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「感情」を決めるのは、自分自身
今朝ご紹介する本は、『認知行動療法で「なりたい自分」になる: スッキリマインドのためのセルフケアワーク』です📖
認知行動療法は、「認知」に働きかけて感情や行動を変えていく心理療法の一種です💡
「セルフケア」をテーマに、自分で取り組めるワークシートなどと一緒に認知行動療法の基本を学べる一冊です。
本の中で見つけた「言葉」をテーマに、皆さんにある一冊をご紹介していく「言葉で聞く読書」📖
noteを読む時間がない方は、何か作業をしながらコチラをお聞き頂けると嬉しいです🍀
認知の修正⇒感情や行動のコントロールへ
今回、特に学びだったのが、この言葉です📝
✔出来事が感情を作り出すわけではない
感情は、自身の認知によって自ら生み出しているものなのだそう。
考え方を整理してみると、こんな感じ💡
①感情とは?
⇒「認知」が起きた結果、自分の中に沸き起こるもの
②認知とは?
⇒「頭の中にふっと浮かんだイメージ」とか「心の中でつぶやいた独り言」のこと
※その時の状況に応じて、「考えよう」と意識しなくても勝手に浮かんでくるので、別名「自動思考」
だから、「認知」を客観視することで、自分の考え方のクセに気付くことが大切なんですね。
そして、自身の認知を修正することが、感情や行動のコントロールにつながります💡
認知は「価値観」から生まれる
それでは、私たちが無意識に影響を受けている「認知」とは、どういったものなのでしょうか?
認知は、自分の「価値観」「人生観」「信念」から影響を受けているのだそうです。
例えば、こういったことに裏付けられています📝
子どもの頃から、親に言われてきたこと
過去に体験した自身の経験
具体的には、自分が無意識に「〇〇が当たり前」「普通、〇〇だよね」と言っていることが「価値観」や「人生観」です。
「信念」は、例えば、こんな風に自分へ声掛けしている考え方です。
どんな時でも私は完璧にしたい
私は何をやってもうまくいかない
こういった「価値観」「人生観」「信念」を、認知行動療法では「スキーマ」「コアビリーフ」などど呼びます💡
自分の認知/事実を客観視するクセを
認知行動療法では、まず「認知(=自動思考)」を客観的に気付けるようになることが大切です。
簡単に言うと、自身の考え方のクセに気付く⇒修正する⇒感情をコントロールするきっかけにする、というイメージ。
私は、ネガティブな思考に陥りやすいタイプなのですが、これも自分の考え方のクセ(認知)なのかも?と思います。
もし落ち込むような出来事が起こった際には、自分の認知/事実を紙に書き出すなど整理して、客観視するクセを身に付けたいと思います!
具体的なワークを知りたい方は、ぜひ本書をチェックしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀