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【2023】私のベスト本10冊

皆さんにとって、2023年はどんな1年でしたか?😊

私は「上手くいかない。だから、学び続けられる」と実感した1年でした。

失敗したこともやらかしたこともいっぱいあって、気付けば反省ばかりしていた2023年。

「もっと自分が変わらないと…!」と必要性を感じたり、逃げ場を求めたりして、206冊の本たちと出会った1年でした。

答えを求めて読んだ本もあれば、意図せず解決の道筋を示してもらった本も。

今日は、個人的なベスト10(206冊中)をご紹介します📖


①ビジネス

オードリー・タンの思考/近藤弥生子さん

自分が人間関係で悩む時って、「自分と違う意見をどう捉えるか」問題がほとんではないでしょうか?

悩んでいた私にとって、オードリーさんのこの考え方を知れたことは大きな一歩になりました。

  • いつも「自分が間違っているかもしれない」という感覚を持つ

  • 心の声を出さず、判断せずに話を聞く

著者・近藤さんのVoisyが大好きでよく聞いているのですが、サブタイトルにもある「IQよりも大切なこと」=EQについての書籍も動いているそうです!

次の本も、楽しみです🍀

Unlearn(アンラーン)/柳川範之さん・為末大さん

為末大さんが実践されている、このアンラーン例が特に学びでした💡

  1. 小学生向けに講演する

  2. 時には「慣れていない」「心地よくない」ゾーンに踏み込む

「1」の理由は、小学生は自分が誰かを(※すごい人だと)知らない/大人ほど言葉を知らない/飽きやすいから。

「2」の理由は、人間の脳は「変化を好まない」から。

年始に出会えたおかげで、2023年は「アウェイな場」を意識・行動できました(とっっても疲れるけど、学びは大きいです)!

自分を捨てる仕事術/石井朋彦さん

スタジオジブリの鈴木敏夫さんが著者・石井さんに教えた、仕事術を学べる1冊。

特に、以下は、学びが大きかった考え方です💡

  • 人は自分のために他者を必要とするし、他者に必要とされる自分が自分

  • いいことほど、「相手が言ったこと」にする

私は、ついつい自分のことしか考えられていない時があるなと思って。

そういった執着とか固定概念とか、全部捨てることが大切なのだと学んだ1冊でした。

②自分と向きあう

あの日、選ばれなかった君へ/阿部広太郎さん

「選ばれないことは 新しい自分に生まれ変わるためのきっかけ」

読書で過去の自分と出会い直すたびに、あの日、選ばれなかったいくつもの自分に「ありがとう」と言えました。

自分のことが好きになれない日もあるけど、阿部さんの言葉と一緒に向き合うと、不思議と嫌いな自分も認められるんですよね。

※音声配信「言葉で聞く読書」でも配信中です📻

書く瞑想/古川武士さん

30代になってようやく気付いたのですが…

私は、「誰かに自分の話を聞いてもらうこと」が本当に苦手みたいなんです。

だから、苦しむことが多い2023年でした。

でも、書く瞑想を知り、「私の話は、私が聞いてあげてもいいんだ」と気付くことができたんです。

  • 自分の感情を可視化することで、客観的に自己認識できる

  • 心のままに書いたことに「人生のキーワード」は眠っている

もし「申し訳ない」と思いながら誰かに話を聞いてもらうことが多い方は、ぜひ、「書く瞑想」を。

聞く技術 聞いてもらう技術/東畑開人さん

…とはいえ、「書く瞑想」だけでは限界があることも学んだ2023年。

「聞く」が苦痛になる現象が多くなり、自分の異変を痛感しました。

だから、東畑さんの「話を聞くために、話を聞いてもらう」という考え方は、大きな学びでした。

  • 「話を聞けないのは、聞いてもらっていないから」と、知る

  • 聞いてもらう技術=心配される技術

今日「何だか調子悪いな」と思ったら、無理せず周りに伝えてみる。

本当にしんどいことがあったら、信頼できる人に「ちょっと聞いて」とお願いしてみる。

その代わり、自分が元気な時にその人の話をたくさん聞く

2024年は、「聞く」と「聞いてもらう」どちらかに偏るのでなく、うまく循環できるようにしていきたいです!

機嫌のデザイン/秋田道夫さん

ご機嫌でいることの大切さはもちろん、秋田さんの考え方や表現の仕方に圧倒された1冊。

例えば、大好きなのが考え方📝

「言葉を"七十㎝の高さ"に置く」
投げつけるのではなく、そっと置く。

期限のデザイン

これは、相手にとって押し付けがましくなく、けれど、きちんと届く言葉の使い方として、秋田さんが意識されていることです。

ちなみに、七十cmとは、大人であれば「低すぎず、高過ぎず、スッと手を伸ばしてものを取れる高さ」なのだそう。

つまり、「余計な負荷をかけない」という意味。

ぜひ、あなたにフィットするご機嫌の作法を見つけてみてくださいね🌻

③物語

汝、星のごとく/凪良 ゆうさん

本書の登場人物の中でも、一番大好きなのが「北原先生」。

前半では、主人公の二人を正しい方向へ導く大人として登場し、後半では、先生自身もある秘密を抱えていて…。

そんな人物だからこそ、この言葉が突き刺さりました。

それは誰と比べておかしいんでしょう。
その誰かが正しいという証明は誰がしてくれるんでしょう。

汝、星のごとく

ああ、「正しさ」に囚われていたのは、他でもない自分だったのかもしれない。

人は自分というフィルターを通してしか物事を見られない。
だから最後は『自分がなにを信じるか』の問題なんだろう。

汝、星のごとく

自分が信じるものを信じるために、これからも自分というフィルターを変化させていきたいと強く思いました。

宙ごはん/町田そのこさん

ひとはきっと、いつでも変化の一歩を必死に踏んで生きていく。
たくさんのものを抱えて、なお。
そしてその一歩は自分だけの力じゃない。
たくさんの大切なひととの思い出や、繫がりが奇跡のような力となって、手助けしてくれるのだ。

宙ごはん

生きていると、どん底のような時もある。

でも、そこから這い上がって新しい世界が開ける時もある。

だから、「いくつになっても、人は変わることができる」と実感できた物語でした。

そして、それは自分の一人の力だけではなく、周りに生かされているものだと改めて考えさせられました。

④エッセイ

きみの言い訳は最高の芸術/最果タヒさん

色んな人と、何言っているのかわかんないよって笑ってみたい。
人が、自分とはまったく違う人生を過ごしてきたんだということを、大切にしていたい。
100%の理解なんていらないし、したくもないんだ。
きっと人は、ちょっとわからないくらいがちょうどいい。

きみの言い訳は最高の芸術

「わかりあえなさ」と、どう向き合ったらいいんだろう?

そう思っていた時に出会った、最果タヒさんの言葉たち。

「わかろうとしないといけない」「わかってもらわないといけない」そんなことばかり考えてきたから。

「わからないくらいがちょうどいい」に、救われたのでした。

2023年もありがとうございました!

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます!

2023年は、noteのおかげで1か月ごとの振り返りが習慣化できた1年になりました。

毎月、出会った本たちと一緒に振り返ると、自然と前を向くことができて。

noteを通じて出会った、皆さんのおかげです!

本当にありがとうございました🍀

<12月の私の本棚>

12月は21冊と出会えました!

2022年の投稿した記事数は78本だったから、より、アウトプットできた1年でした😊

スキやコメントしてくださった皆さん、改めていつもありがとうございます🍀

後半は資格勉強で更新が減ったけど、続けてくれた私ありがとう!

2023年、本の中で見つけた「言葉」をテーマに、皆さんにある一冊をご紹介する音声配信「言葉で聞く読書」を始めました。

ぜひ、何か作業しながらお聞きください🍀

最後までお読みいただき、ありがとうございました🌈

2024年も、よろしくお願いします!

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