無いと生きて行けないものほど簡単にやめられる
こんにちは。
牧 菜々子です。
どうしてもやめられないもの、ありますよね。
必需品や、嗜好品、習慣など。
「これが無いと生きて行けない!」って、本気で思ったり。
でも、意外なことに、そう強く思っているものほど、簡単にやめられたりするのです。
強い思い入れは反転する
そもそも、「これが無いと生きて行けない!」とまで思うということは、強い思い入れがあるということ。
こだわりだったり、意地だったり、逆に消去法で選んでいるのだとしたら、他が絶対嫌だったり。
そこまでの思い入れがあるというところが、まさに、簡単にやめられる理由なのです。
強い思い入れは、都合が変われば、反転します。
意地で選んでいたものは、他の意地が発生したら、選ぶ意味がなくなる。
消去法で仕方なく選んでいたものなら、たとえ「これが無いと生きて行けない」と思っていたものでも、新しく良いものが現れたらもう絶対いらなくなるのです。
それほど思い入れがないものはやめにくい
反対に、それほど思い入れがないものは、やめにくいものです。
何となく選んでいるものや、気に入り具合が弱いもの。
こういうものは、多少都合が悪くなっても、大きな反動が起きず、ましてや意地もないので、逆にやめられません。
何となく付き合っている人とは、別れる理由もないのと一緒です。
悪いことに、現実問題として、この程度の好き具合のものが、人生には圧倒的に多い。
こういうものが、思い込みになって、思考も凝り固まってしまうのです。
びっくりするほど簡単
人は、強い思い入れがあるものほど、都合が変われば反転させられるのです。
しかも、びっくりするほど簡単に。
やめられるなんて、これっぽっちも思わないものですが…。
やめられるわけない、と思い込んでいると、それは損というものです。
「これがないと生きて行けない!」と思っていたものを、びっくりするくらい簡単にやめられたということも、人生、起こるのです。