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おススメ!毎日食べてほしい食材ー米、豆、野菜編

Mālie AyurvedaのJessicaでございます。

アーユルヴェーダの病院に行くと、
体質や症状別にお食事が用意されます。

漢方同様に、
医食同源
の考え方があるのと同様です。

アーユルヴェーダの病院で
トリートメントが完了する頃には、
お医者さんから、
「おススメ食材リスト」を
もらうことも珍しくありません。

仮に、病気の症状が無くても
不調を「予防」する目的で
食事に意識を向けてみてくださいね。

この記事では、
おススメの食材と組み合わせを
ご紹介いたします。


毎食で意識するといいこと

アーユルヴェーダでは、
毎回の食事に6味を取り入れると
満足感が高く、
心のバランスを調えてくれる
と言われています。

6味=甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味

具体的には、

米(甘味)
ライム(酸味)
岩塩(塩味)
生姜(辛味)
ウコン(苦味)
豆類(渋味)

6味を取り入れるときには、
一つの味が特出しないように
工夫します。
例えば、
辛すぎる、
しょっぱすぎる
ということを避けます。

6味は、生姜やウコン以外にも、
スパイスを使ってみるのもおススメです。
インドのスパイスのみならす、
日本の調味料も楽しんでくださいね。
例えば、
柚子胡椒は
辛味として使うこともできます。

食後は、心と身体の状態を観察してみましょう。
自分の感覚に耳を傾けることは、
食べることと同じくらい大切です。

口はどんな感覚か、
心はどう感じているか、
肉体はどのような状態か、
それぞれ観察してみましょう。
なんとなくリラックスしている場合は、
バランスが取れている証拠です。


おススメの食材

ぜひ毎日のお料理に
使っていただきたい食材はこちらです。


お米

水分を含むので、
身体のためには絶対に
摂っていただきたいです。
できるだけ無農薬で、
自然栽培されたものが良いでしょう。

玄米は、かなりよく嚙まないと
消化が難しいです。
5分付きに精米したものか、
消化不良の場合は
白米にすると良いでしょう。

お子さんや年配の方のお食事をつくる方は、
よく噛んで食べているかを
観察してあげてください。
もし、よく嚙んでいなさそうな場合は、
白米にしておくのが良いでしょう。

黒米やもち麦、押し麦なども
手に入りやすい場合は、
いずれか一つを、
毎食一人当たり大さじ一杯程度
加えても良いでしょう。

お米は、糖質制限などの観点からは
非難されていますが、
アーユルヴェーダでは、
栄養価も高く消化しやすい食材として、
大切にされています。

ちょっと疲れているとき、
消化不良の場合は、
Kunyiと呼ばれる
アーユルヴェーダ版お粥で
回復しましょう。

Kunyiは、お米に
ギーを大さじ一杯、
岩塩、ウコン、ショウガ
それぞれひとつまみを
加えて炊くお粥です。


豆類

豆も、お米同様に水分量の多い食材なので、
ぜひ摂っていただきたいです。

おススメは、このふたつ。

緑豆(ムングビーン)
小豆

大豆は、
遺伝子組換えと非組換えの
境界線があいまいなので
あまりアーユルヴェーダでは
勧められていません。

納豆は、国民食とも言えますが、
市販のパック納豆の製造方法は
自然ではありませんので、
市販の納豆を健康のために食べている人は、
どのように作られているかを
一度検索してみると良いでしょう。

日本は、大豆製品と共に生活していますので、
地元で採れる大豆や枝豆など、
自分なりに厳選すれば、
私は問題ないかと思います。
きな粉も同様です。

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納得のいく大豆に出会えれば、自分で豆乳を作ってみるのも◎


お野菜

お野菜で特におススメなのが、
根菜類です。

例えば、

サツマイモ、
ビーツ、
カブ、
大根(甘いもの)、
にんじん

例外は、
ジャガイモで、
ナス科のお野菜は
アーユルヴェーダでは
避けます。

根菜と一緒に食べていただきたいのが
葉物です。

キャベツ、
ほうれんそう、
ケール、
その他
ブロッコリーや
ゴーヤもおすすめです。

根菜:葉物=6:4
のバランスが良いでしょう。

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ハワイでぜひ食べていただきだいブレッドフルーツもおすすめ


動物性食品

お肉やお魚を食べる場合は、
食事全体の20%にとどめると
消化しやすいバランスになります。

上記で紹介した食事の場合、
下記のイメージです。
米(40%)+豆(10%)+野菜(30%)+お肉(20%)=100%

アーユルヴェーダは
菜食限定ではありませんので、
お肉、お魚は摂って問題ありません。
頂く場合は、
必ず、
よく噛むことを意識してくださいね。
どんなに高価な食材をいただくことよりも、
よく噛むことで、
きちんと栄養になります。

乳製品は、
基本的にはかなり重たいので、
消化不良の人は避けましょう。
乳酸菌は良いイメージで定着していますが、
「重たい」性質のものを食べ過ぎると
消化が追い付かなくなります。
「健康のために」と思って食べている場合は、
外から良いものを取り込むのではなく、
ちゃんと消化できるカラダづくり
に励むのが先決です。

昨今はマイクロプラスチックが
海水に混入していたり、
農薬を使用したエサを食べて育つ
家畜も多いので、
選択は慎重に行うと良いでしょう。

ちなみに、、
動物性食品に限らず、
冷凍食品全般は
プラーナと呼ばれる
生命エネルギーが弱いor死んでいるので
おすすめしません。

さいごに

食事には、
甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味
の6味
を意識すると、
満足度の高い食事ができます。

おススメの組み合わせは、
お米、豆、お野菜(+お肉)です。


必ずよく噛むことを忘れずに。

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バランスさえ守れば、どんな形でもOK!


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Mālie AyurvedaのJessicaより


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