の書籍がテーマでした。
アウトプットの発表、発表を聞いた後の意見交換の時間もそれぞれの意見や思いが違って、1時間半のはあっという間。気づきも多い時間でした。

まずは1冊目の「シリコンバレー式 最強の育て方 ―人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング」について勉強会のまとめと気づきを書いていきます。

・勉強会アウトプットの内容

「シリコンバレー式」というと、今では多くの書籍のタイトルで見かけるようになりました。私自身も「シリコンバレー式最強の食事」を読んで、バターコーヒーを一時期飲んでいた時期もありました。

シリコンバレーといえば、最先端技術が集結する場所、スタートアップの聖地等、なんとなくすごい場所というイメージ。私もIT業界の端くれにいますが、名前は知っているけれど、雲の上の場所といった感じであるのが正直なところです。

そんなイメージが先行しているせいか、「シリコンバレー式」と言われてもできるわけないじゃん、という気持ちも正直ありました。
でも、「シリコンバレー式 最強の育て方―人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング」に書かれていることは、ちゃんと読めば実践できることばかりです。

1on1(ワンオンワン)はいわゆる上司と部下との個人面談
そして、私は1on1は上司、部下両方の立場で実践していますが正直苦手です。

苦手な理由は、
「1on1で何を話せば分からない!何を言えばいいか分からない!」

ということで、そんな私と同じような悩みを持っている方にはこの本はピッタリなのではないでしょうか。

勉強会の中では、1on1とは?またその実践方法、進め方、その効果の説明があり、結論としては「大人を育てる」ことはできるし、子供とのコミュニケーションにも1on1は生かせるのではないか、ということでした。

・私のキーワードは「承認する」こと

勉強会の中で紹介された、1on1の具体的な進め方や効果の中で、私が一番印象に残ったのは「承認する」ことでした。

1on1は定期的に実施していくことでその効果が発揮されます。
また、毎回実施するのは「前回のおさらいと承認」。つまり、以前との比較とそれに対しての評価ですね。

評価も、正しく評価することももちろん大事ですが、もっと重視するのは「部下(相手)が納得できる評価」であることということです。そして、納得できる評価のためのコミュニケーションの積み重ねの1on1があります。

自分で自分を認めることも大事です。その上で他者と「承認」「できたこと」「できなかったこと」を確認しあってこそ、次のステップにもっと自信をもって進んでいけるのではないでしょうか。

・「聴ききる」前に「伝えきる」ことができているか?

1on1では、「承認する」前に相手が目標を達成していない等のマイナスの状態であった場合には、相手の話を「聴ききる」ことが重要だと紹介がありました。

確かに、何か嫌なことがあったとき、誰かに話すことで楽になったり気持ちや状況が整理されることがありますね。

「聴ききる」ことは、聴く側もしっかりと耳を傾けねばなりません。

そして、それ以上に大事なのは相手に「伝えきる」ことではないか?と勉強会の中での感想があって、なるほどなぁと思いました。

私自身も自分を振り返ってみて、特にチームの調子が悪いときにちゃんと上司との面談で「伝えきれていたかなぁ?」と言われるとちょっと怪しいです。

相手はエスパーではありませんからね。

正しい1on1が私は部下の立場でもできてなかったのです。

「伝えきる」、「聴ききる」、「承認する」の3つのステップをうまく回すことができるよう、まずは自分から変わることですね。

・今日の学びのまとめ

「シリコンバレー式 最強の育て方―人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング」には、1on1の具体的な実践方法、そこから得られる効果などが書かれており、とても実用的な内容が詰まっています。

そして、こうして勉強会のまとめを書きながら、前々回の勉強会のAIの話を思い出していました。

1on1で人を育てていくってAIではできないよなぁ、と考えながら、これからはこうして個人の能力を伸ばしていきながら仕事をすること、子どもを育てていくことがもっともっと大事になっていくのかもしれません。


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