『ヨーガ・スートラ』で説かれる「心の動きを止滅する」とは、私たちの心の揺れ動きを鎮め、静かに保つことを意味します。 これは、心の様々な働き(チッタ・ヴリッティ)を制御し、その影響から自由になることを目指す教えです。心が静まり、迷いや不安から解放されることで、私たちはより冷静かつ効果的に物事に取り組むことができるようになります。 私はIT企業に勤めるビジネスパーソンなのですが、この概念は、日常の仕事の場面でも役立つと実感しています。 チッタ・ヴリッティとは?チッタ・ヴリッ
私は最近まで不妊治療を続けていました。しかし、治療をやめる決断をしました。ヨガの教えによって、未来への不安から解放され、今の自分と家族を受け入れるためのヒントを与えてくれました。 未来への不安を克服させた識別力(ヴィヴェーカ)の考え方 私は、息子が兄弟が居ないことで寂しい思いをするのではと思い込んでいました。また、私は起こり得るかわからないことに不安を感じていました。一人息子に万が一のことがあった時、私はその悲しみに耐えられないのではないかと恐れていました。また、もう一つの
感謝、愛、献身は、自分自身を癒す力があると私は考えています。 しかし、忙しくしていると、その大切な心を思い出し、行動に移す余裕がなくなってしまいます。 そんな時こそ、毎朝のヨガの時間を敢えて取ることが、私にとって感謝、愛、献身を取り戻すための貴重な時間となっています。 ヨガ哲学に照らし合わせると、その意味がより深く理解できるようになりました。さらに、太陽礼拝も感謝を表す行為であることを再認識しています。 私の考えと、調べたことを以下に記します。学び中なので、誤った理解
最近シヴァナンダヨガのクラスに参加し、カパラバティやヴィローマプラナヤマを習い、血流が頭にのぼったり落ち着いたりする感覚を得られたり、台風接近の気圧変化による不調を呼吸法で和らげたりする経験をしました。 効果を感じたことから、体調や目的に合わせて呼吸法を使いこなせるようになりたいと考えています。 私はベースやドラムを演奏するのですが、奇しくもドラムにも呼吸法が活用できる事を知り、更に深めたい気持ちに駆られました。 私は5年間ずっと胸式呼吸のウジャイ呼吸を実践していました
こんにちはmarika graceです。日々ヨガを実践し、何か体のトラブルがあれば、ヨガに解決方法を求めて頼っています。効果を感じる厳選したものをご紹介します。 台風による体のトラブル:女性と子供に特有の影響とは?台風が接近する季節になると、気圧の変化によって体にさまざまなトラブルが現れることがあります。特に女性や子供は、気圧の変動に敏感で、以下のような症状が出やすくなります。 女性に多い症状: 頭痛: 気圧の低下により血管が拡張し、頭痛が引き起こされることがあります。
(ヘッダー画像はAIで描きました。瞑想によって宇宙との繋がりを理解していきます。優しい雰囲気を出したく、パステルカラーの線画にしました。) ヨガとマインドフルネスの共通項初めて出会ったヨガの八支則に共感できた理由 ヨガのティーチャートレーニングで「八支則(アシュターンガ)」を学んだとき、多くの仲間はその複雑さに苦戦していました。しかし、私には比較的すんなりと理解できました。以下の理由からです。 仏教思想の経験 仏教で学んだ倫理観が、ヤマ(禁戒)やニヤマ(勧戒)と通じると
私の毎朝のヨガシークエンスの終盤には、必ず以下の3つのアーサナを取り入れています。これらのアーサナは例外を除き毎日の練習の中で欠かせないものとなっています。 • Sarvangasana(サルヴァンガーサナ) • Halasana(ハラーサナ) • Matsyasana(マツヤーサナ) この流れが私にとって最も好きな部分であり、これを行うことで深いリラックスを感じることができます。その理由を自律神経とホルモンの観点から説明します。 自律神経の調整とアーサナの順番の効
リスタートを後押しする新月のリズムで、サンカルパ(意図・決意)を毎月設定し唱える実践を、クラスに参加してくれる皆さん13名と一緒に行っています。 サンカルパを唱えることで強く意識できるようになったことや、言葉が力を持つことをメンバーは感じています。 私のサンカルパ 私はやるべきことを優先し、集中します。 私は挑戦と成長を楽しみます。 私は他人の幸せを心から願います。 私は自身の課題を改善したいことや、そうありたいと願いを込めました。 ヨガ哲学における言及 設定
満たされているはずなのに満たされない心仕事、家事、育児、そして自分のためのヨガのプラクティスに勤しみ充実しているはずなのに、私は一種の心の渇きを感じるようになりました。日々のルーティンをこなすだけでは心が満たされないという感覚です。私はこれに気づき、誰かの為に何かをしたいと考え、私は6月から毎月募金を始めました。 世界の子供に目を向けたきっかけ ある日、流れてきた広告には、紛争や貧困で生活に困難を抱える子供たちの姿が映し出されていました。私の息子と同じくらいの年齢でした。
前回のnoteで現代のアシュタンガヨガクラスに参加しても哲学や瞑想の要素があまりなく物足りなさを感じていると書きました。 その後今更ながら気づいたことがあります。 アシュタンガヨガの始めと終わりのマントラにそれらの意図が含まれているのでは?と想像しました。 また、アシュタンガヨガクラスでは行われませんが、シャバーサナにあたるヨガニドラの中ではサンカルパを唱えます。ヨガニドラは瞑想状態に入りながら自分自身がどうありたいかの決意を自身の潜在意識に染み込ませる方法です。 ア
ヨガへの共感と現代の違和感私は仏教思想の研鑽やマインドフルネス瞑想の経験が長く、ヨガの運動だけではない哲学や瞑想の要素にも共感を持って、ヨガをはじめました。 一方で現代の多くのヨガクラスでは、アーサナ(ポーズ)に重きを置いたフィジカルな練習が主流となっています。 この現状には違和感を覚えることがあります。特に、アシュタンガヨガのクラスに参加すると、その名前に反して八支則全体を含む教えを伝えられた経験が殆どなく、私が共感し期待していたヨガのバランスから偏りを感じています。 頭
2024年、日本の夏は暑いですね。 私は子供がいるので、プール遊びなどに連れ出したりしますが、外の暑さと室内の温度差や、冷たい飲み物の摂取で夏バテ、中でも内蔵疲労や眠気を感じるようになりました。 ヨガやアーユルヴェーダはお薬を使わず、自然治癒力を高めると私は感じています。日々取り入れられるそれぞれの知見をご紹介します。 アーユルヴェーダのアプローチアーユルヴェーダは、バランスと調和を重視する古代インドの伝統医療です。夏バテや内臓の疲れに対して、以下の対策が推奨されています
満月が近づくと活動的になったり、興奮したり、注意散漫になったり、頭痛がしたり。そんな経験はありませんか? しかし満月や新月の人体への影響は、科学的にまだ実証し切れていないようです。 満月を見た農夫が「そろそろ収穫の日だ」航海士が「満月の光が明るいうちに海を見通そう」と言ったように、太古から月日の指標として月の満ち欠けを仰ぎ見て、リズムを作っていたことを私は素敵だと思います。 その月の満ち欠けのリズムを借りて、私のヨガや瞑想もリズムを作っています。月が満ちると豊穣の時、願い
先日、ヨガのインストラクター6名を対象に、AIイラスト生成&講座を開催しました。 この講座では、私がプロンプト(AIへの指示)を書いてイラストを生成しましたが、工程なども説明しながらお見せし、AIとの向き合い方を学んでいただきました。 イメージ・価値感・理想をイラストにする各インストラクターのイメージや好み、価値観、理想を具体的な言葉にしてもらい、それを基にAIへのプロンプト(指示)を私が作成し、イラストを生成しました。 結果として、誰とも違う、個性的なイラストが生まれ
(ヘッダーのイラストもAIで描きました。月のリズムで生きる女性にリスペクトを込めて花輪を戴きました) 今回は、月経中におすすめのヨガアーサナを紹介します。 生理中はヨガをお休みしなさいとか、シルシャーサナはやってはいけない、やって良い、など諸説あり迷いますよね。私は自身の体と相談して取捨選択します。 私は生理中でもヨガを欠かしません。ストイックなどではなく、生理の不調を緩和するために、ヨガの力を借りたいからです。 月経中は体調に変化が生じやすく、不快感や痛みを感じるこ
marika-graceです。ヨガとマインドフルネス瞑想を実践しています。 AIでイラストを描くのが好きです。よろしくお願いします。 毎日ヨガの練習をしています Studio Easeのヨガイベントで瞑想のクラスを担当しました AIでイラストを作るのが好きで、インストラクターさんのお手伝いもしています 作ったイラストの一部です。 Threads