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#日本語教師
関西人が向いている仕事それは…
日本語教師養成講座の講師かもしれません。
やっぱりあれが欲しいんです。
東京に来てもう10年くらいになりますが、いまだに慣れないことがあります。
A:○○さんが、○○で、○○なんだって。
私:(微妙な間)そうなんですね~!(で?)
そう、オチがない話がいまだになれません。東京に来たころは、「で?」と聞いては怪訝そうな顔をされ、いまになっては、いつ話が終わったのか分からないので返事をするのに微妙
動画視聴とわかったつもり
日本語教師養成講座では、あるテーマが終わるごとに小テストとかをやっていたりしませんか?たまにですが、いつもはほぼ満点の人が急に点数が下がったりします。これはいったいなぜでしょうか。
出席簿を見返すと
よく見ると、ある箇所だけ間違いが非常に多いことに気づきます。そこで出席簿を見返して、その内容を扱った日に授業に来ていたかを確かめてみます。すると、だいたいその日に欠席をしていることが分かります。根
教材分析と養成講座受講生のビリーフ
養成講座の授業で1年ぶりに教材分析をしました。今回は、「GENKI」、「できる日本語」、「まるごと」、「いろどり」を扱いました。そこで、ある2つのことが気になったのでメモをしておきます。
①教科書に文法の解説が書いていない…!
教科書によっては本冊に文法の説明があったりなかったりします。
例えば、GENKIには英語でびっちりと書いてありますが、他の教材には特に書いてないです。それについては、
日本語教師でない人は日本語の伸びをどう捉えるか?
日本語学校で働いていたり、日本語教育セクションにたくさん人がいると、語彙や文法の量や正確さにもとづいて、日本語の能力の伸びを捉えているような、そうでもないような気がします。でも、日本語教師でない人は、日本語の伸びをどう考えているのでしょうか。
実は日本語教師でない人のほうが柔軟?
もう10年近く、ある学校で、補習でゆるく日本語を教えています。ただゆるすぎて、傍から見るとこれで大丈夫なのかなあと
ポッ〇ーの日を祝う謎の集団
2023年始まっちゃいましたね。
イベントどうする?
なんとなくですが、日本以外の文化の人と接することが多いと、イベントごとに細かい人だと思われることがあります。実際、日本語教室や日本語学校などでも、年中行事は結構やっているのではないかなと思います。自分の知らない文化について知ることもできて、日本以外の文化にも慣れ親しめるいい機会だと思います。しかしながら、私の日本語教室では、日本のイベントも
長いのは、日本語教師になってから
修士課程を2017年に修了し、早6年が経とうとしています。大学でも勤務しているため、新しい情報を得るたび、かつて学んだことがめっきり古くなってしまったようにさえ感じます。そこで、日本語教師になる人に、日本語教師の自己研鑽の落とし穴と注意点について考えてみたいと思います。
①セミナーに参加するのは何のため?
コロナ禍もあり日本語教育関連でもオンライン開催が急増し、学ぶ機会が増えた人も少なくないこ
日本語教師に求められる文法知識とは?
先日、日本語教師養成講座で、文法の講義のあと、「先生の話は分かりました、でも、教えるのは難しいですね。」というコメントをいただきました。肯定的には、母語話者であっても説明するのが難しい、穿った見方をすれば、日本語教育文法を一通り学んでも、教えられそうだという気持ちを持てないということでもあるとも言えそうです。
なぜこのような問題が起きているのか?ー日本語教師に求められる資質・能力
このような問
読解指導の難しさ―ストラテジーと教材づくり
大学受験の時、英語だけでなく、内容に興味関心を持てるレベルの人が求められているということをよく言われていました。ところで、この夏、日本語能力試験N1とN2の短期講座を担当しました。しかし、N1の問題集の読解文にはあまり面白みがないと思いました。もちろん、著作権があるとか、分量が短いということはありますが、情報処理にしか使えないようなものばかりの印象がありました。最近私が指導で感じていることを読解ス
もっとみる外国人児童生徒の課題は市井の人にどう見えているのか?
先日、あるメディアで外国人高校生の中退に関する記事が出されていました。その記事へ、日本語教育に関して知識や経験がない、あるいは、自分の半径1mの経験を持たない人が多数のコメントを寄せていました。確かに、関係者から見ればいやいや〜!と思うようなこともありますが、日本語教師養成講座で講師をする人にとって、受講生の初期の認識を知る上では非常に手がかりになると思います。●フコメなどSNSで見られたコメント
もっとみる日本語教育と文化―社会参画と多様性
よく日本語教育には文化の扱いがよく触れられています。
ただ、海外か日本のどちらで教えるかで内容も目的も大きく異なります。そういう中で文化を教えるということを養成講座で教えることは焦点が定まりにくいという難しさがあります。しかし、授業の中で伝わったと思うこともあります。
●文化学習は自分なりの文化を作り上げていくことだ
文化を学ぶことはややもすれば規範の押しつけになっていきます。しかし、文化とい
日本語教師は生涯続ける職業か?
日本語教師養成講座講師のみなさん、こんにちは。
最近、衝撃的なことを知りました。
養成講座で私のクラスに出ているほとんどの人は、日本語教師を生涯続けるつもりはないと。
もちろん、日本語教師の待遇の問題や、就業場所が(オンライン日本語学習が進んでいるとはいえ、全国各地にふんだんに日本語学校があるわけではないので)ある程度限定されることなど色々な要因はあります。または、まだ現場に立っているわけではな
自分の立ち位置を理解する
よく日本語教育の評価法に関しては「ハローエフェクト」や「対比誤差」について扱われていますが、対比誤差の話をするときに関連づけてある話をします。
あなたは日本のどの辺にいるのか?
よく日本語教師養成講座に来る人は、私はただの主婦なので、そんな大した仕事はしていないのでと言います。しかし、多くは大学を卒業していて、それなりの社会人経験があります。
進学者と就職者に優劣があるだとか、専門学校や短期