【第二弾】あいづちが苦手なひとのためのおすすめのあいづち十選
「あいづち」打ってますか?
前回の記事「あいづちが苦手な人のためのおすすめのあいづち十選」
が思いのほか好評だったので、今回はさらに追加のあいづちアップデートパックをみなさんにご紹介します。
前回の記事に加えてこれらの「あいづち」を習得すれば、さらに強力なデッキを組むことが可能になります。
もう美容師みたいに話せますよ。
前置き部分は前回書いたので今回省略、行ってみましょう。
イケてるあいづち⑪「時代か……」
例:「こないだサイクロン掃除機買ったよ」「時代か……」
時代です。
どんな分野にでも革新的な技術が生まれて一気に普及するタイミングというのがあります。これは本当にどんなジャンルでもあります。
たとえばスキーのジャンプでは、ある時代まで足をそろえて飛ぶのが当たり前だったところに足をV字にして飛ぶやつが出てきたわけなんですね。またホットドッグの早食いでは、ある日本人選手が身体をクネクネさせながら飲み下すという技術を開発し、みんながこの技術を取り入れました。全員がクネクネしはじめました。
また男性向けエロ漫画ではある時期から瞳の中にハートを書きこむという技術が急速に普及しました。誰が始めたのか分かりませんがとにかく革新的だったのは間違いありません。これは本当に(長いので以下略)
このように「ゲームチェンジャー」は存在するのです。
そしてその革新性にいち早く気づくプレイヤーも存在します。そういう人々はそのとき異口同音にこう言うのです「時代か……」と。
そういうのほらかっこいいじゃないですか。やりましょう。
注意点:会話の流れによっては相手が怒る
イケてるあいづち⑫「今揺れなかった?」
例:「ところで費用の件なんだが」「今揺れなかった?」
前項ではちょっと熱弁をふるってしまいました。
さて地震大国ニッポン、誰でも一回は言ったことがあるのではないでしょうか「今揺れなかった?」と。そしてその瞬間、会話は中断され「地震かどうか」が焦点になります。
あいづちというよりは強制的にストップさせる技ですが、日本ではこれは高確率で効くので、とにかく間を稼ぎたいときには有効です。たぶん国会の答弁でも「内閣総理大臣、今揺れませんでしたか」とか言えば議題は地震にスリップすることでしょう。
注意点:会話の流れによっては相手が怒る
イケてるあいづち⑬「そうかなあ」
例:「よくも殺したな~」「そうかなあ」
言質ってあるじゃないですか、言質をとにかく取られないみたいなの。いやですねえそういうの。会話というのはバトルではないわけでね。とはいえ、場合によっては言質をとられないというのは重要です。
そこでこのあいづちです。これを連発しているかぎり言質はとられません。なんの情報的価値もないですからね。たぶん連発してるとふつうに嫌われたりしますが、言い負かされなきゃ嫌われても平気なひとはいますからまあ連発したらいいんじゃないすか。
注意点:会話の流れによっては相手が怒る
イケてるあいづち⑭「まあ最近は配慮しないといけないからね」
例:「なんだこの営業成績は!」「まあ最近は配慮しないといけないからね」
配慮です。今の時代はいろいろ配慮が要求されます。さいきんはツイッターでも揉めてましたね。しばしば本当に適切かとか意味があるのかとかを考えずに配慮は暴走したりもしますが、それは「配慮」というのがかなり強いカードであることの裏返しともいえるでしょう。
そこで「配慮しました」という言い訳です。なに、理屈はなんでもいいんですよ。だいたいの人間活動は二酸化炭素を発生させるので、運動しない言い訳に地球温暖化防止に配慮したと言ってもいいわけです。なあに。嘘にはなりませんよ。
注意点:会話の流れによっては相手が怒る
イケてるあいづち⑮「そういう事例はあるよね」
例:「こないだ知り合いがクジラの爆発に巻き込まれたうえに全身ハチに刺されて崖から落ちた上に海で溺れてサメに食われかけて米軍に爆撃されて吹っ飛んだ先が陸で助かったって言ってた」「そういう事例はあるよね」
世の中に新しいものはないなんて感じの言葉もありますが、だいたいのことは先行事例があるので、とりあえず先行事例があることを指摘しておくととりあえずOKです。
たまに事例の具体的な内容に突っ込んでくるような人もいるかもしれませんが、そういう時は「歴史の本で読んだ」「そういうニュース見た」「知り合いの知り合いの体験」とか言っておいて場をつなぎましょう。さらに突っ込まれたら「忘れた」って言いましょう。それでも突っ込まれたら「お前は生まれてから今までのこと全部覚えとるんか? 原子の配列まで覚えとるんか?」とか小学生みたいなこと言ってください。それでも無理ならもう絶交でいいです。
このようにイレギュラー時の対応なども教えてくれる当記事をよろしくお願いします。お願いしましたよホント
注意点:会話の流れによっては相手が怒る
イケてるあいづち⑯「人生ってそんなもんじゃないすか」
例:「さいきん、家の裏の墓場から毎晩俺を呼ぶ声がしてさあ」「人生ってそんなもんじゃないすか」
人間の体験はまあぜんぶ人生の一部ですし、あなたがあいづちを打つ相手も基本人間と思われる(ですよね?)ので、人生だなあとか人生だねえとか言ってるとまあ重い話もなんとなく聞いてるっぽいムードが出ます。
たとえばスナックの人とかもそう言う感じで流してるんじゃないですかね。スナックとか行ったことないけどたぶんそうですよ。重い話はぜんぶこれで大丈夫です。そうしていれば重い話をされることもそのうちなくなりますよ!
注意点:会話の流れによっては相手が怒る
さて、ここで当記事は有料になります。
いやすいません。私もいろいろあるんですよ。そのかわりとくに良さげなものを四点ピックして有料にしてあります。なあに、有料といってもただ同然ですよ。家を買うことを考えてみなって。
わたしのピクシブファンボックスにも同じものを載せてますからわたしの生活をサポートする「虚無への供物プラン」を登録している人は無料(ある意味)で読めます。いやあお得だなあ。
おねがいしましたよ。
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