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西尾克洋の奇妙な昔話

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軽く読めるような、でも「おや?」と思うようなヘンテコな話を披露いたします
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記事一覧

高レベルの授業をあきらめた私が見出した学習法と、晴れない想い。

高レベルの授業をあきらめた私が見出した学習法と、晴れない想い。

私、勉強についてはかなりコンプレックスがありまして。

記事を発表し、本を出版し、メディア出演してみて、人からの印象って

「なんか頭良さそう」

らしいんです。

実際に自分が頭いいのかどうかっていうのは周りの皆さんが判断することなのでそこはお任せしたいと思います。「いや、西尾さん頭いいっすよ」っていうリアクション待ちじゃないですからね。

これまでの経歴を見ているのか、世に出している私の文や声

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初めての学芸会で修羅場に巻き込まれたおはなし

初めての学芸会で修羅場に巻き込まれたおはなし

久しぶりにnoteでもしょうもない話しますか。

今日の話はVoicyでも話していますので、こちらを聴くと全く印象が違いますよ。

なんか最近は音声配信のこととかパラスポーツとかプロレスとか、結構まじめな話ばかりしていたのでちょっと肩凝ってきたところもあったんで、やっぱこのスタイルも出さないとって思いましてね。

10月も終盤に差し掛かってきたので学芸会の思い出について語るとします。

もう40年

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テレビに五輪選手の家族や裏方が出演しない方が良い理由

テレビに五輪選手の家族や裏方が出演しない方が良い理由

オリンピックが終わりましたね。

さまざまなメディアで好成績を挙げた選手の話がいろいろと出てきています。スポーツの大きな大会があると大体こんなもんです。

で。
今日お話ししたいのが、選手のご家族や裏方に当たる方たちについてです。

こういう方たちにもスポットが当たりやすいんですよね。
大会の直後って。

一番多いのは奥様。
次にご両親。
あとは先生あたりですかね。

子供の頃の話とか、スランプの

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「いじめられる側にも原因がある」ことは正当化しない。でも克服すれば生きやすくなる

「いじめられる側にも原因がある」ことは正当化しない。でも克服すれば生きやすくなる

「いじめられる側にも原因がある」

これを主張すると袋叩きに遭います。

まぁそりゃそうですよね
原因があるからといっていじめることを正当化していいという訳ではないですから。

この主張はいじめられる側の神経を逆なでするものなんですよね。それくらいいじめっていうのはキツイものだということです。

例えば犯罪の被害者になったとして、被害者に対して「お前も悪い」ということって本当に無神経だと思うんです

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20年前に彼女が魔改造を求めてとんでもない禁止令を出した話

20年前に彼女が魔改造を求めてとんでもない禁止令を出した話

我が家では最近NHKオンデマンドをちょいちょい見るようになりました。

あれ結構面白い番組やっているんですよね。一番面白かったのが「プロフェッショナル仕事の流儀」のYOSHIKIさん特集でした。

もうね。

ぶっ飛びすぎて見れば見るほどどういう人なのか分からなくなるんですよ。

本来密着取材していけば、印象的な言葉を聞けば聞くほどにその人となりって出てくるじゃないですか。で、よく分からなかったそ

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GWに運動をしてはいけないジンクスがある男の話

GWに運動をしてはいけないジンクスがある男の話

私には嘘のようなジンクス、というか、もうこの条件下で何かをすることは絶対ないという恐怖体験があります。

いや、あの、これ完全に単なる偶然なんですよ。偶然としか言いようが無いんです。だけど、この特定の条件下で2度私はやらかしてしまっているんです。前置きはいいからとにかく話せよ!という方のためにここから説明します。

■条件:

・ゴールデンウィーク期間であること

・初めてのスポーツであること

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ワールドカップで日本が勝ち抜いて唯一残念なことをお話しします。

ワールドカップで日本が勝ち抜いて唯一残念なことをお話しします。

今夜ワールドカップでクロアチア戦がありますね。

スペイン戦の時に色々言い訳して観戦を避けようとしていたらたまたま2時に起きてしまって仕方なく仕事をしながら見届けていたところ最高の結果だったことから、これはもう8-0とか最悪の結果であろうともついていく所存です。

ただ…

これは何となくの予感なんですけど、PKまでもつれそうな気がします。私が望まないことが猛烈に起きて、明日の仕事を想いながらも結

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W杯のパブリックビューイングで、一人ブブゼラに立ち向かった話

W杯のパブリックビューイングで、一人ブブゼラに立ち向かった話

サッカーコスタリカ戦、大変残念でした。

先日お伝えしての通り、私はその日、高安という力士が初優勝を賭けて闘う様とコスタリカ戦をハシゴしました。どちらも歓喜の瞬間と希望しか見えていませんでした。

しかし、結果はどちらも惨敗。

怒る気力も無ければ激しい感情をあらわにするだけの体力も残されていませんでした。そんな私に出来ることはツイッターで少しばかりコメントを残すことと、そして風呂に入ることだけで

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高校の頃写真部に居た、信じがたい2歳上の同級生の話

高校の頃写真部に居た、信じがたい2歳上の同級生の話

週末に高校の頃の初めての友達の話をしました。

かなり思い出深い友人ではありましたが、何しろ23年全く連絡を取っていなかったということもあり、声も掛けずに彼が作る茶色い豚骨ラーメンを食すのみという「時間旅行」を楽しみました。

あれはなかなか面白いもので、言葉を交わさなくても23年が伝わるんですよ。

逆に言えば、言葉を交わすと微妙な部分が生まれる可能性があるんですよね。こっちの熱量とあちらの熱量

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失敗を恐れた小学生が斜め上の行動に出て信じがたい結果になった話

失敗を恐れた小学生が斜め上の行動に出て信じがたい結果になった話

最近の方は何かに付けて失敗したくないという話を聞きます。

就職活動も、買い物も、恋愛に至るまで、傷つくことや損をすることを何よりも恐れているなんて言いますから、失敗して恥かいて今がある立場からするとおいおい君たちと言いたくなる気持ちはあります。

25年前に下北沢を3割位支配していた中古CDショップ「DRAMA」で金が無い私は良い海外バンドやグループの薄い情報を聞きつけて、どのCDを買うかひたす

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W杯を控え、ドーハの悲劇の年の別の悲劇を思い出す話

W杯を控え、ドーハの悲劇の年の別の悲劇を思い出す話

あと2週間でサッカーのワールドカップが始まるらしいですね。

いやー、42歳の私からすると、ワールドカップの直前にこんなにまだ冷静なのって初めてなんですよ。それは私がサッカーの4年のサイクルにこの歳で慣れてしまったせいなのか、単に代表に対する熱が冷めたからなのかは分からないです。

ただハッキリ言えるのは、30年前はもうそれはそれは夢のようなイベントで、そこに日本が参加しているということそのものが

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『ありえない』を集めた、誰も知らない登戸の名所。

『ありえない』を集めた、誰も知らない登戸の名所。

ががさんのアカウントは、こちら。

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実家の近所に信じられないような名前のキャバクラがかつて存在した。最初に聞いた時に本当に耳を疑ったレベルだ。

そもそも実家って聞いても例の町だから、キャバクラなんて存在しないって思うじゃないですか。だけどね、これが、あるんですよ。

登戸みたいな町で、誰がキャバクラなんて行きたいって思うかって言うとかなり疑問だと思うんです。ほらやっ

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コワモテ過ぎる父が授業参観に来ると毎回ひと騒ぎ起きるという話

コワモテ過ぎる父が授業参観に来ると毎回ひと騒ぎ起きるという話

西尾父:ケンイチは伝説に彩られた存在であるちょっと時間が空きましたが、久々にやりますか。

例の父の話。

最初に家族写真を記事として掲載したところ見た目のインパクトで8割方皆さんの関心を持って行った感のある我が父:ケンイチ。

とりあえず、百聞は一見に如かず。
細かい言葉は要りません。
これだけで、話が落ちてしまっています。

ただこの父ですが、昭和のパリーグの選手みたいな外見だけが特徴ではない

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大学卒業直後に正体不明のDVDプレイヤーを購入した時の話

大学卒業直後に正体不明のDVDプレイヤーを購入した時の話

20年前の西尾克洋を巡る旅は充実していた週末は6年ぶりに福島に足を運びました。

この時期の福島はもう寒いときもあり、ヘタすりゃダウンジャケットが必要になることもあるのですが、東京と陽気が変わらず非常に快適でした。

飯坂温泉も温度が高く、熱い風呂が大好きな妻の気に召したようで、それもまた旅の満足度を上げる結果となりました。

家内が、元気ならば、我が家は、明るくて平和なのです。

だから。

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