あなたは何のために働くの??「自分の強み」や「価値観」「ミッション」を東洋の法則から導く☆
「目の前にある具体的な問題は解決できるものの、ビジネスとして、人生として、どちらに進めばいいのかわからなかった」
本屋でたまたま見つけたビジネス・自己啓発本に書いてあった冒頭の文です。その本を手に取った時、まさしく私はその状態でした!!
目の前の事はできるけど、仕事などを走っていくうちに
「あれ?自分何のためにやってるんだ?何がしたいんだっけ?」
と分からなくなっていました。
そこから、自分を知るために色んな人と話したり、本を読みました。
今回紹介する本は、その中で出会った本で
篠田法正さん著書『持って生まれた力を最大化させる 東洋の成功法則』です。
この本は、私が読んだり聞いたりした【自分を知る】方法の中で、ちょっと解決方法が違う、面白い本です!
今、重要視されているミッションの大切さ
この本を紹介する前に、ミッションとはなぜ大切なのか、ミッションとはそもそも何なのか?を取り上げていきたいと思います。
わかりやすいサイトを見つけたので参照ください。
ミッションとは、個人や企業の日々果たすべき使命、存在意義のこと。
個人にすると
「なぜ私達は生きているのか、働いているのか?」という志しや目的のようなものです。
私は「Doing(手段)」に目が行きがちですが、大切なのは「Being(目的・ミッション)」。この「Being(目的・ミッション)」が明確であればあるほど才能や力が発揮され、何をするにも迷わない軸になると思われます。
確かに、日常会話や仕事でも「なぜなら〜」と理由や目的が明確だと分かりやすいし、行動してる時も迷わないと感じがあります。
自分のミッションや目的が明確になれば、仕事など生活する上でも役に立つ事ばかりかもしれません。
また、自分の経験談ですが、自分に自信がない方(自己肯定感が低い方)や強みを知りたい方にも、ミッションの明確化はオススメだと思っています。
どうやってミッションを見つけるのか?
肝心なのは、どうやって見つけるのか?だと思います。こちらの本では、宿命+環境=運命という前提の元、いくつかのワークをして自分のミッションを明確にしていきます。
①-1 宿命(才能のタネ)を知る
宿命とは生まれ持ってもらった「才能のタネ」の事。持って生まれた性質で変える事はできないもの。この本では、自分がどんな「才能のタネ」をもっているのかを「算命学」で明らかにしていきます。そして、「才能のタネ」がどう育つかは、育ってきた環境次第になると筆者は言っています。
「自分がどんな才能のタネを持ち、どんな環境でそのタネが育つかを理解することが、自分の力を最大化する事になる」
この算命学をするには、本にあるQRコードにアクセスして自動計算で占えます!
タイプは10種類あり、5つの場面に当てはまるのが多いタイプが「自分のタネ」になります。
①-2 なぜ算命学なのか
算命学は、「王社の占術」とも呼ばれ、東洋の弟王が戦いに勝ち、国を治め、人材を活用するために発展してきた学問だそうです。理屈が分からないものや使えないもの、あやふやなものは長い歴史で消え去っていく。しかし、算命学は、3000年以上も受け継がれ、発展してきたという事実があり、人間分析の知恵そのもの。
現代の政治家、経営者の方も密かに算命学を使っている方もいるそうです。現に算命学を学び、ミッションを見つけ、「売り上げが急増した」「起業に成功した」「資格に合格した」「ワクワクする夢が見つかった」「明るくなった、自信がついた」などの声が多数寄せられたそうです。
②-1 人生経験から聞こえる「心の声(コア)」を知る
次のワークは、過去を振り返る事で聴こえてくる、感情的な自分の中の声(コア)を、探していくワークです。
ワーク①現在の自分が何を大切にしているかという価値観を探します
ワーク②特に幼少期の環境の中で、どんな思いが凝縮されてきたのかを探します
ワーク③ワーク①で自分が最も重要だと思うものを3つあげる。また、ワーク②で何度も出てくる言葉、感情を表す言葉、インパクトのある言葉にチェックをつける
ワーク④ワーク③の言葉を眺めて、共通点のようなもの、底流に流れる本質的な思い、その時にで送るセリフがら「コア!」なのだそうです。
②-2 なぜコアを知る必要があるのか?
なぜ、宿命だけではなく、コアをしる必要があるのか?「人の行動は90%無意識(潜在意識)に行われているもの」言われているくらい、人の言動には潜在意識が大きく関わってきます。
<<潜在意識は、過去の経験が無意識に蓄積された価値観、習慣、思い込みから形成され、何より新しい変化を嫌がります>>。(引用①)
これから自分が変わろう!行動を変えよう!と言う時に、潜在意識がもとの考え・行動に戻そうとするのです。
その頑固な潜在意識の現状維持メカニズムを、圧倒的なパワーをもつ「コア」とゆう大きなエネルギーで止めるんだそうです。
③才能のタネとコアの関係性を知る
算命学で出た「才能のタネ」と今までの経験から来た心の声「コア!」の関係性を見つける。これは、心の声(潜在意識)はここから来たんだ〜という自己理解になるようです。
④ミッションを見つける
ミッションは、「コア」というエネルギーに、誰にどんな価値を与えるのか?という「方向性」を持たせたものになります。
この本では、「人生の目的であり、人に価値を与えるもの」がミッションの基本とされています。そして、ミッションを考えるときは、頭で思い浮かべるのではなく、必ず文章にするのがポイントだそうです。
コアやミッションには正解はなく、何度もブラッシュアップして、方向性に「納得する」のが大事のようです。
④-1 ミッションの見つけ方
「コア」をもとに「よし、これでいい」と思える羅針盤を見つけます。いくつかの質問に回答しながら基本型にそって考えていきます。
基本型は
・誰に→→どんな人に価値を与えるのか?
・どんな手段で→→自分のどんな才能・経験をつかって価値を与えるのか
・どんな価値を与える→→どのような幸せや喜びを提供するのか
です。
「コア」を育むことになった経験がどんな状態だったのか、「○○になっている人に」と対象が見つかるかもしれません。もし、タイムマシンでその時に戻れたら、「自分に向かってどのような価値を与えられるか?」を踏まえて考えていきます。
⑤より自分を生かすために
ミッションを見つけたら、常に意識し方向性を確認しながら実践していく事が大事!で、いくつかオススメが載っていました。
・頻繁に目に触れるようにする
・短いキャッチフレーズを作り常に意識できるようにする
・意図的に「自分軸」について考える時間をつくる
・仲間やコーチ(メンター)をみつける
・ミッションの先の夢がかなった想像をする
最後に
人間は、一人ひとり全く異なる才能をもっている。「自分のミッション・目的」はつくるものではなく、見つけるもの
と本書で話しています。
自分の宿命を知って、才能を輝かせる環境を整えるシンプルな成功法則。私もこの本を読んで、自分の才能のタネやコアを知り、自分のミッションを発揮できそうな環境を考えることで、自信や夢がどんどん広がりました。
この記事や本を通して、今後の人生がさらに良くなる方が増えればいいなぁ〜と思っています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
遠藤まい
<引用①>
<参考文献>
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