対話的な学習のために必要なこと
私が見たベストな授業の1つに滝井章先生の「分数の割り算」の授業があります。
導入で問題を出したところ、子どもの1人が「ひっくり返してかけるといいと思います」と発言しました。すでに塾で習っていたようです。
普通の先生ならば「だまってて」というところかもしれません。
しかし、滝井先生は、指導案を捨てて、「そうなの、みんなに説明して」と言います。
その子は説明しますが、その考えに納得しない子どもも出てきます。その子も、なぜひっくり返してかけるのか、理由までは理解していないようでした