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これからの書き手には「国語力」よりも「感情力」が必要だ

これからの書き手には「国語力」よりも「感情力」が必要だ

 学校の国語の授業で、こんな問題を解かされたことがあるだろう。

「下線部のときの主人公の気持ちを書きなさい」

 おもしろくもない小説を読まされて、主人公が思っていることを書かされる。そこで先生が用意したものと違う気持ちを書いてしまえば「✕」だ。主人公の気持ちには「答え」があって、それに合わせないといけない。

 ぼくらが国語の授業で習ってきたのは、こうして相手の気持ちを汲みとり、空気を読み、他

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片手間で教える文章講座1 「ユニバーサル日本語」の書き方

片手間で教える文章講座1 「ユニバーサル日本語」の書き方

私は安田峰俊。プロのルポライターをやっている者だ。この年末年始、20代の後輩ライターに原稿の書き方を教える機会があったり、別の場でかなりヤベえ水準の新人の原稿を読まされる機会があったりしたので、思ったのである。ちょっと文章術を世間に伝えてみようと。

第1回記事で書いた通り、私は大学院修了後に就職に失敗してから、1文字1円以下のウェブライター→コンビニ売りの怪しい500円ムックの執筆者→裏モノ・実

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読まれる文章は「冒頭」で勝負がつく

読まれる文章は「冒頭」で勝負がつく

読まれない文章は「存在しない」のと同じです。

……というのは言い過ぎかもしれませんが、この文章の主旨が「文章は冒頭が大切である」というものなので、あえて言い切ってみました。

読んでもらえる文章を書くためのシンプルな方法。それは「冒頭、一行目でつかむ」ことです。冒頭をしくじるとせっかくの文も読んでもらえません。逆に同じ内容を伝えるにしても、冒頭にインパクトが与えられれば読まれる確率は上がります。

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美女のセックス事情から、飲食店の家賃・売上まで。なんでも聞き出すbar bossa林さんのインタビュー術

美女のセックス事情から、飲食店の家賃・売上まで。なんでも聞き出すbar bossa林さんのインタビュー術

ごはん屋さんを探すとき、ぼくは『食べログ』を使っています。

良かったなと思ったお店は食べログのアプリ内に登録しているのですが、リピートしようと検索したときに、「閉店」となっていることが少なくありません...。

飲食業って、全業種のなかで一番廃業率が高いそうです。

加えて、帝国データバンクによると、2018年度に倒産、休廃業、解散した飲食店は1,180件で、2000年度以降では最多となりました

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「書く力」で稼ぐということ

「書く力」で稼ぐということ

「書く力が生きる上でアドバンテージになる時代なのだと思います」というブログを読んだ。

要約すると、いまの時代「書く力」があれば

・ライターとしてお金を得る
・アフィリエイターとしてお金を得る
・ブロガーとしてお金を得る

ということが可能になり、会社に頼らずとも自分の力で自分の未来を切り開いていけるよ、と。

確かにそうだなぁと思う。私が駆け出しのテックライターだった頃(95年頃)に比べると、

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未経験からライターの仕事を得るためにやった5つのこと

未経験からライターの仕事を得るためにやった5つのこと

フリーライターになって約1年10ヵ月が経過します。

振り返ると、ここまでさまざまなお仕事をさせていただいたなあ……。

私はコネがなくほぼ未経験からフリーライターになったんですが、なんとか今生活ができています。(会社員と平行してブログを書いたり、コラムを書いたりして独立の準備はゆるくしていたけれど、ライターとしての取材案件などは一切なし。フリーランスの知り合いもゼロでした)

そこで今日は、コネ

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