見出し画像

目標達成し続けられるチームの意外な共通点


あなたの目標はなんですか?

さて、即座に何か一つでも答えられた人はどのくらいいるだろう。

仕事・お付き合いしている人・友達・家族・趣味・資産形成・自分自身・・・
何かに対して、何でもいい、何でもいいのだがあなたは「目標」を持っていただろうか?

そして、次がとても重要なのだが、
「なぜその目標なのか?」

に答えられるだろうか。

目標そのものよりも、なぜあなたがその目標を追っているのかの「理由」がとにもかくにも大事なわけなのだ。

ちなみに・・・私の現在の目標はこれだ。

仕事・・・管掌領域目標の達成、部下の給与アップ、毎月外交実施
家族・・・夫の昇格実現、母親への親孝行時間を最低隔月実行、子供がウィルスに罹患しない(すでに2回もインフルにかかり潰えた・・)
自分・・・病気で仕事を休まない(丸3年達成中)

私が恥ずかしくてたまらないことの一つに「病気で仕事を休む」がある。
3年前に一度コロナで1日だけ休んでしまったのだが、それ以外は数年に渡り良く持っている方だと思う。年齢も気になってきたので、ステージ別の免疫作りの話はまた別途したい。

昔、尊敬していた上司に「体調管理できないで、当日に急に休んだりするやつって、ビジネスマンとしてだせーよな」と言われてから、常に心に留めているのだが、そのあたりから、大体の判断軸は、「ださいか、ださくないか」で決めるようにしている。あながち間違ってなかったりする笑

飲み会の次の日に必ず遅刻してしまうリーダーがいて、部下から信頼を失っていき、数年後に窓際になっていたのをよく覚えている。

・・・たしかにこれはださいというものだ。反面教師にしている。

話がそれたが、仕事で目標を持たない人は、豆腐の角に頭をブツけてマリアナ海溝まで流されてほしい、と常日頃思っているが、プライベートでも目標は積極的に設定すべきだと思っている。

しかし・・・最近組織人として悲しいことに、仕事でも「目標」を追わされている人が多くないか?と感じる機会が増えてきた。

目標は「自分との約束」

さて、私の自慢の「人財開発本部」は、1年少し前に発足し、今は当時より2倍ほどの人数になった。当時の記事も振り返っておく。

私たちはエブリディエンジョイ!!しながらエブリデイ目標を追い続けている。最近は毎月月末になると、皆で「KAT-TUN」のReal Faceという曲を口ずさみながら、奮い立たせ、追い込んでいるのだ。
(毎月「ギリギリで生きていたい」わけじゃないんだが、どうしてもギリギリで達成していくから、この曲がテーマソングになってしまったわけだ。割と気に入っている)

自分たちで約束した目標を達成することがアタリマエなので、多少しんどいことがあってもチームで最後は華麗に突破しているわけなのだ。ああ、なんとも美しいことよ。

目標は自分との約束なのだ。決めたら守るべきものなのだ。
「目標」ではなく「ノルマ」とか言ってる人は、今すぐやめよう。本当に。精神衛生上悪い。し、その考え方であれば、いつまでたっても自分と「約束」できないだろう。

私もメンバーには「目標追えなくなったらこの組織から出ていってもらってかまわない」という話を日々している。

そして私自身、この組織のトップとして、
「彼女たちを一流の人事マンにする」という目標を自分と約束している。
だから、絶対に妥協しないのだ。
目標達成はもちろん、面接も、研修も、一流のアウトプットでなければならない。

なぜ、私たちはエンジョイしながら目標を追えるのか?

それは冒頭にお伝えした「なぜこの目標なのか」が全員腹落ちしているからだ。

コクー社は人財ビジネスであるので、商品=人=宝なのだ。その宝の人生をかけた採用をし、一人ひとりの成長に伴走し、見守っていく職務。

私たちのビジネスモデル上、入口である私たち採用がこけてしまうと、全社的に多大な売上損失になるのだ。一人の未達成が命取りになる。考えただけで両肩に重くプレッシャーがのしかかる。

それを私たちは全員理解しているのだ。
組織人として、自分たちの職務職責を正しく理解し、その職務職責を果たしているだけだ。

そして・・・・

何より「未達」ってださいくない?・・・笑。

何のために働くのか

何度も何度もこの場面には遭遇するのだが、改めて深くため息をつくほど、痛感したことがある。

自分のために働いている人は、成果がでにくい

自分の給料、自分の役職、自分の地位、名誉・・・こういったことをいの一番に気にし、モチベーションにする人は、結果成果が出ていない。これはもう法則に近しい。不思議なのだが、原理原則に近いといってもいい。
ダニング=クルーガー効果でも証明されている。

ダニング=クルーガー効果

自己評価が高いことは悪くはない。
ただし、能力が追い付いていないなら、それを認め、まずは外向きに成果を出してから言ってほしいのだ。

チームのため、組織のため、会社のため、目の前にいる誰かのため。理念体現のため、パーパス実現のため。

そこに髪を振り乱して、一直線にただまっすぐに、目標達成にひた向かった結果、気づいたら、自分にどんどん還元されていくのだ。

仕事の報酬は仕事だし、ブーメランのように自分に帰ってくる

自分のために働いている人は、自分しか見えていないからとても視野がせまく、視座が低く、まだ十分な成果も出していないのに「給料をあげろ」といってくる。

はっきりいっておく。

「ださい」のだ。それはもう目をあてられないほどださい。

まず周りが息をのむような、目標達成してみようよ。きっと世界が変わるから。

成果を継続するためのアレ

瞬間の達成でなく、「達成しつづける」ことがきついわけで。これには、ナレッジやKFSの獲得も大きいのだが、もっと大儀がある。

「なぜ、人財開発本部は、達成のモチベーションを毎月保てるのですか?」

と聞かれることがよくある。

それは、「感謝心」に尽きる。

私たちは毎月「人財開発本部Tsuki-Ichi(ツキイチ)」という振り返りの会議を行い、個人の感情をポジティブもネガティブも吐き出して、皆で受け止めるという儀式をやっているのだが、うちのメンバーは口をそろえていうのだ。

「〇〇のおかげで達成できた」
「あのとき、アドバイスをしてもらったから」
「本当にみなさんの協力があって」

・・・・・いやいやいや、美しいじゃないか。泣けるじゃないか。

一人ひとりが、多大な努力をしているのは間違いないのだ。
あなたの成果だ。でも最初に出てくるのは周囲への感謝なのだ。

この姿勢というのは、センスではない。と思っている。

感謝の気持ちは「持とう、持つんだ」という気持ちを持ち続けることが大切なわけで。

別の回でも書いたのだが、感謝の気持ちというのは多大な源泉になる。

マネジメントに立つ者はこれを仕組みにしてほしい。
未達の組織は今一度姿勢を感謝心を振り返ってほしい。

自分たちが未達でもお給料をもらえるのは、誰のおかげかと。
大げさかもしれないが、誰かがカバーしてくれるから組織なのだ。

余談だが、私個人は、3年ほど小さな会社を経営していたので、特に未達月にちゃんと従業員の給料が払えるか・・・と震えたことも多々あって、あのときの経験は本当に人生の糧になったと自負している。

強い信念をもったリーダーが、実行していけば風土は変えられる、カルチャーは必ず変わる。

感謝心からくる「おかげさまカルチャー」ができあがると「継続して目標達成ができる組織」が生まれる。

そうしたらしめたものだ。仕事が100倍楽しくなる。

私は、今毎日がエキサイティングで毎日がアオハルといってもいい。
アラフィフにしてアオハルが楽しめるなんて。なんて幸せものなんだろう。

アタリマエではない、最高の仲間に恵まれて、他ではできないと確信している。

恩返しに、このアオハルを社内中に伝播させていこうと思う。
みんな覚悟をしておいてほしい笑


noteの♡スキやTwitterのシェアなどでリアクションいただけると励みになります。ぜひよろしくお願いします。

▼コクーのオープン社内報「みえる!コクー」はこちらから。


▼こちらの記事へのご意見、取材依頼・問い合わせ等は下記のフォームから。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?